世の中の成功者や事業家たちは、共通して習慣が大事だと言います。
それほど、習慣化が人生を変えると言っても過言ではありません。
そこで今回は、うまいく人に共通した成功する習慣3つと、身につける方法を、具体例と一緒に紹介していきます。
目次
できる人に共通!成功する3つの習慣
習慣を味方にすることで人生が変わると言われているのをご存じでしょうか?
自分の達成したい目的に対して、目標を掲げたときに、自分の中でタスクを習慣化してしまうととても楽になります。
例えば、一般的に習慣化している場合が多いのが、歯磨きです。
朝起きて自分のタイミングで磨くと思うのですが、毎日「今日は歯磨きどうしようかな」と考えることはあまりないと思います。
歯磨きと同じように習慣にしてしまうことは、行動を継続することにおいてとても大切なポイントです。
では、成功者達は一体どのような習慣を身につけているのでしょうか。3つご紹介していきます。
①早起き
早起きは三文の徳という諺(ことわざ)があるように、朝の時間を有効に活用すると人生が大きく変わっていきます。
成功者の朝の活用例
スティーブ・ジョブズは6時に起きて子供が目を覚ますまでの時間を大切に過ごしていたそうです。
ハワード・シュルツは、朝4時半に起きて愛犬の散歩をし、5時半からは、最愛の妻のためにコーヒーを淹れているそうです。
ではなぜ、朝型の生活をしているかというと、早朝は自分だけの時間がとれ、頭も冴えているからアイディアも浮かびやすいという理由があるからです。
加えて、心の余裕も生まれやすく、ストレスから解放され、前向きになれます。
成功者は人が寝ている時間に仕事をして、一歩先に進んでいることが分かりますね!
早起きのメリット
現代人は、ストレスや生活リズムの乱れから自立神経が乱れがちと言われています。
そこで、早起きするメリットを考えてみましょう。
・生活リズムが整うと、仕事の集中力も高まる
・朝日を浴びることで自立神経が整う
・時間に余裕ができ、ストレスが緩和される
・ストレスの軽減で、やりたいことへの意欲が湧く
朝の時間は、1日の中でも特に静かなので集中力が高まりやすいです。
1日の予定を朝に立ててしまえば、その日の時間を無駄にせずに済むなど、早起きにはメリットばかりです。
②失敗から学ぶ姿勢
起こってしまった失敗に対してこの失敗から何を学び、次にどう活かすかを常に意識する習慣は、自身の成長へと繋がっていきます。
成功者の失敗に対する考え方
いくら失敗しても諦めなかったことで有名な成功者の中に、発明家のトーマス・エジソンがいます。
彼の言葉に「失敗ではない。うまくいかなかった1万通りの方法を発見した」という言葉があります。
失敗を失敗と捉えず、うまくいくためにはどうしたら良いのか考え、そのためにうまくいかなかったことも全て活用することだけを考えていたのではないでしょうか。
成功するまで続ける過程は失敗ではなく、目的の達成のための道しるべであることを理解しておくと「失敗もどんとこい!」という気持ちになりますね。
『失敗から学ぶ』で大切なこと
失敗から学ぶ習慣を付けるということは、自分の思考の癖をつけるという意味です。
失敗した時に、どんな考えが頭の中に浮かびますか?
・「またやってしまった。もう私には無理だ」と自己嫌悪に陥る。
失敗という事象に対して、ネガティブに捉えてしまうことが癖で、それが習慣になってしまってはいないでしょうか。
ネガティブな考え方の癖を変え、失敗から多くのことを学ぶという考え方にシフトし、習慣化することが大切なことです。
考え方の癖は、そう簡単には変えられず、変えるときは意識し続けていくことが大切です。
③優先順位を付ける
自分の人生の中で、もっとも優先させたいことは明確でしょうか?常にそれを意識的に考え、行動しているでしょうか?
実は、それも考え方の癖であり、習慣です。
あれもこれも大事と優先順位を明確にしないと、すべてに時間が割かれてしまいます。
成功者の優先順位の付け方
世界中を飛び回ってバリバリ働いている成功者たちは、時間をとても大切にしています。
目に見えない分、多くの人は、時間をお金のように大切にしない傾向にありますが、「時間=命」と言われるように、何に優先して時間を使って生きていくかで人生は大きく変わってきます。
ビル・ゲイツは徹底したスケジュール管理で無駄を省き、ワークライフバランスを大切にしているとのこと。
数分単位でも時間を無駄せず、徹底して管理して、自分の優先すべきことに時間を使う。優先順位の付け方が明確になっているから成せることと言えるでしょう。
優先順位を付けるメリット
本当に大切なことにのみ、時間をつかえるようになったらいいですよね。
自分の人生を豊かにするために何を優先するのかを常に考えてみてください。
優先すべき事項が決まると、物事を選択する時に悩まなくなるはずです。
時間のロスを避けることができるようになります。
思考は目に見えませんが、行動で表現されます。
優先順位を明確にし、行動できるようになると人生に変化が出てくるはずです。
成功する習慣を身につける3つの方法
成功者が習慣としていることを3つお伝えしました。ただこれを急にやれと言われても難しいですよね。
毎日10個英単語を覚えるという目標があったとしましょう。毎日「あー今日いつやろうかな」「このTV観終ってからでいいや」しまいには「明日からでいいや」と思ってしまい、そのままなかったことになる。
そんな経験はありませんか?
では、決まった時間に必ずやるように習慣化してしまったらどうでしょうか。
3週間くらいは、慣れるまでに努力が必要かもしれません。ただ3週間くらい同じことを繰り返すと、やらないことが気持ち悪くなってきます。
習慣化されると、その行為自体が辛くなくなるので、目標達成に向けて一歩前進することができるのです。
そこで次は、習慣を定着させるための、おすすめの2つの方法をお伝えしていきます。
なぜ?の意識を常に持つ
自分が行っていることや、決断したことすべてに対して、なぜそれをやるのかを考え、自分の中に落とし込むことはとても大切なことです。
自分で納得していれば、決めたことを習慣化しやすくなるからです。
例えば、なんとなく決めたこと、曖昧な目標に対して、積極的に行動しようと思いますか?なぜそれをやるのか、やりたいのか、を明確にして、落とし込みができていれば、積極的にできるようになるはずです。
朝の早起きも、目的が明確でなかったら、絶対に長続きしません。
人は楽な道を選んでしまう生き物だからです。自分の「なぜ」が明確であることで、今までの楽をしていた習慣を超えて、新しい習慣へと行動をシフトしていくことができるはずです。
まずはなぜそれをやるのかを自分が納得して、行動できるところまで落とし込んでみて下さい。そうすることで、積極的に習慣化させようと努力したいと思えてくるはずです。
継続できるマインド作りをする
習慣化するためには、継続することは当たり前です。ここでポイントなのが継続することを意識しすぎないことです。
継続は力何なりという言葉はありますが、継続させることにのみ力を注いでいたら、本末転倒になってしまいます。
継続することに意識を向けるのでなく、継続して力がつき、人生が豊かになっていく未来の自分の姿に意識を向けてみましょう。
習慣になるまで3週間くらいは、強制的にやらざるを得ない環境を作ってしまうのも一つの手です。
例えば早起きであれば、朝にミーティングや、朝活イベントなどの予定を入れてしまうことで、参加せざるを得ない状況になりますよね。
失敗から学ぶ姿勢は、失敗したらとりあえず「逆にチャンス」という言葉を使うようにしてみることで、チャンスと捉える思考プロセスに、言葉から持っていくなどが考えられます。
優先順位は、自分のなかでまずは優先順位の低いことを、ルーティン化してしまいましょう。洋服にこだわりがないのであれば、曜日ごとに着る服を決めてしまう。朝ご飯を固定メニューにする。
優先順位の低いものを考えなくても選択できるようにしておくことで、優先順位の高い選択に注力する習慣をつけることができます。
継続することに力みすぎずに、実行していきましょう!
最後に
今回は、成功者が実践する3つの習慣、「早起き」「失敗から学ぶ姿勢」「優先順位の付け方」を身につける方法をお伝えしました。
生活をしていると、あっという間に時は過ぎていってしまいます。時間は目に見えないけれど、有限です。
自分の人生を有意義に、成功させるためにも、自分が本当に心から望むことを叶えるための習慣を作っていきましょう。
叶えたい目標や、大切な夢のために、より良い習慣を身につけ、欲しいものを手に入れていきましょう。
自分はできると信じて、笑顔で日々を送っていってください。