あなたの周りにいる気配りができる人はどんな人ですか?
気配りができる人って人気がありますよね。
筆者の大学の先輩で、気配り上手な方がいますが、みんなから愛されていますし、とても人気があります。
「気配りが苦手」「気配りできるようになりたい」と思っている方は多いと思います。
実は、気配りは誰でも身につけることができます。
ここでは、今からすぐに気配りができる方法をご紹介します。
気配りとは何か
気配りとは、「手落ち・失敗のないように、あれこれと気をつけること。」
つまり、あらかじめ失敗や危険などのリスクを予想して予防することです。
ある意味、自分を守るための方法でもあります。
気配りできる人の特徴として、視野がとても広く、雰囲気をいち早く理解できる能力が高いことが挙げられます。
例えば、友達同士の会話の中で、片方が言ってはいけないタブーな発言をしたとき、気配りできる人はいち早くその微妙な雰囲気を察し、会話をすり替えることで友達同士のケンカを避けることができます。
友達の表情や会話を常にアンテナを張っているからこそ、微妙な雰囲気に気づくことができるのです。
さらに、「この後ケンカしてしまうのではないか」と予測して、瞬時に会話に参加することでケンカという危険性をなくしてしまいます。
なんだか難しく聞こえるかもしれませんが、基本はとてもシンプル。
意識したり心がけることで、誰でも気配りの能力は自然と身につきます。
気配りができる人が身に付けている習慣
「気配りができるようになりたい」「気配りが苦手」な人でもすぐに始められることができる気配り上手になれるための習慣をご紹介します。
感謝の気持ちを常に持つ
気配りできる人は、心にゆとりがあります。
相手にしてもらったことを当たり前と思わずに、感謝の気持ちを忘れないように意識してみてください。
そうすることで、何事に対しても寛容になっていき、自然と心にゆとりを持つようになります。
率先して行動してみる
気配りできる人は、とにかく行動するのが早いです。
やらなきゃいけないこと、やろうと思っていることなどに対して「後でやればいいか」と思ってしまうことはないですか?
そうなるとなかなか行動に移すことが遅くなったり、結局やらなくなることが多いと思います。
友達から頼まれたことをすぐにする、上司から頼まれた仕事をすぐにこなす。
率先して行動した結果、相手から感謝されるだけではなく、信頼感が強くなっていきます。
気配りできる人は、周りから人格者として見られます。
最初は小さいことでいいので、すぐ行動してみてください。
例えば、
たったこれだけでいいのです。
内容よりも、すぐに行動したという実績が大事なのです。
その実績を重ねていくことで、クセがついてきます。
聞き手のプロになる
気配りができる人は、人の話を聞くことに慣れており、相手が話してよかったと思えるぐらいの聞き上手。
「気配りができる」とは、人が何で悩んでいるのか、何で困っているのかを理解できること。
人の気持ちを理解してあげることが気配り上手になるための大前提になります。
相手の話をただ聞くだけでなく、不安なことや話してスッキリしたいことを引き出してあげましょう。
まずは、自分の話をするのではなく、友達や同僚などあなたの周りにいる人の話を聞いてあげて、あなたのファンを増やしてください。
相手の話を聞くことが苦手な人は、とりあえず話の区切りに相づちし、「それで」「どうなったの?」など質問返しをしてみてください。
笑顔でいることを意識する
笑顔でいることで、場の雰囲気を明るくすることができ、和んだ雰囲気になります。
気配りできる人は、常に相手の前では笑顔でいることを意識しています。
しかし、辛かったこと、悲しかったことがあった日はなかなか笑顔でいられないと思います。
ですが、そんなときこそ、笑顔になってみてください。
表情が変わると気持ちも少しずつ変化していきます。
周りの人が落ち着くような笑顔を心がけてみてください。
陰口を言わない
気配りできる人は、人前では絶対に陰口を言いません。
たとえ、自分に対して嫌なことを言われたとしても言ってはいけません。
陰口を言ってしまうことで、周りからの評価を下げてしまいます。
陰口は陰口を生んでしまい、負の連鎖に巻き込まれるのです。
そして、あなたの周りにいる人が特定の人の陰口を言い始め、周りがその人の陰口が話題になっても決して便乗しないでください。
さりげなく、違う話題に話を変え、陰口を終わらせてあげましょう。
人が心地がよいコミュニティに変えるように配慮する事が気配りでは最も大事です。
爽やかな挨拶
朝出社したときや学校に着いた際には、まず挨拶から始まりますよね。
その挨拶がドヨーンとした挨拶であったり、暗い挨拶だとあなたはどう思いますか?
決していい気分ではないと思います。
気配りできる人の挨拶はとても爽やか。
相手が落ち着ける空間にするため、挨拶から徹底しています。
きっと、あなたの周りにもいるはずです。
その方の挨拶を真似てみてください。挨拶は気配りができるための第一歩となります。
そして、挨拶は後からするのではなく、先にするようにしましょう。
気配りは相手が何かを思う前に行動するもの。
まずは、挨拶マスターを目指しましょう!!
いつも周りを見渡している
何か相手が困っていたり、助けを求めているのにかかわらず、下を向いていては、気づくことができません。
気配りできる人は、視野を広げ、いつも周りを見渡し、いち早く困っている人を見つけることができます。
例えば、サッカーをしているとき、自分がボールを持っていて下を向いているだけでは、誰がボールを欲しがっているか、誰にパスを出していいのかわかりません。
なので、顔を上げて首を振ることで、周りの状況を把握して味方にパスをすることができます。
日常生活においても同じで、困っている人や助けを求める人に気配りという名のパスを出してあげることが大切。
普段の生活において、周りを見ることを意識してみてください。
徐々に周りが見渡せるようになります。
気配り上手の心がけ2つ
ここでは、気配り上手になるための心がけを2つ紹介いたします。
気配り上手になるためには、心がけを持つことが大切。
常に心がけることで、自然と気配りができるようになります。
①基本的に相手が優先だと考えている
気配り上手な人は、基本的に自分よりも相手を優先し、行動します。
気持ちにゆとりがあるときは相手を優先させることができるのですが、時間がないとき、緊迫しているときなどの状況になるとなかなか相手を優先することができません。
ですが、そういう状況こそ、相手を優先できるように心がけてください。
相手を優先させてあげることで、相手から信頼を得ることができます。
もし、あなたが困っていることがあるときは助けてもらえるかもしれません。
②損得勘定が少ない
気配りができる人は、損得を考えていません。
確かに気配りをして褒められたい、いい人に思われたい気持ちはすごくわかります。
何か見返りを求めたくなりますよね。
誤解しないでほしいのは、見返りを求めることは悪いことではないこと。
ですが、常に損得を基礎とするような考え方ではいけません。
そういう考えの元で気配りをしていても、相手に悟られてしまい、逆効果となってしまいます。
③相手の立場に立つ
この心がけは気配りする上で、一番大切なこと。
そもそも、相手がおかれている立場や状況を理解できていないと気配りはできません。
相手がどんなことで悩んでいたり、困っていたりするのかを気づいてあげて、何をすれば解決できるのかを、常に念頭において考えてあげることが重要です。
気配りをしてあげる際には、一度、相手の立場に立ち、気持ちを理解することを心がけください。
④相手に興味を持つ
当然ですが、相手に興味がないと、何かをしてあげようとする気はあまり起きないと思います。
筆者が実際に実践した方法として、相手を観察し、3つほどいいところ、特徴的なところを見つけるようにしていました。
観察することで得られる発見があり、なおかつ相手に対して興味が湧いてきます。
この心がけを実践することで、観察力も養うことができるので、ぜひ試してみてください。
最後に
筆者は昔、気配りできる人間ではありませんでした。
ですが、自分の中で習慣を作り、気配りできるにはどうしたらいいのか考え、毎日心がけすることで徐々に気配りができるようになりました。
そのおかげで心にもゆとりを持つことができ、あまりストレスを感じない体質に変化していきました。
気配りすることは難しいことはなく、毎日、習慣を実践し、心がけることでできるもの。
気配りができる人になるために、気配り上手になるための習慣と心がけを今日から始めてみましょう。