「生きる意味は?」
「存在意義は?」
そんな風に、生きる意味を見失ったり、正解を求めて心が窮屈な方へ。
強いて答えらしいことを言うならば「人生に意味はない」です。
だからこそ、自由に意味づけたって良いし、気持ちよく生きていい。
今回は、「意味のない人生」を自分らしく意味づけ、活き活きと生きる方法をご紹介します。
目次
人生や生きている意味を見失ってしまう原因
毎日楽しくしていたのに、いつの間にか「私なにやっているのだろう」と立ち止まってしまって、前に進めないような気持ちに陥ったことはありませんか。
筆者も大学を卒業して入社したマスコミ業界で流れる時間が早すぎたのか、自分がどこかに置き去りにされてしまって、人生の意味を見失ってしまった時期がありました。
ではなぜそんなことが起きるのか原因を探ってみましょう。
毎日忙しい
毎日朝から晩まで仕事をして、家に帰ると疲れてすぐに寝てしまい、自分の時間が取れていない生活を送っている。
もしくは、家事や育児に追われていて自由な時間が無く、いつも時間や心に余裕を感じることができていない。
このように、毎日が忙しく、自分のための時間をとれていないと、生きている意味を見失ってしまいます。
暇で考える時間がありすぎる
時間がありすぎると、忙しい方とは違って人生とは何なんだということを深く考えるられる時間が多くあります。
深く考えてポジティブな方に向かえばいいのですが、考えれば考えるほどドツボにはまってしまい、悪循環に陥ってしまう方も多いのではないでしょうか。
何か信念を持って行動していないと、人生を意味づけるのは難しいので、ずっと思考の世界にいると、生きている意味を見失ってしまいます。
孤独である
人は人と関わって喜怒哀楽さまざまな感情を通して人生を豊かにしていくものです。もし人との関わりが無ければ、生きている意味を見失ってしまいます。
家に帰っても「ただいま」と言ってくれる人がいないとき、休日一緒に遊びに行く友人がいないとき、携帯に連絡が全然来ないときなど、寂しいと感じる瞬間は人それぞれあるかもしれません。
精神的な孤独感は、生きている意味がないと思わせてしまうものです。
人生に意味はない
自分の人生の意味を誰かに聞いても答えを持っているはずがありません。
生きる理由に、明確に決まった正しい答えがあるわけではない。その意味で「人生に意味はない」のです。
自分で自分に「生きる意味」を与える
むしろ、自分で自分の人生に意味を見出し、もっと柔軟な心で生きたっていいということ。
例えば、今までしてもらったことへの恩返しをしていくことかもしれません。
仕事で大成功して社会に大きな貢献をもたらすことかもしれないし、毎日毎日「楽しい!」と思って過ごせることかもしれません。
一度きりの人生。
せっかくなら、「最高に意味のある人生だった!」最後にそう思える人生にしていくことはできるのです。
大切なのは、自分の人生に責任を持つこと
自分の人生の責任は自分で持たなければなりません。
誰かの意見を聞いて、その通りにやってみてうまくいかなかったときに、果たしてその方はあなたの代わりに責任を取ってくれるのでしょうか。
人生は決断の連続です。
すべて自分のもので自分で決めることができるし、変えていけると理解していることがとても大事です。
同時に、誰かに言われたことだとしても、その通りに自分が行動するかどうかは自分次第です。
自分の人生に責任を持つという感覚は忘れないでください。
自分で人生を意味づける方法
人生とは毎日の積み重ねで作られているものです。だからこそ日々楽しく、充実させてより良いものにしていきたいですよね。
筆者も転職をした先で、慣れない仕事に追われ、毎日朝早くから夜遅くまで働く中で、生きている意味を見失いかけたときがありました。そのときは、飲めないお酒を飲んで憂さを晴らしていました。
ただ逃げても何も変わらないし、自分から変えていかないとチャンスは巡ってこないのだと今になってわかりました。
自分がどう人生や生き方に対して、良い意味づけをしていくかで180度変わっていきます。
今までと考え方を変える
考え方を変えることは、人生にとても大きな変化をもたらします。
ただ、急に今までのネガティブ思考を「ポジティブ思考にしましょう!」と言われても、簡単に今まで培ってきた思考を変えることは難しいかもしれません。
思考には癖があって、Aという出来事が起こると必ずBと言う考え方で解決しようとします。そこから得られる結果は今までと似たようなものになってしまいます。
もしネガティブ思考が癖なのであれば、変えていかなければいけません。
まずは、日々起こる決断するポイントで自分の選んでこなかったものを選ぶことをおすすめします。
例えば、いつもお仕事を押し付けられてしまう事象に対して、引き受けてしまうことがもし嫌なのであれば、まずは1回だけ断ってみるのもいいですね!
断ってしまってどう思われるか気になるのであれば、その思考を変えるチャンスです。
うまい断り方をして人間関係に亀裂が入らないようにすればいいことですし、相手も伝え方次第で理解を示してくれるはずです。
まずは手をつけやすい、自分のできる範囲から挑戦していって下さいね。
夢リスト100を活用して夢や生きがいを探す
夢や生きがいを持つこととは、人生に意味を与えてくれるとても大切なことです。大きなことでも小さなことでもどんなことでもいいです。
仕事や趣味、それとも家族に関して夢や生きがいを見出すかは、人それぞれだと思います。
筆者は、自分の仕事が大好きで一生涯続けていきたいと思っています。何かしらの社会貢献をしたいとずっと思っていたので、その思いが形になっていて、とても嬉しいしやりがいを感じます。
失敗することも、うまくいかないことも多々あります。泣いたり、笑ったり、毎日色々な感情になりますが、それが生きているなというエネルギーになります。
夢や生きがいを見つけるためのおすすめの方法は、夢リスト100を書くことです。ノートに100個自分のやってみたいこと、したいことを書いていくだけです。
夢リスト100を作るときのポイント
夢リスト100を作るときのポイントは、自分に制限をかけないということです。
お金がないから、時間がないからといったしがらみは取っ払って書いてみてください。
そして、なぜ100個なのかというと、パッと思いつくものを書き出してみると、平均20~30で手が止まってしまうからです。そこから先考え抜いて出したことが、制限をかけずに自分の本当の願いを潜在意識から引き出しているものになります。
本当にどんなことでもいいです。思い浮かばない時には、周りの人の夢を聞いてみるのも楽しいですよ。そこから話が広がっていくでしょう。素敵な夢をどんどん真似して自分のものにしていって下さいね。
夢リストの内容を実行することが大切
夢が100個埋まったら次は行動あるのみです。
書くことで自分の中に落とし込まれて、「こんなことやりたかったんだな」と自分のことがよく分かると思います。
例えば、富士山に登る!という夢があったとしたら、「いつ、誰と、予算はどのくらいか、仕事のお休みの調整をしよう」などやることがいっぱい出てくるはずです。
その小さな毎日の行動の先に、楽しい未来が待っているはずです。
優先順位と期限を決めて、その夢を叶えるために行動に移してください。自分の人生を自分で彩って豊かなものにしていきましょう。
最後に
人生の意味づけを良い方向にシフトチェンジして、変えていくことがイメージできますか。
重く考えず、「一度きりの人生を思いっきり生きていこう!」「何とかなるから大丈夫!」くらいの気持ちでいると、明るく前向きになれるはずです。
筆者も人生に悩み、生きる意味が分からなくなってしまった空白の時期が半年くらいありました。
自分に何ができるのか、どうしたいのか、まったくわからなくなってしまったのです。考えても仕方のないことだと気がついて、自分のピンとくることに関して調べ始め行動した結果、大好きな分野に出会うことができました。
みなさんも、人生に意味がないなんて思わず、自分なりの意味づけをして、人生を豊かに、明るく、楽しいものにしていって下さい。