プライドが高い人の特徴的な言動と改善法

プライドが高い人の特徴 前向きな人生にする方法
プライドには、「他人を認めることができない」ような不要なプライドと、「自分への誇り」という素敵なプライドがあります。プライドが高くて生きづらいのであれば、それは不要なプライドかもしれません。今回は、プライドの高い人の特徴と改善方法をご紹介します。

プライドが高いことは良くもあり、悪くもあります。

プライドが高い人の特徴として、弱い部分をさらけだしたくない、負けず嫌い、固定観念が強いことが挙げられます。

根底にある原因は、「自信がない」、「過剰に他人を意識する」ことです。

しかし、他人の意識を少しずつ遮断していく、自信をつけることで、プライドが悪い方向に働くことは少なくなります。

大事なのは、自分を誇りに思い、オリジナリティーを出すことです。

プライドとオリジナリティーが共存することで、魅力的な化学反応が起こります。

魅力的な自分への第一歩を踏み出してみませんか?

プライドが高い人の特徴的な心理

<h2>プライドが高い人の特徴的な心理</h2>

あなたは何に対してプライドを持っていますか?

プライドをもつ対象は人それぞれです。

例えば、仕事に対するプライドや趣味に対してのプライド、男としてのプライドなど多岐にわたります。

改めてプライドの意味を調べてみると「誇り」「自尊心」などと良い意味の言葉です。

ですが、時と場合によっては、マイナスな方向に転じてしまうこともあります。

なぜプライド高くなってしまうのか、その特徴的な心理についてこちらでご紹介します。

弱い部分をさらしたくない

<h2>プライドが高い人の特徴的な心理</h2>

プライドが高い人は、自分の弱いところをさらけ出すのを嫌う傾向があります。

他人の目を気にしすぎる傾向があり、完璧主義な要素が強いため、自分の非を何かと理由をつけて正当化しまうのです。

自分の中で理想像を作り上げることで、理想に反することに対して一切考え方を曲げず、柔軟性に欠けがち。

さらに自分のこだわりがあることに関してはなおさら頑固になってしまいます。

異常なほどの負けず嫌い

負けず嫌い

自分に自信のある分野、得意なジャンルに対しては強い対抗心を持ってしまうため、「負けたくない」という心理が働きます。

もちろん負けず嫌いなのは悪いことではありませんが、度がすぎると、敵を作ってしまうでしょう。

また、新参者に対しては異常なほど敵対心が生まれてしまい、相手を不愉快にさせてしまうのです。

繰り返しますが、負けず嫌いなこと自体はとてもいいことです。

しかし、プライドが高い人の負けず嫌いは、ただ自分が手綱を握りたい、主導権を取りたいという方向に向かってしまいます。

固定観念が強すぎる

<h3>固定観念が強すぎる</h3>

プライドが高い人は、思い続けている信念や自分に有利となる思考に依存し、固定観念が強いあまり、否定的になりがち。

「これはこうであるべき」と自分の考え方から脱却できず、予想外なことが起きると自分を守る防衛本能が働いてしまいます。

その結果、キャパシティーを超えるものに対しては臨機応変に行動できず、順応することが難しくなってしまうのです。

プライドが高い人の特徴的な言動

言動

プライドが高い人は、言動が特徴的です。

言動を見ていると意外とプライド高いことがすぐにわかります。

そんなプライド高い人に共通する言動をいくつか紹介します。

人の自慢話に話を被せてくる

<h3>人の自慢話に話を被せてくる</h3>
プライドが高い人は他人の自慢話や武勇伝を嫌います。

常に自分が会話の中心でいたい、注目を浴びたいために、自分の話を被せることで優位な立場を維持し、マウントをとりたがります。

筆者の周りにいたプライドが高い友達数人とカラオケに行き、筆者は採点をつけて好きなアーティストの曲を歌いました。

その結果、自己最高の90点で、周りから「すごい」と褒められました。

すると、プライド高い友達から、「俺はその曲で95点取ったけどね」と嫌味っぽく言われ、その後長々と自分の自慢話が続きました。

被せられた人としては、楽しくなく、決していい気持ちではありません。

プライド高い人は、人の気持ちを汲み取ることが難しいため、自分で気づかない限りは改善できないのです。

人のせいにする

人のせいにする

自分のミスやうまくいかないことがあると人のせいにすることがよくあります。プライドが高い人は完璧主義であるため、ミスをすることはプライドが許さないのです。

ミスは自分自身の価値を傷つけるため、相手に責任転換することで自分を守ろうと自己防衛本能が働きます。

例えば、ある任せられている仕事で、予期せぬ事が起きたことで、仕事の目標を達成できなかったとき、プライド高い人の場合は、何かと言い訳を作ります。

そして決して自分のせいではないと考え、先輩、後輩、同僚などにミスを押し付けて自分を正当化するのです。

プライドの高さを改善する方法

<h2>プライドの高さを改善する方法</h2>
勘違いしてはいけないのは、プライドは決して悪いことではなく、持ち続けるのはとても大切だということ。

ですが、自分自身をコントロールできないことによってプライドが悪い方向に働いてしまいます。

では、どうしたら良いのでしょうか。

ここでは、プライドの高さを良い方向に改善する方法をご紹介します。

周りの意識を遮断する

<h3>周りの意識を遮断する</h3>
自分は周りからどう思われているのか、気になりますよね。

人間誰しも「良く見られたい」「嫌われたくない」という気持ちを持っています。

しかしながら、プライドが高い人は人一倍気になってしまい、意識レベルが非常に高いために過剰に反応しまうのです。

「周りの意識を遮断する」と言われてもすぐに直すことは難しいと思います。

完全に遮断するのではなく、少しずつ遮断し、意識を徐々に遠ざけてみましょう。

すると自然と人に対するプライド意識が薄れていきます。

「自分は自分。周りは気にしない!」という気持ちを常に持ち続けてください。

自信を持とう

<h3>自信を持とう</h3>

相手に敵対心を持ってしまうのは、自分に自信がないことの表れです。

自分を守るために相手に対して「自分は強い」「勝っている」など一種の防衛本能が働いています。

自信を持つといってもすぐには難しいので、1つずつなんでもいいので成功体験を積み重ねてみましょう。

積み重ねることで、自信が徐々についていきます。

昔は「プライドの塊」なんてささやかれていた人でも、自信を持ち始めることで、自然と敵対心が薄れて、プライドに囚われない穏やかな人になれることも多々あるのです。

最後に:自分自身を誇ろう

<h2>最後に:自分自身を誇ろう</h2>

「昔はプライドが高く、常に敵対心がメラメラした完璧主義者の人間だった」という人は意外と多いです。

しかし、彼らは、いつしか不要なプライドの高さによる生きにくさを乗り越え、謙虚さと誇りを持てるようになったのです。

プライドが高い人の傾向として、常に他人と比較してしまい、相対的に比べてしまうということが挙げられます。

さらに、自分自身に対して自信がなく、「弱い部分をさらしたくない」「恥ずかしい思いをしたくない」などの理由でプライドを高くしてしまっているのです。

他人と比べてしまう気持ちはわかりますが、常日頃考えていると疲れてしまいますし、ストレスも溜まり、気持ちに余裕が無くなります。

極論、他人は他人です。

比べる必要はありません。

オンリーワンになってください。

そして個性を出してください。

かならず、あなたには魅力的な良さがあります。

プライドはその魅力的な良さを潰してしまう恐れがあります。

恐れず、自分なりのオリジナリティを出していきましょう。