年齢とともに、「人生ってつまらないものだ」と考え始め、人生を楽しむことを諦める人が多くいます。
「常につまらないと感じている」「最近つまらないと考える機会が増えた」という人は、現状に何かしらの大きな不安や不満があるときかもしれません。
それをそのまま放っておくのはとても危険です。
一度きりの人生だからこそ、今ここで自分自身と向き合って、有意義に過ごしてみる方法を考えてみましょう。
筆者が感じていたこと、実践してみたこと、実践することによって、何がどう変わっていくのか、これからお伝えしていきます。
この記事を通じて、今一度自分の気持ちや現状を考えてみてください。
目次
社会人がつまらない理由
社会人がつまらない理由としては、本当にたった1つです。
なんとなく、特に目標を考えずに過ごしている。
これが社会人をつまらないと感じてしまう理由ではないでしょうか。
・代わりばえのない毎日だな~
・いい出会いがないかな~
なんとなく、みんなが思っているような願望を思うだけで、全く行動していないのではないでしょうか。
むしろ、目標がなく、目標のために行動する段階にすらいない状態です。
学生を卒業すると良くも悪くも自由になる
学生を卒業して社会に出てみると、急な環境の変化でモヤッと憂鬱な状態になってしまう人が多くいます。
その1人として、筆者は社会人1年目、いやもっと早く、3ヶ月を過ぎた頃から何だか憂鬱な毎日でした。
学生生活を終えて、いざ社会に出たとき、ワクワクする気持ちは全くなく、憂鬱な感情以外なかったです。
その原因として、筆者が就職先を決めた理由が、ただ自分が「安定」していると思う職に就いていればよいのではないかと思っていたからです。
そのような思いで社会に出る人は少なくないと思います。
学生時代、夢という夢もなく、積極的に何かに取り組んだり、探したり、そんなことはせず、将来的には「結婚して~」「家事をして~」「子供を産んで~、子育てして~」と、親が歩んできたような道をたどっていくのだろうと考えていました。
結婚も家事も出産も何もかも当たり前のことなのだから、そのときになればなんとかなるだろうと思っていました。
結婚することが自分のゴールだと勝手に決めつけて、それまではとりあえず安定した無難な職に就いてみよう。こんなスタンスでいました。
しかし、いざ社会に出て仕事を始めてみると、ダラダラ~っとすぎる毎日がただただ、つまらない。
だからといって、何かを変えてみようともしませんでした。
自分自身で、何をしたいのか、見つけることもせず、何となく流れていく毎日を送っていたのです。
学生生活が終われば、社会人として社会に出るわけですが、進んでいく道は、自分自身の選択で決めていきますよね。
卒業というゴールはなくなり、何をゴールとしてもよい、自由な人生になるわけです。
目標(ゴール)を立てずに、いつもの道をいつも通り、ただなんとなく進んでしまっているのが原因でした。
つまらない社会人生活を送っている人の特徴
あなたの心の矢印が自分ではなく、別な方向(会社や他人など)に向かっていませんか?
今の「人生がつまらない」という状況は、ほとんど自分の選択で進んできた道なのに、不安や不満を自分以外のせいにしてしまっていませんか?
この、「他人のせいにする」ことが、社会人をつまらないと感じてしまっている人に共通する最大の特徴です。
仕事の内容が無意味に思える
仕事の内容を思い浮かべてみてください。自分のやりたい仕事ができていますか?
もしくは、自分の仕事って何か意味あることなんだっけ?誰かの役に立っているんだっけ?と疑問に思ってしまってはいないでしょうか。
例えば、安定していればそれでいいという考えで、初めての職に就くと、毎日同じことの繰り返しで、評価をしてくれる上司もいない。
与えられた仕事をこなしてさえいればそれでよく、つまらなく感じてしまいます。
仕事は時間を安売りしている感覚になる
たとえば、就業時間が長すぎるのは、割りに合っていないのではないか。
休憩時間が短いから、ゆっくり過ごせないとか、自己中心的に不満を持ったりしてしまいますよね。
自分の仕事をこなせばOKではあっても、残業もほぼ毎日。
「一日で終わる量じゃないのでは?」と心の中で愚痴ることもしばしば、といった状態になってはいませんか?
休日が充実しなくなる
「仕事で疲れたから、自宅でダラダラ~と過ごしてしまって、いつのまにか時間が過ぎ、月曜日からまた仕事が始まってしまう、、、」
この繰り返しで、憂鬱になりがちになってしまいます。
また、友達に会いたくて誘っても、お互いの予定が合わずに会えなかったり、、、ということもありますよね。
休みが有意義に過ごせなければ、ストレス発散どころかフラストレーションがたまってしまって、逆にイライラ。
上手くいかないことを全て、「仕事が楽しくないからだ、やりたくないからだ、つまらないからだ」と、仕事のせいにしてしまいがちです。
ひどいときには、家族にもイライラをぶつけてしまいます。
つまらない人生を変える方法
他人のせいにするような生活を送り続けていると、不満は増え、環境は変わらず、つまらない人生を変えることは絶対にできません。
まずは主体的になることがつまらない人生を変えるための第一歩です。
社会人になれば、全てを自分自身の選択で過ごしていきますよね。
学生の頃だと、親、先生、周りの大人からの助言や手助けで生きてこれました。
たとえ失敗しても、助けてくれる人たちが周りにいたのです。
それを窮屈に感じることももちろんあるとは思いますが、目標(ゴール)を設定してくれて、達成するための手助けまでしてくれていたのです。
しかし、社会に出ると、自分でゴールを見つけていかなればならないのです。
逆に考えると、自由にゴールを決めてよいのです。
ここでゴールをしっかり決めることが、つまらない人生を変える方法になります。
そんな言われたって、どこからどう考えていけばよいのか、、、さっぱりですよね。
ここからは筆者も実践した「人生を変える方法」をお伝えします。
仕事以外の小さなゴールを見つける
あなたの好きなこと、やってみたいことってどんなことですか?今の環境で取り組めることってどんなことですか?
なんでもよいのです。答えはありません。
ほんの小さな隙間時間を見つけて、小さなゴールを探してみてください。
筆者の場合、仕事のせいで人生はつまらない、と思っていました。
ただ、仕事をすぐには変えれないと思ったので、自分が好きなことってなんだったかな、と探してみました。
ふと思いついたのは、仕事のせいにして長く休んでいたバスケットボール。
何年ものブランクがありましたが、勇気をだして練習に参加してみました。
すると、体は動かなくとも気持ち的にスッキリして、楽しく時間を過ごすことができたのです。
これならストレス発散になるし、生活の中に取り入れられるかも!と思い、「練習に週1回参加すること」という小さなゴールを見つけました。
小さなゴールを叶えるための方法を調べる
ゴールを見つけて満足!では、またつまらないの繰り返しになってしまいます。
なぜなら、ゴールに向かうための方法が定まっていないからです。
筆者の例では、「週に1回練習に参加しよう」というゴールでしたが、これを達成するためにはどうすればよいのか。
いつもなら、仕事が終わってすぐ車で家に帰る、という流れでしたが、それだと練習に参加する時間が短くなってしまうので、おにぎり1つと練習着を職場に持っていこう!そうすれば終わってすぐ向かうことができる!と方法を決めました。
これで、小さなゴールにたどり着くことができます。
このように、1つのゴールを見つければ、他のゴールも見つけやくなります。
小さなゴールを達成すると人生が豊かになる
1つのゴールを実践してみると、気づいてくるかもしれません。
なんとなく、日常が楽しくなってきます。
達成感や充実感がでてくるのです。
趣味の仲間が増えたり、新しくチャレンジしてみようと前向きになったり。
ゴールが決まったら、方法を決めて、実践。
これを繰り返して、他のゴールにも挑戦してみましょう。
その結果、視野が広まり、やる気や興味もでてきます。
毎日が充実してくると、仕事への不満も減ってきました。
心の矢印の矢を、まずは自分に向けて考えてみるのです。
最後に
「つまらない」で終わらせず、希望を持っていれば、必ず人生変えることができます。
「失敗は恐れずに、あなた自身の選択で」
ぜひ、素敵な人生を過ごして欲しいと思います。