・いつも頭の中がうるさくて行動できない
・自分の選択、自分の人生、このままでいいのかな
いつも踏み切れないことに嫌悪したり、自分の選択や生き方に自信がなくなったりすることはありませんか?
選択肢の多い時代だからこそ、迷いを断ち切り、前に進める力は大切です。
対人関係、進路、どんな悩みでも迷わない、自分の軸を見つけていきましょう。
目次
迷いが断ち切れない原因とは?
人生に迷ってしまった時にまず大切なのは、なぜ迷っているかを客観的に見ることです。
客観視するということは、起こった出来事などを自分の視点や感情を除いて第三者の目線に立つということです。専門用語では、メタ認知と言います。
起きていることを第三者目線で考えると、どういう状況が原因で、自分は何に迷っているのか、構造的に理解することができます。
迷っている原因を客観視する方法
自分を客観視する方法は、「なぜ自分は迷っていて、生き方に自信が持てないのか」、思い当たることをすべて書き出してみることです。
この時のポイントは、なんでも書き出してみることです。
まず、紙に書き出すことでとってもスッキリした気持ちになります。
そして、自分の本音を書き出すことで、例えば、
と客観的に自分を捉えることができ、根本的な原因を見つけることができます。
迷いを断ち切る5つの行動と考え方
自分を満たすことは何かをしっかり理解すれば、迷いが生じることは少なくなります。
まずは自分を見つめ直し、それに従い心がけや行動を変えたり、マイルールをつくって、迷いを断ち切っていきましょう。
①小さなやりたいことをやってみる
みなさんは、やりたいことをできていますか?
仕事でもプライベートでもどちらでもいいです。もしできていないのであれば、それはなぜでしょうか?
生き方に迷いが生じたり、自信がなくなったりしている時は、心が別のことを求めている場合が多いです。
不安になってしまっている時こそ、自分の本当にやってみたいことをただやってみましょう。
行きたかったお店に行く、カラオケに行くなど、どんな小さなことでも構いません。やりたいことを実行するだけで、簡単に良い方向に歯車が回っていくはずです。
これまで後回しにしてしまっていたやりたいことをやってみてください。
②人生の目標を決める・再確認する
人生の目標や成し遂げたいことを、自分に問いかけてみてください。
人それぞれ叶えたいことは違うはずですが、自分が心から幸せになれることをぜひ考えてみてください。
ポイントはその目標を立てた時に自分の心がワクワクするかどうかです。
例えば、「お仕事で成功して○○という役職に就く!」という目標を決めたのであれば、そのために何をしなければいけないかが明確になるはずです。
お仕事だけでなく、「毎月旅行に行く!」という目標を立ててもいいかもしれませんね。
自分の心に正直に人生の目標があれば、自分に自信が持てますし、迷うこともなくなるはずです。
すでに目標を立てている人は、忘れてしまっていないか、達成するために行動できているか、目標へのプロセスを含めて再確認してみてください。
③人生の優先順位を決める
人生で優先していることはありますか?
お仕事、趣味、友人、恋人などあなたの中で大切にしたいものがあると思います。
それを明確に決めておくことはとても大切です。
優先すべき事項を決めないことで、毎日あれもこれもと手を付けて、やってはいるけど進んでいないということになりかねないからです。
自分の人生で大事にしていきたいものを基準に、自分ができること、できないことをきちんと判断することで、迷いがなくなり、目の前が明るく開けるはずです。
④信頼できる人の意見に耳を傾ける
生き方に自信がなくなったり、人生に迷ったりする時は自分の殻に閉じこもってしまっている場合が多いです。
隣の芝生は青く見えるというように、他人をうらやましく思ってしまっているとなおさらです。他人の話を聞いて、取り入れることが素直にできなくなってしまいそうな時こそ、周囲の尊敬できる人に相談してみましょう。
ポイントは、意見を聞いて取り入れてもいいと思える尊敬している人を選ぶことです。相談してみると、自分にない意見が出てきて、腑に落ちることがあります。
素直に他人の意見を取り入れてみるのも、人生を客観視して前に進むヒントになるはずです。
⑤文句や愚痴を言わないことを心がける
自信がなく、人生に迷ってしまっていると、自分の置かれている環境に苛立つことがあります。
それを他人のせいにし、文句を言っていると、さらに心がすさんでしまいます。文句として出てくる言葉や思いを一番感じ取っているのは自分自身だからです。
つらい時だからこそ、ポジティブで明るい言葉を使用すると、心が穏やかになるはずです。
例えば「なんで自分だけ!」と思うことがあっても「何とかなるからやってみよう!」と少しだけベクトルを外に向けるだけで、人生が豊かになっていく気がしませんか?
まずは言葉から変えて、迷いを消してしまいましょう。
生き方に迷ったときに読みたい名言3つ
①岡本太郎の名言
岡本太郎は日本の有名な芸術家ですが、彼も最初からやりたいことがあったのではなく、自ら行動して、人生をかけて情熱を注ぎこめる物に出会うことができたのだと分かります。
人生をかけてやりたいことを見つけたいと思える力強さがありますね。
②スティーブ・ジョブズの名言
とても奥の深い言葉です。「今日が最後の日であったら、どんな選択をするか?」という観点はとても大事です。
毎日が同じことの繰り返しであると、その日を大切にすることを忘れてしまうものです。その1日は、誰かが生きたかったと思う1日かもしれません。
日々の瞬間の決断を大切にすることを意識できたら、自信がないや人生に迷ってしまうという言葉は出てこないのかもしれませんね。
③松岡修造の名言
自信がなくて、迷っている人生が好きならそのままでいればいいかもしれない。ただ、想像した自分が嫌だったら自身を変えるチャンスでもあるということですね。
コツコツ努力を重ね、自分を信じ続けた松岡修造さんだからこその名言と言えます。
最後に
長い人生の中、生き方に自信がなくなったり、迷いが生じたりすることは誰しもあることだと思います。そのとき、そのままずっと立ち止まってしまうのか、断ち切って前に進むのかで人生が大きく変わってくると思います。
ぜひ、自分の軸を見つけ、行動していって下さい。
一歩前に進む勇気を持って、人生を充実させましょう。