あなたの”人生を変えた”本リスト13冊

人生を変えた本 リスト紹介

「あなたの人生を変えた本」というテーマで、LIST(instagram)のフォロワーのみなさまに本のタイトルを投票していただきました。

500票近くの投稿を集計してランキング化しましたのでご紹介します。今回フリーワードでの投票だったということもあり、100冊以上の本が投稿されましたが、今回ご紹介するのは投票が多かった13冊!

「人生をより良くしたい」
「新しい本に出会って自分の人生を変えたい」
「今の自分に向き合い、より自分のことを深く知りたい」

と考えている方へ。こちらの記事を読んでで、少しでも人生の変わるきっかけになれば嬉しいです。

第13位『カラフル』

子供に読ませたい本として注目を集めた森絵都さん著書『カラフル』。

大人が読んでも後味が良く、人に勧めたくなる、何度も繰り返して読みたくなると評される話題の小説です。

『カラフル』のあらすじ

「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」 生前の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が天使業界の抽選にあ当たり、再挑戦のチャンスを得た。

自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。

絵を描くのが好きだった真は美術室に通いつめていた。ぼくが真として過ごすうちに、しだいに家族やクラスメイトとの距離が変わっていく。

モノクロームだった周囲のイメージが、様々な色で満ちてくるーー。 高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1。累計100万部突破の、大人も泣ける不朽の名作青春小説。

第12位『西の魔女が死んだ』

2008年に実写映画化もされた傑作、梨木香歩さん著書『西の魔女が死んだ』。

思春期の子供の心の成長を描きながら、「後悔の少ない人生を送るには、自分にも他人にも素直に生きていくことがこそが重要である。」そんなメッセージを感じる作品です。

『西の魔女が死んだ』のあらすじ

心身ともに問題を抱えてしまい、学校に通えなくなってしまった中学1年のまい。

中学校に入学して1ヶ月経たないうちに不登校になり、お母さんの提案で祖母のもとでしばらく暮らし、魔女修行をすることになる。

イギリスから日本に嫁いだ祖母「西の魔女」は、祖父亡き後もひとりで鶏を育て、野菜を作りながら生活していた。

西の魔女である大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心要は、「何でも自分で決める」ということだった。

喜びも希望も、もちろん幸せも…。

主人公の心の成長が感じられ、読み終わった後に温かい気持ちになれる一冊です。

第11位『そのままでいい』

「ありのままの自分を認める」

一見簡単そうでなかなかできない、自分を認めるという行為。

著者である田口久人さんは、そこから全てが始まると言います。 仕事、家族、人生などをテーマとした、響く言葉を綴った176作品が掲載されている新世代のバイブルと呼ばれる本です。

『そのままでいい』のあらすじ

「自分が救われたように、言葉で人を励ましたい」

そんな想いから、著者はSNSの1つであるInstagramで一日一篇、詩を綴り始めました。毎日欠かさず更新を続けた結果、今やその数は1000篇以上。

無名の個人アカウントにも関わらず、フォロワーは13万人を超え、作品への累計「いいね!」数は100万以上に。

読者からは、
「正直で素敵な言葉。心に響きました」
「1つ1つの言葉がすとんと心に落ちてきます」
「今の自分に必要な言葉でした。今日この投稿に出会えて良かったです」
などのコメントが毎日寄せられる本です。

第10位『7つの習慣』

『7つの習慣』は、言わずと知れた世界的な名著。

自己啓発に関連する書籍として、日本で最も有名な本の1つと言えます。

スティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた、人生を本当の幸福へと導く成功哲学です。

『7つの習慣』のあらすじ

著者のスティーブン・コヴィーは、国際的に高い評価を受けるリーダーシップ研究の第一人者。

真に成功を果たすには、個人としての有効性と職業としての有効性をバランス良く備えることが重要だと認識しており、それを反映して、本書はこの2つの領域でより効果的に行動するための手引書となっている。

7つの習慣を身につける前に、コヴィーが「パラダイムシフト」と呼ぶところの、世の中の仕組みに対する認識と解釈の転換をまず実現する必要がある。

著者はこの転換の実現を支援し、生産性、時間管理、前向きな思考、「予防的に働く筋肉」(何かに反応するのではなく自発的に行動すること)の開発など、他にも多くのことに関する認識と行動に影響を与えている。

読み終えたときには、どの章にも付箋や手書きの注釈が数多く残され、コヴィーの集中セミナーに参加したような充実感に満たされることだろう。

第9位『チーズはどこへ消えた』

「人間は変化を嫌う生き物である」

わかっていても、人はなかなかそれに上手く対応できないもの。

そのことを簡単なストーリーにのせながらわかりやすく説明しており、その変化にどのように対処するべきかを示唆してくれます。

「1時間で読めて10年間役に立つ、永遠のロングセラー」と評されている名著です。

『チーズはどこへ消えた』のあらすじ

この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく。

迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。

ところがある日、そのチーズが消えた!ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて1人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。

IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。

第8位『明日死ぬかもよ』

もし明日、死ぬとわかっていたら、その日の過ごし方は全く違うものになるかもしれない。

「いつ最後の日が来ても後悔はない」 

そう胸を張って言える人生を送っていますか?

「死」と向き合うことで本当の自分に出会い、いつ最後の日が来ても後悔しない生き方を知ることができます。

累計60万部突破名言セラピーシリーズ。読了後、なんだか生まれ変わったような新しい気持ちになれる一冊です。

『明日死ぬかもよ』のあらすじ

人は、なぜかみな、「自分だけは死なない」と思っているものです。

しかし、残念ながら、みな必ずいつかは死にます。それを受け止めることこそ、「生」を輝かせることにつながります。

自分が「いつか死ぬ身である」ということをしっかり心に刻み込めば、自分の本当の気持ちに気づき、もっと自分らしく、人生を輝かせることができるのです。

本書では、ひすいこたろうが、27の質問を投げかけます。
「もし今日が最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする?」
「いま抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても、深刻ですか?」
などといった質問のほか、自分の墓碑銘や死亡記事を書いてみるワークも。

今生きているということこそ奇跡であると受け止め、新しい自分で、新しい人生を歩き始めてみませんか?

第7位『心を整える』

日本代表で長くキャプテンを務めたプロサッカー選手・長谷部誠さん著書の100万部超えのベストセラー。

選手として突出した武器を持っているわけではないと言われる彼が、なぜあらゆる指揮官に重宝され、勝利を呼び込むのか。

そんな彼の真髄である、メンタルマネジメントの手法を余すことなく披露した作品です。

『心を整える』のあらすじ

『心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。』

日本代表キャプテンとして、チームを勝利へ導いた男の実践的メンタルコントロール術。

長谷部誠はサッカー選手としては、特に特徴がある選手ではない。だが、彼はあらゆる指揮官に重宝される日本代表の中心人物だ。彼は一体何を持っているというのか。

それは、類まれなるメンタルコントロール力にある。心はよく「鍛える」「磨く」などと表現されるが、長谷部誠は違う。

心を「整える」のだ。生活のリズム、睡眠、食事、そして、練習。日々の生活から、心に有害なことをしないように、少しでも乱れたら自分で整える。

そうすることによって、いかなる試合でも、いかなる場面でも揺らぐことがなく、ピッチで力が発揮できるという。実践することはいたってシンプルながら、だからこそ、慌しい現代では意識をしないと難しいもの。

力を抜いて無理なく自然体で行える姿は、まさに彼の心情が姿勢として表れている証明だろう。今最注目のアスリートのビジネスでも、スポーツでも、あらゆるシーンで応用できる新メンタルコントロール術。

第6位『私は私のままで生きることにした』

私たちは皆、ヒーローになること、特別な何者かになることを夢見ていた。

だけど今では、世界どころか自分を救うことに必死な大人になってしまった。中途半端な年齢、中途半端な経歴、中途半端な実力をもつ、中途半端な大人になった私たちは、誰もが大人のふりをしながら生きている。

何が正解なのかわからない世の中で、誰の真似もせず、誰もうらやまず、自分を認めて愛する方法を伝えたい。

可愛いイラストとは裏腹に、深く刺さる内容を今を生きる人へのいたわりと、応援を詰め込んだ韓国のベストセラーエッセイ。

『私は私のままで生きることにした』のあらすじ

人と比べて、何になる?

誰かと比べて生きるなんて、もうやめたらいいよ。

韓国の若者を中心に大反響。

世界にたった一人しかいない“自分”を大切にして生きていくために、忘れないでほしい70のこと。

✓自分が輝ける場所で生きていく
✓自分からみじめになってはいけない
✓自分以外の何者かになろうとしない
✓全ての人に理解されようとしなくていい
✓誰かの期待に応えようとしてはいけない
✓通りすがりの人に傷つけられてはいけない…

「自分はどう生きたいのか」を考えさせられる一冊です。

第5位『うちら棺桶まで永遠のランウェイ』

やなこと全部、スワイプして消すよ。

SNSフォロワー300万人以上を抱えるインフルエンサーとして活動する、けみお(kemio)のあげみな生き方エッセイ。

自身の振り返りや考えていること、恋愛観を独自の口調で語ります。

落ち込んだときに読むと、とても前向きになれて救われる1冊です。

『うちら棺桶まで永遠のランウェイ』のあらすじ

毎日が「口から文化祭」状態! SNSやYouTubeの発信にとどまらず、歌手、モデルとしても活躍。

独自のボキャブラリーや、「意外に深い」名言で若者の支持を集めるkemioによる待望のエッセイです。

もともとポジティブだったわけじゃない。物心ーつく前に両親が亡くなって、「当たり前」なんてわからないし、クラスでは「変な人」扱いされて、無視されたこともあった。

芸能界に憧れたけど、オーディションには落ち続けて、自信をなくしたことも数えきれないほど。

だけど人生は環境じゃなくて、すべてやり方次第。自分でカスタムした武器で、この世の中を生き抜いていく!

人間関係や将来、恋愛…目の前のあなたの悩みを、新機軸に吹き飛ばせる痛快な1冊です。

第4位『君の膵臓をたべたい』

「ラスト、きっとこのタイトルに涙する」

実写映画、アニメ映画化もされた、住野よるさんのデビュー作。

2016年本屋大賞第2位、Yahoo!検索大賞2016小説部門賞受賞など、瞬く間にベストセラーとなった青春小説。

さまざまな解釈ができる作品だということで、その評価は賛否両論。詩のような、綺麗な言葉で綴られた作品は、泣ける小説としても話題になりました。

『君の膵臓をたべたい』のあらすじ

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。

タイトルは「共病文庫」。

それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

読後、きっとこのタイトルに涙する。

「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説。

第3位『夢を叶えるゾウ』

シリーズ累計300万部を突破した、ベストセラー本。

テレビドラマやアニメにもなり、話題となったのは記憶に新しいでしょう。

「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」

この疑問に対する1つの解答を用意した作品です。

『夢を叶えるゾウ』のあらすじ

主人公は「人生を変えよう」と思っているけど、何も変えられない普通のサラリーマン。

そこへある日突然、ガネーシャというゾウの姿をした神様が現れ、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけの怠惰極まりない生活を始めます。

しかしガネーシャは自信満々にこう言います。「今からワシが出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――」

主人公とガネーシャの漫才のような掛け合いで、「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」という自己啓発書のメインテーマを説いていきます。

第2位『図書館戦争』

2008年、第39回星雲賞日本長編作品部門受賞。

シリーズ累計570万部、アニメ、実写映画、コミカライズとさまざまな媒体で人気を博する有川浩さんの小説。

メディア良化法の制定に伴う公序良俗を乱す表現を取り締まる組織と、過剰な取り締まりに対抗する図書館の組織が銃撃戦まで交えて「表現の自由」を奪い合う闘争を描いた作品。

『図書館戦争』のあらすじ

2019年(正化31年)。

公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。

高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。

不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?

番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。

第1位『嫌われる勇気』

累計発行部数が200万部を越えた、アドラー心理学についての大ベストセラー本。

今回の投票でも、堂々の第1位に輝きました。読んだ人も多かったはず。

フロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近かったアルフレッド・アドラー。

「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方法が提示されます。

今の日本に求められる、究極の1冊かもしれません。

『嫌われる勇気』のあらすじ

自由とは他者から嫌われることである。

アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定します。

他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになってしまうから。

そこで、我々は「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離する必要があります。他者の課題には踏み込んではいけません。

ほとんどの対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込む事によって引き起こされます。自分の生についてできることは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」だけ。

人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないこと。

対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る”勇気”の対話篇です。

人生を変えた本のリスト、あなたは何冊読んでいましたか?

今回のリストに、あなたの人生を変えた本はランクインしていましたでしょうか。

本という媒体は、ほんの少し人生にスパイスを与えてくれるものから、この先の人生を大きく変えてしまうものまでさまざまな作品が存在します。

もし読んだことがない作品がありましたら、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。