友達ができないのはなぜ?その原因と改善策

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友達ができないのはなぜなのか。その原因と改善策を紹介します。友達がなかなかできないことで悩んでいたり、友達を作ることに自信をなくしてしまったあなたにおすすめです。

世の中にはたくさんの人がいるのに、気がつけば一人。

周りは友達と出かけたり、悩みを打ち明け合ったりしているのに、「なぜ自分には友達ができないのだろう?」と不安になってしまう。

今回は、「友達を作ることにすっかり自信をなくしてしまった」「悩めば悩むほど何をしていいのかわからない」といった方に向け、3つのタイプの「友達ができない原因」とその改善策をご紹介します。

友達を作ることに自信をなくしていたあなたに「きっと素敵な友達ができる」という希望が沸いてきますよ。

友達ができない原因

友達ができない原因

友達ができないことにはたくさんの原因があります。

それら様々な要素が重なった結果、「友達ができづらい」状況ができあがってしまったのかもしれません。

今回は、その中でもわかりやすく、原因を3つのタイプに分けました。

チェックポイントは2つ。

・自分に当てはまるところはないか?
・人からされて嫌だったことは何だったか?

日頃の言動を思い出しながら、確認していきましょう。

自己中タイプ

自己中タイプの主な傾向としては、

・自分勝手
・自信過剰
・主張が強い
・人の話を聞かない
・周りに合わせない
・自分ばかり話しすぎる

など、周りの人を疲れさせてしまう言動が挙げられます。

相手の状況を考えずに人を振り回してしまったり、自分が良いと思うことを相手の気持ちを考えずに無理に強要する。

会話では自分のことばかり話し、人の話には耳を傾けない。 

そういったことを繰り返していれば、「一緒にいると面倒な人」だと思われてしまいますよね。

もしあなたが良しと思ってしていたことが、気づかぬうちに周りの人に嫌な思いをさせていたら、友達もなかなか寄りつきにくくなってしまいます。

ネガティブタイプ

ネガティブ

ネガティブタイプはその名の通りネガティブ思考な人。

あまりにもネガティブな発言が多い人であれば、一緒にいる人まで気分が沈んでしまいます。

ネガティブな人の主な傾向は

・会話が苦手
・自分に自信がない
・文句や悪口が多い
・無表情で冷めている
・周りに合わせてばかりいる

など、近寄りがたい印象を与えるものが多いです。

特に自信がない人や自分を持っていない人は、いきすぎると卑屈になってしまったり、度が過ぎた自己否定には、周りの人も滅入ってしまいます。

また、何かに劣等感を感じていたり、すぐにマイナスに捉えてしまうことから、楽しくなさそうな態度や表情をしてしまうことはありませんか?

しかし、誰でも一緒にいるなら「いつも楽しそうにしている人」といたいですよね。

自分にはそのつもりがなくても、気づいたら冷たい態度や表情をしているのであれば要注意です。

仕事中心タイプ

仕事やバイトが中心になりすぎ、忙しそうにしている人は近寄りがたい印象を与えます。

仕事中心タイプを詳しく分けると次のようになります。

・仕事が忙しすぎる
・人と時間が合わない
・仕事の話ばかりする
・自分はどれだけ忙しいか主張する
・人に合わせる心と時間の余裕がない

一度「いつも忙しそうな人」という印象がついてしまうと、自分は周囲からのお誘いを待っていたとしても、誘われにくくなってしまいます。

また、他の人からすれば、友達になったら仕事の邪魔になるのではないかと気が引けてしまい、なかなか距離が縮まらないでしょう。

友達ができないことの改善策

友達ができないことの改善策

友達ができない原因を見て、あなたはいくつ当てはまったでしょうか。

改善策として「人から友達になりたいと思われる人」「素敵な友達に恵まれる人」になれる方法をタイプ別にご紹介します。

それぞれの友達ができない原因を見ると「自分も友達になりたくない」と思ってしまいます。

でも実は、それぞれのタイプには長所もあるのです。

その長所を活かしてあなたの性格に合った方法で、友達を作りましょう。

自己中タイプの改善策

自己中心タイプの改善策

自己中タイプは自分勝手になりがち。

しかし長所として「自信がある」「面倒見がいい」ということがあげらせます。

しかも積極的に話しかけることができるので、少しの改善で周りから「友達になりたい」と思われやすいのです。

・自分を出し過ぎない
・自分の話をするより人の話を聞く
・行動する前に相手はどうしたいのかをまず考える

これだけで、「堂々としていて頼りになる」という印象ができ、周りは「友達になりたい」と思うようになります。

さらに次のことを心得ましょう。

・自分のことを主張する前に相手のことを知ろうとする
・持ち前の行動力で手助けをした後は、自分のお陰だと主張しない

この2点を意識すると、あなたを頼りにしてくれる素敵な友達に恵まれます。

自己中タイプはとにかく「自分がやった」と自己主張しがち。

ですから、まずは前に出すぎずに一歩手前で自分を止めてみましょう。

相手は口には出さずとも、あなたに助けてもらったことやしてもらったことは忘れません。

自分から主張しなくても大丈夫なのです。

もともと友達を作る行動力があるので、素敵な友達が必ずできます。

ネガティブタイプの改善策

ネガティブタイプの改善策

ネガティブタイプは文句が多く、自分や社会に否定的。

文句が多いということは、実は周りがよく見えているのです。それがネガティブタイプの長所です。

周りがよく見えて状況を把握する力が人よりも強いので、気に入らないことが見え過ぎてしまったり、先を見越して「どうせダメなんだ」という思考になってしまいます。

しかし、まわりをよく観察できる能力を活かせば友達を引き寄せることができます。

周りがよく見えてしまうネガティブタイプは、その長所を活かして次のことを意識しましょう。

・嫌なことが見えてしまったら、文句ではなく意見を言う

「こんなところが嫌だ」と文句を言う代わりに、「ここを正した方がいい」と意見を言うことで芯がしっかりした印象を与え、ポジティブ思考な友達に恵まれます。

ポジティブな友達を作れば、あなた自身もポジティブ思考に変わってきますので、結果たくさんの人から友達になりたいと思われるのです。

さらに次の事も意識してみましょう。

・笑顔を絶やさない
・無理だと諦めてしまったら、素直に「できない」と言う

状況や先が見えすぎてなかなか話しかけられない。
嫌なところが見えてしまって冷めてしまう。

このようなあなたの性格を変えるのは困難なので、とにかく笑顔でいることが大切です。

もともと前に出ようとする性格ではないので、笑顔でいることによって「優しそう」な印象を与え、周りから友達になりたいと思われます。

そして素直に「できない」と公言してしまえば、正直なあなたをサポートしてくれる人が現れます。

仕事中心タイプの改善策

仕事中心タイプは忙しすぎて友達に合わせることができません。

しかし、忙しくしているということは、集中力があるということ。

すぐに飽きず、物事を一生懸命にやることが仕事中心タイプの長所です。

何かに打ち込むことができる人は尊敬されます。
ですから、少し意識を変えるだけで友達はすぐにできるのです。

仕事中心タイプは忙しそうにしているので近寄りがたく見えてしまいます。
なので、次のことを実行しましょう。

・仕事の他に趣味を持つ
・「忙しい」と周りに言う代わりに「仕事が好き」と言う

忙しい人には遠慮してしまい、周りは友達になりたいと思いません。

でも「仕事が好き」と言えば、充実して生きているようで好感度があがります。

そして、映画や読書など少しのことでいいので、趣味があれば余裕があるように感じられます。

集中力があり仕事熱心で自分の仕事が好き。

それでいて趣味を持つ余裕もあれば誰だって友達になりたいと思いますよね。

仕事が中心だと、周りと時間や休日が合わなかったりしますが、あなたの仕事の時間を周りに合わせる必要はありません。

「忙しい」と騒ぎ立てずに、あなたの長所を活かして物事に集中していれば、あなたに合った時間帯で付き合うことのできる素敵な友達に恵まれます。

ありのままの自分を大切に

ありのままの自分を大切に

ここまで読み進めて、あなたの良いところもダメなところも認め、ありのままの自分を大切にすると自然に友達ができるというメッセージは届いたでしょうか。

「友達ができない」と落ち込むよりも、友達を作るという目的を「ありのままの自分を認める」という思考に変える。

自分を素直に認め、短所も笑顔で長所に変えるような人には友達がたくさんできます。

あなたはそのままで自分の全てを受け入れ、あなたはあなたのままでいる。

友達ができないと落ち込んだり悩んだりすることはないのです。

ましてや、無理に合わせて友達を作ろうとすることもないのです。

あなたが友達にするなら、いつも完璧で気を使い、あなたになんでも合わせてくれる人よりも、自分の長所も短所も素直に認めて自分らしく生きる人の方が付き合いやすいですよね。

自分を隠してまで友達を作ろうとするのではなく、ありのままの自分でいることで自然と友達ができるのです。

最後に: 移り変わる友達遍歴

最後に

子供の頃の友達、学生時代の友達、社会に出てからの友達。

友達というのは環境や状況によって変わっていきます。

友達ができないと落ち込むあなたは今、変動期の時期。

もしくは変動期の人が周りに多くいて、みんな友達づくりよりも状況変化に馴染むのに必死なのでしょう。

社会に出て学生時代の友達と遊ばなくなった。

寂しいことですが、それはあなた自身が新しい環境に向かって成長していること。

多かれ少なかれ誰もが経験することです。

今あなたが友達を作ることに自信をなくしていたり、友達ができなくて悩んでいるなら、それはあなたの心がまだ学生の頃や以前の環境に止まっているから。

だから自分一人がそこに残されているようで、友達がいないと寂しくなるのです。

情況や環境が変わっていくのはあなたのせいではありませんし、そこに取り残されたからといってあなたが悪いわけでもありません。

ただ、友達の種類は変わっていくのだと理解する。
そうすると気持ちが楽になります。

移り変わりというものはゆっくりと変わっていくもの。
なので友達を作ろうと焦らなくても、友達ができる日は必ずやってきます。

今は、変わりゆく環境の中で、自分自身がどんなふうに変化するのか楽しみながら一人の時間を大切にしてみませんか?

そうすれば、ゆっくりと流れる時間が素敵な友達を運んできてくれますよ。