あなたは 「理想の自分 」 と聞いて何を思い浮かべるでしょう。
いざ理想を尋ねられると、なんとなくある自分の理想や、やりたいことがうまく言語化できないといった悩みはよくあることです。
これでは、理想に近づきたくても、何をすればいいのかわからなくなってしまいますよね。
この記事では、読んだ瞬間からできる「理想に近づくために必要な3つの行動」についてご紹介したいと思います。
理想の自分を明確にすることが大切な理由
誰しもが心の中に、「こんな風になりたい」という理想は少なからず持っています。
しかし、一体どこから行動したらいいの?と思ってる方はたくさんいらっしゃいますよね。
理想を明確にすると、その目標に向かって、どう行動すべきかが見えてきます。
理想の自分を明確にする理由、それは 具体的な目標を設定できるようにするためです。
例えば、理想とする自分が英語を使って外国人と交渉をするビジネスパーソンだとします。
そこで、今勤めている会社が新しく海外で事業を立ち上げる予定があるので、自分も海外で仕事をしたいと思いました。
しかし、今の時点で英語のスキルや専門知識・経験値もないとすれば、どこから始めたらいいか悩んでしまいますよね。
ここで大事なことは、諦める必要はなく、冷静になり、具体的な目標を設定することです。
どんな専門知識を覚える必要があるか
といった具合に、必要ならば情報を集め、出来るだけ具体的で明確な目標を立ててみましょう。
目標が設定できれば、必要なステップが次々と見えてきます。
このように、理想のイメージを明確にすることで、具体的に何をしたらいいかが見えてきます。
「理想に近づくための第一歩は、ふわっとした理想を具体的に言語化すること」
これを念頭に、次に理想の自分に向かっていくための3つの行動をご紹介します。
①自分にとって大切なことを考え、リスト化する
一つ目の行動、それは自分にとって大切なことをリスト化してみることです。
これだったら1時間以上人に話せる、といった自分の得意なことや好きなことでも構いません。考えても出てこないという方は、友達と一緒に進めてみたり、本屋さんにいって興味があるものは何か探してみたり、自分が休みの日に何をしていたか振り返ってみるといいでしょう。
主婦(夫)や、これから働く人であれば
ペットと触れあう
海外旅行に行く
など、好きなことが中心になるかもしれませんし、
あなたが社会人であれば、
自分の意見を持ちたい
他人から認められたい
など、働く中で自分が常に考えていることが中心になるかもしれません。
まずは、思いつくままに、リスト化してみましょう。
大切なことをリスト化(アウトプット)することは、簡単そうに見えて難しいものです。
しかし、大切なことをリスト化することで、漠然としていたイメージがグッと具体的になります。
さらに、自分が無意識に思っていることを整理したり、今まで知らなかった自分を発見することが出来ますよ。
②最も自分が譲れないものを考える
先ほど考えたリストを見て、あなたが一番大事にしたいことは何でしょうか?
リストが10個以上あるという人は、優先順位をつけてみるといいでしょう。
最も譲れないものは、
「あなたにとって最も価値があるもの」 になります。
最も譲れないものは、
「自分が壁に当たった時に(このためなら)頑張ることができるパワー」 となります。
最も譲れないものは、人それぞれ違います。
人と違うことで不安になる必要はありません。
あくまでも、自分で考えることに意味があります。
③どうすれば叶うかを考えよう
小さなことから始めよう
ここまであなたは明確な目標と最も譲れないものを考えてきました。
次は、理想の自分を叶えるために、今から出来ることを考えましょう。
前の項目で考えた、 明確な目標は、理想の自分を叶えるための指針です。
最も譲れないものはその指針を支えるパワーです。
そして、自分の理想を叶えるために今から出来ること、それは、小さな努力を積み重ねていくことです。
努力を積み重ね、壁に当たった時にそれを乗り越えていくことで、人は成長します。
努力して壁を乗り越えると、自分に自信がつきます。
その自信は、壁にぶつかっても持続して頑張ることができる力へと変わります。
あなたの周りにいる素敵な人は、前向きに考える人ではないでしょうか?
前向きな人は、自分に自信を持っています。
その自信は生まれ持ったものではなく、日々自信を持とうと努力をして出来ていることなのです。
また、どんな小さな努力であろうが、他人がどう思うか気にする必要はありません。
先ほどのビジネスパーソンの例を出すと、大きな目標は海外で外国人と交渉をすること。
その理想の自分を叶えるための小さな努力として、毎日1時間英語を勉強することを続けるとします。
他人は、え?たったの1時間?と思うかもしれません。
ですが、1時間を毎日続けると365時間にもなりますよね。
また、1日の3分の1を仕事や学校に、3分の1を習い事やバイトに、3分の1を睡眠時間に充てるとすると、毎日必ず1時間の勉強時間を確保するのは難しい時もあります。
しかし、そういった困難な状況でも諦めないことが、強い自信に繋がるのです。
ぜひ、小さな努力を積み重ねて、困難も乗り越えられる自信を身につけてくださいね。
理想への道筋がぐっと近くなりますよ。
ポジティブに考えよう
心理学では、人間は一日に6万回思考する、と言われています。
あなたは、朝起きてから一日が終わるまで、どのように過ごすでしょうか。
良い気持ちで朝を迎えていますか?嫌なことがあってもぐっすり眠れていますか?
ネガティブな考えを持つことは、自分の行動に注意喚起を与えるので悪いことばかりではありません。
ですが、1日中ネガティブな考えばかりをしていたら、その思考は心も疲れさせてしまいますよね。
ネガティブな思考を365日同じように続けていたら、前向きに考えることはどんどん難しくなってしまいます。
一日中ネガティブな思考になっていることに気がついたら、今は疲れているんだな、と自分のことを理解し、リラックス出来ることを探してみましょう。
なぜなら、自分がリラックス出来る状態にいないと、理想の自分に近づくために「頑張り続ける」ことが難しいからです。
ネガティブになってしまう時は、普段自分がしないようなことをしてみることで、意識的に違うことに考えを向けるようにしましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
最後に、「理想に近づくために必要な3つの行動」を振り返ってみましょう。
イメージを明確にすることで、目標を設定をしやすくします。
次に、自分にとって何が大切かを考えましょう。
それは、目標に向かって行動するための支えとなります。
そして、設定した目標に向かって、小さな努力を毎日積み重ねましょう。
努力して壁を乗り越えると、自分に自信がつくので、また壁にぶつかっても持続して頑張る力が身につきます。
もしも壁にぶつかった時は、立ち止まっても遠回りしても大丈夫、という気持ちでいましょう。
また、努力をしても、結果は直ぐに目に見えてこない場合もあります。
しかし、その過程を見つめて、どうして上手くいかなかったかを考え、学び、再び努力を継続できる人こそが、多くの成功を得ることができるのです。
理想というものは、自分がつくるイメージです。
自分には出来ないと思ってしまうのは、完璧な理想が明確になっていない、あるいは最初から完璧な理想像と今の自分を比べて難しく考えてしまっているだけです。
自分の理想が分からないという人は、 参考になりそうな本を読んでみたり、 身の周りの素敵だなと思う人に会って、話を聞いてみましょう。
そこで、自分が魅力的だと思ったことや、どんな本に自分が目を向けているか、考えてみてください。
きっと新しい気づきがあるはずです。
理想のイメージが具体的になれば、実際に行動をすることで、向き不向きの気づきが見えてみきます。
大切なのは、どうすれば理想のイメージに近づけるか、自分で考えて行動していくことと、小さな努力の積み重ねです。
この記事を読んでいただいた人にとって、理想の自分を叶えるための、または自分に自信が持てるようになるためのアドバイスになれば幸いです。