「自分を変える方法4つ」色々試しても変われなかった人へ

「自分を変える方法4つ」色々試しても変われなかった人へ 前向きな人生にする方法
「こんな自分を変えたい…」このように、現状の自分や自分の人生に満足していなかったり、日常に漠然ともの足りなさを感じている人に向け、自分を変える方法をいくつかご紹介します。
現在の自分自身に・・・
この1年間を振り返って・・・
これまでの人生を振り返って・・・

あなたは、100%満足できていますか?

恐らく、世の中の多くの人は満足していないでしょう。

満足していない自分に気づいたとき、人は変化を求めます。

そして、その変化の対象に真っ先に思いつくのは、自分自身。

今回の記事では、そんな「自分を変える」「自分を変えたい」と思っている方に向けて、自分を変えるためのオススメの方法をご紹介いたします。

矛盾?変わりたいのに現状維持をしたい私たち

「自分を変えよう」「自分を変えたい」と思っても、即座に行動できる人はなかなかいません。

「変わりたい」という意思に反して、変わることに恐怖を覚えたり、このまま現状を維持したくなることも。

その原因は、大きくわけて3つあります。

自分に甘い

自分に甘い

1つ目の原因は、「自分に甘い」です。

「変えたい」と心では望みつつも、自分に甘く、自分の感情や行動をコントロールできないことで、変化を起こすことができず、現状を維持してしまっているのです。

わかりやすい例では、ダイエットが挙げられます。

「痩せてかっこよくなりたい」「痩せて綺麗になりたい」と思い、ダイエットを始めてみるものの、1週間も続かずに終わってしまう原因は、「自分に甘い」からなのです。

周囲の人からどう思われるかが怖い

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周囲の人にどう思われるか怖い

2つ目の原因は、周囲の人の目が気になってしまい、行動に移すことを躊躇してしまうからです。

これは性格的な話ですが、「変化」を起こす際に大きな障壁であることは間違いありません。

育ってきた環境の中で、人の目を気にしなければいけない経験があり、それが蓄積されることにより、何か行動を起こすなら気づかれずに起こしたい、と思うようになるのです。

リスクが怖い

リスクが怖い

3つ目の原因は、変化を起こすことで現状よりもマイナスの結果になってしまう可能性を考えてしまうから。

現状の自分に対して、不満足であれば行動に移せるでしょう。

しかし、「満足はしていないけど、不満足でもない」という状態であれば、行動には移せません。

移すことで不満足な状態に陥ってしまうぐらいなら、「我慢しよう」と思ってしまうのです。

これは、「転職」が最も当てはまる例ではないでしょうか。

「今の仕事にやりがいはないけど、給料は良いから生活は安定している」という場合、仕事にやりがいを求めなければ、変化を起こす理由はなくなります。

ついつい現状維持してしまう3つの原因を解説してきましたが、この3つの原因を理解した上で、これから紹介する4つの方法を実践してみてください。

きっと、あなたの中で何か変化が起こり始めるでしょう。

具体的な目標や「自分はどうしていきたいか」を考える

具体的な目標や「自分はどうしていきたいか」を考える

「変化」を試みたことがある人の多くは、まず目標を考え、目標を達成するための行動を考えたのではないのでしょうか。

しかし、この方法で進めてしまうと、多くの場合、失敗してしまいます。

「自分を変えたい」と思い、目標を考える前に、まず行うべきことは自分を見つめ直すこと。

つまり、なぜ自分は「今の自分を変えたい」と考えているのか、その動機をきちんと認識することが、まずはじめに行うべきことなのです。

そうすることで、「自分を変えたい」ではなく、「自分は●●が理由で、自分を変えたいと考えている」という認識に変わり、自分の変化に対して強い意志を持つことに繋がります。

そして、動機を自覚したことで、目標を考える際、曖昧な目標でなく、より具体的な目標設定ができるようになるのです。

前述の「転職」の場合は、

「自分は仕事にやりがいを求めていて、やりがいを感じられないから転職をしよう」
          ↓
「自分はどんなことにやりがいを感じるのか」
          ↓
「やりがいを感じるのは、〇〇のとき」
          ↓
目指すべき仕事が理解でき、その仕事の求人を探し始める

といった流れで変化を起こすことになります。

動機を理解したら、次は目標を立てましょう。

今、あなたがやりたいことや挑戦したいことが思いつくならば、その目標の内容や時期、期限、タイミングなどを具体的に設定し、その設定した目標を最終目標とし、最終目標を実現するために必要な小さな目標を考えましょう。

もし、「変化」は望んでいるものの、明確にやりたいことや挑戦したいことが見つかっていない場合は、現状を大きく変えるのではなく、現状にプラスアルファとなる変化を起こすことをオススメします。

新しい趣味を探してみたり、新しい習慣を作ってみることで、少しずつ変わっていくでしょう。

考え方を変える

考え方を変える

「自分を変える」ためには、身につけるべき考え方がいくつかあります。

ここでは、その考え方をご紹介いたします。

日々、目的意識をもつ

日々、目的意識を持つ

小さな変化を積み重ねることは、後々、大きな変化に繋がります。

そのためには、どんなことでもいいので、日々の生活の中に、何か目的を持つことが大切。

ことわざにも「一日一善」とありますが、人のためであろうと自分のためであろうと、何でも構いません。

・本を10ページ読む
・誰かの手伝いをする
・いつもより10分早く起きる

など、朝起きたときに、今日一日行動するにあたっての目的を考えて、実行してみてください。

何事も「やってみよう」と考える

何事も「やってみよう」と考える

世の中には、絶対に失敗が許されないこともありますが、最終的に成功すれば良いことも多くあります。

だからこそ、はじめから完璧を目指すのではなく、失敗を前提に「やってみよう」と軽い気持ちで挑戦することも、自分に変化を起こすきっかけとなります。

気軽な気持ちでやってみたことが積み重なって自分の力となり、いつか「変化を起こそう」と考えたときに、必要になるスキルとなっているでしょう。

自分の限界を自分で作らない

自分の限界を自分で作らない

人は、過去の失敗経験や悔しい経験を思い出し、自分に対して、ついついネガティブに考えてしまうもの。

越えなければいけない壁にぶつかったときに、「無理だ」と自分の可能性を諦めるのではなく、

「どうしたら、この壁を乗り越えられるのか」
「この壁を乗り越えられたら、自分はどう変われるのだろうか」

と考えるようにしましょう。

そうすることで、自然とモチベーションは上がり、苦戦しながらも壁は乗り越えられるでしょう。

行動を変える

行動を変える

考え方に続いて、次は行動についてです。

ここでは3つ紹介いたしますが、あくまでも一例です。

変化を望む動機は、人それぞれ異なるため、その動機に合った行動をとることが、自分を変えることに最も繋がります。

今回ご紹介するのは、漠然と自分を変えたいと思っている場合に有効な行動です。

日々のスケジュール管理に目標を連動させる

日々のスケジュール管理に目標を連動させる

社会人になると、プライベートだけでなく、仕事のスケジュール管理が絶対となり、多くの方は手帳かスケジュール管理アプリを使っているかと思います。

スケジュール管理をするにあたり、年初めや月初めに、前年前月の振り返りをおこない、その上で翌年、翌月の年間、月間目標を考え、手帳の見えるところに明記します。

また、この作業はしっかりと時間をとって考えることで、より意味のある目標となり、それはそのまま自分の行動に反映されます。

限りある時間だからこそ、有意義に使えるように、目標と行動を連動させることを徹底できれば、自分を変えていけるでしょう。

自分が尊敬している上司、先輩、友人に相談してみる

自分が尊敬している上司、先輩、友人に相談してみる

自分だけで考えることも必要な時間ですが、時にはマイナスになってしまうことも。

なぜなら、自分一人で考えても、それはあなたの価値観や知識の範囲内で考えられるものに留まってしまうからです。

人は、育ってきた環境や経験が違うからこそ、性格や価値観も、それぞれ違います。

尊敬できる人に相談することで、あなたが考えつかなかった考え方や行動を教えてくれるでしょう。

新しいことを始めてみる

新しいことを始めてみる

自分の世界や価値観を広げるために新しいことを始めてみるのは、最も容易にできる行動ではないでしょうか。

読書、映画鑑賞、スポーツ、旅行など、何でも構いません。

新しい世界に飛び込むことで、必ず新しい発見があります。

新しい自分の側面を知る機会にもなります。

はじめてみて、「何か違うな」「面白くないな」と思うのであれば、元々やっていなかったことなので、辞めてしまってもいいのです。

3つ紹介しましたが、行動において大切なのは、変化を生むために一歩踏み出すこと。

はじめから大きな変化を望まないのであれば、今回紹介した行動を実践してみてください。

環境を変える

最後は、「環境を変える」です。

考え方や行動と違い、「環境を変える」ことは必ず大きな変化をあなたに生み出すでしょう。

しかし、マイナスの変化を生んでしまうリスクがあることも、必ず覚えておいてください。

関わる人を変える

関わる人を変える

休みの日や休憩時間に一緒にいる人を変えることで、変化は必ず生まれます。

新たに関わる人から、新しい刺激や価値観、楽しい時間などが得られるでしょう。

昔から、人との出会いは人生を左右するといわれているように、人と人はお互いに刺激し合う生き物。

安らぎや安定を与えるときもあれば、競争を生むこともありますが、それら全てが新しい刺激であることには変わりません。

その刺激から、あなたの価値観や性格は影響を受け、自分を変えることに繋がっていくでしょう。

仕事を変える

仕事を変える

社会人であれば、仕事を変えることは、最も大きな変化を生むきっかけになります。

なぜなら、社会人になってからは仕事をしている時間のほうが長いため、仕事を変えることは日常を変えることになるからです。

所属する企業を変えれば、自ずと勤務場所から仕事で関わる人、時間の使い方、給料など多くのことに変化をもたらします。

しかし、転職をしたからといって好転する保証はどこにもないため、転職を選択するのであれば、どんな変化が起こっても自分で責任をとるしかないということは覚えておきましょう。

住む場所を変える

環境を変える

住む場所を変えることで、変化は生まれます。
職場までの経路だけでなく、日常で利用するお店も変わります。

しかし、これはあくまでも気分転換、リフレッシュぐらいの効果しかないとも言えます。

転職を伴う引っ越しであれば、大きく変わりますが、単純に住む場所を変えただけでは、基本ベースの自分に変化は生まれないため、数年経てば、当たり前の景色となってしまうことは忘れないでください。