人生を成功させるおすすめの朝の習慣8選

人生を成功させるおすすめの朝の習慣4つ リスト紹介
自分が持っている時間として見落としてしまいがちな朝の時間。しかし、朝に「良い習慣」を身につけることが、人生を成功に導く鍵となればどうでしょう? 今回の記事では、その時間を有効に活用し、そこから続く一日のモチベーションを上げる8つ習慣をご紹介します。

起床してから会社や学校に行くまでの時間。

無意識に<朝の時間=準備の時間>という固定観念のままになっていませんか?

仕事の準備や起床することそのものに追われるばかりで、と認識している人が多くいますが、億劫な気持ちで起床して、その気持ちを引きずったまま朝を過ごしていれば、下降気味のモチベーションを抱えたまま一日を終えてしまいます。

逆に言えば、朝の時間を清々しく過ごせたなら、意欲を持って一日に臨むことができるのです。

ぜひ、身支度のみで終わってしまう朝の習慣を、自分が楽しいと思うことや、健康のための習慣に塗り替えていきましょう。

朝のおすすめの習慣8選

自分でもやれそうだと思えるものがあれば、積極的に取り入れてみてくださいね!

①必ず朝食を食べる

必ず朝食を食べる

基本的なことではありますが、蔑ろ(ないがしろ)にしがちな朝食。

その理由は、作るための手間が一番に挙げられます。

料理をするためや食べるために早く起きる必要があるので、「睡眠時間を削ってまで…」と思ってしまうのは仕方のないことです。

無理をして豪勢な朝食を用意してみても、習慣として根づく前に挫折してしまう場合もあるでしょう。

なので、まずは「何かしらを口にする」という意識を持つようにしてください。

昨晩の残り物でも、買ってきたパンでも、ちょっとしたお菓子でも構いません。

とにかく、何かを食べてから行動するという習慣が大切です。

栄養の補給は当然として、食事に五感を使うことでスムーズに意識を覚醒させることもできます。

特に意識してもらいたいのが、楽しく食事をとることです。

好きな食べ物を用意しておいたり、贅沢にコーヒーを豆から淹れてみたりして、嫌々でなく自発的に食事に向かえる状況を整えてください。

肝心なのは幸福感を得ることです。

幸福感から始まった一日は、それから行っていくあらゆる物事のモチベーションを向上させることに繋がります。

②運動をする

朝 運動

朝から身体を動かす習慣をつけることで、朝の時間に対する印象はずっと良くなります。

社会人になると、多くの人が運動から遠ざかっていきます。

ただでさえ仕事で疲れているのに、そこから更に疲れる要因を増やすのは、人によっては狂気の沙汰とすら思えるかもしれません。

しかし、ここで明言しておきたいのが、仕事の疲れと運動の疲れは全く別物であるということと、必ずしも疲れるまで運動する必要はないということです。

運動することで疲労感は下がる

例えば、休日に思い立ってランニングをしてみたとします。
間違いなく筋肉痛になります。

筋肉痛になるということは、普段、その痛くなった部分の筋肉は使っていないということです。

身体は、行使した筋肉を回復させようと細胞を活性化させます。

回復が済んだ筋肉は、運動をする前よりも強固になります。

この回復しようという働きは、実は、筋肉が運動によって傷づく前から始まっています。

スポーツジムのメニューでは、少ない回数の筋トレを断続的に繰り返すことで、筋肉を傷つけずに活性化だけを促す手法が取り入れられている場合もあります。

朝の時間でも同様に、適度な運動の時間を作ることで、疲労を感じることなく身体の活性化だけを促すことができます。

また、運動は身体の血流を良くするというメリットもあり、当然それは脳にまで及びます。

身体を動かしつつ、頭を使う準備ができますよ。

おすすめはラジオ体操

しかし、運動が嫌いな人にとっては、運動すること自体が非常に苦痛な時間になってしまいます。

それでは朝の印象を変えるばかりか、更に悪化させてしまいかねません。

そんな人におすすめなのが、誰もが知っている「ラジオ体操」です。

ラジオ体操は、身体のあらゆる部分を適度に動かせるように考えられた非常に信頼度の高い体操なのです。

起きてからの10分、一度ラジオ体操にあててみてください。

真剣にやれば身体と意識が覚醒していくのがわかりますよ。

これが習慣となれば、一日のパフォーマンスポテンシャルは間違いなく向上するでしょう。

③読書をする

読書をする

朝に読書をすることで得られるメリットは、「思考のリセット」です。

人間は思考する生き物(考える葦)だというのは、フランスの思想家パスカルの言葉。

人は常に何かを考えており、その思考は無意識の内に非常に広い範囲へと枝分かれしています。

深い思考は、時に行動するための原動力となり、あるときには負担としてのしかかります。

暗い気持ちのままでの思考は一度リセットしないと、だんだんやる気がなくなったり、無気力になっていきます。

ここで有用なのが、読書による「思考のリセット」。

読書をすることで、物事に対して客観的になり、枝分かれした思考を一つに集中させ、頭を巡る色々なことを一旦外へ放り出すのです。

文章を読む間、人はその内容を第三者として俯瞰することになります。

読書をすることによって、そもそも「当事者ではない」という前提になるので、思考が「今の自分」から離れられます。これが重要なのです。

まずは、本を読むという行為により、意識を文章に集中させてみてください。

朝にほんの少し読書を取り入れることで、頭の中をスッキリさせ、その日一日気持ちよく過ごせるように調整できます。

長い時間をかけて頑張りながら本に向かう必要はないので、短い時間でも集中して本を読む時間を作るようにしてみましょう。

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④趣味のための時間を作る

趣味の時間を作る

朝を楽しく過ごす一番の方法は、今現在自分が楽しんでいることをすることです。

一日の中での自由に使える時間とは、大半が仕事を終えてから就寝するまでの時間だと捉えてる人が非常に多くいます。

アフターファイブという言葉があるくらいです。

「仕事が終わった」という、一種の安心のもとで好きなことをするのは、気兼ねなく楽しむ上でも理にかなったことです。

そう考えるとならば、気兼ねなく楽しむことは朝の時間にだってできるはずです。

例えば、夜の楽しみにしている趣味の時間を削って、その分早く起きる。

その結果発生した時間、つまり朝の時間を趣味に使うのです。

これが習慣となれば、「朝の時間は趣味に使う時間だ」という認識になり、非常に明るい気持ちで一日をスタートさせることができます。

一時期メディアなどで頻繁に取り上げられていた「朝活」という考え方。

「朝活」がなかなか浸透しなかったのは、それを習慣とすることに少なくない努力が必要とされるからです。

良い習慣だとは分かっていても、それを実行し、継続できる人は多くありません。

楽をして良い生活を送れるならば、それに越したことはありませんが、何事にも限界はあります。

どこかで重い腰を上げなければならなくなる瞬間は、必ずやってきます。

朝の時間を作る習慣とは、言わば努力の習慣です。

努力には苦労がセットでついてきますが、その努力が自分の好きな物事のためならば、多少頑張ってみようと思えるのではないでしょうか。

それが生活の一部として根づけば、一日の過ごし方は驚く程に有意義。

ぜひ、「楽しい」で始まり、「楽しい」で終わる一日にしましょう。

⑤朝日を浴びる

<h3>⑤朝日を浴びる</h3>
すっきりとした目覚めと、気持ちよく1日のスタートを切るための手軽な方法として、「朝日を浴びる」があります。

よくドラマやアニメなどで朝日を浴びながら起きるシーンがありますが、それには大きな効果があります。

わたしたちの体には「体内時計」というものが備わっていて、1日24時間の地球の自転に合わせて日中に活動し、夜に休息をとるというリズム(概日リズム)を調整しています。

この概日リズム、実はきっちり24時間の周期ではなく少しだけ長くなっており(逆に少しだけ短い人も少数ながら存在します)、この時間差によるずれを修正しないまま過ごしていると、地球の自転による朝昼夜のサイクルと体のリズムがどんどんずれてしまいます。

そのずれをリセットしてくれるのが、朝の太陽の光です。

朝の太陽の光を浴びると、目を通じてその「明るい」という情報が脳の体内時計をつかさどる場所に伝達され、ずれている体内時計をリセットさせてくれます。

部屋の中の明るさが500ルクスほどであるのに対し、朝日が入る窓の近くであれば3,000ルクスほどの明るさになります。

この光の強さが眠りをもたらすメラトニンの分泌をストップし、代わりにセロトニンという神経伝達物質が分泌をもたらし、心地のよい目覚めをアシストします。

これらの効果によって、すっきりと目が覚めた状態で1日のスタートを切ることができます。

もし寝室に朝の日光が差し込まない場合は、日光の入る部屋に移動して朝の光を浴びましょう。

朝日を浴びながらラジオ体操などの軽い運動をするというのもいいですね。

⑥水を飲む

朝起きてすぐに、水を飲むのもおすすめです。

コップ一杯(200ml程度)の水を飲み、寝ている間に汗などで失われた水分を補給することで血液をサラサラにします。

また、水を飲むことで胃腸に刺激を与え、動きを活発にさせることで食欲が出てきて朝食がよりおいしく食べられます。

「起きたばかりでお腹が空かない」と感じるのは寝ているときに胃腸も休んでいる状態だからです。

朝食の前にまずはお水でお腹を目覚めさせてあげましょう。

水の温度は冷たい水が効果的です。

冷たい刺激が気持ちも胃腸もシャキッと目覚めさせてくれます。

ただし、胃腸が弱い人は刺激の少ない常温の水でも構いません。

自分に合った温度で目覚めの水を習慣にしましょう。ベッドや布団の近くにあらかじめ用意して置いておくと、忘れずに習慣として定着します。

水分は健康維持の面でも重要ですので、起床後だけではなく1日の中でもこまめに摂るようにしてください。

⑦目覚めてからの行動を決めておく

<h3>⑦目覚めてからの行動を決めておく</h3>

朝起きてからおこなう行動があらかじめ決まっていれば、目覚めてからぼんやりとしたまま過ごすことがなくなります。

といっても、目覚めてからいきなり活発に動く必要はなく、ちょっとした動きから朝のリズムを作っていければ十分です。

たとえば、目が覚めて体を起こしたら、先ほど紹介した水を飲むというところから始めます。

その流れで台所に向かいコーヒーを入れるためにお湯を沸かし、朝日が差し込む窓辺に行って軽く体をほぐします。

ここまで動ければ、ぼーっとした状態も抜けてきていますので、あとはそのまま朝食の準備などに入ればリズムよく朝の時間が過ごせます。

このリズムの中で、先ほどご紹介した運動や読書・趣味などの時間を設けられるとさらに充実した朝となります。

朝起きてなんとなくテレビをつけてぼーっと見ていても、なかなかこのようなリズムは作れません。

このように目覚めてからの簡単な動きを決めておいてそれを習慣化しておけば、無理なくメリハリのある朝の時間が過ごせ、気持ちよく出社や仕事のスタートにつながります。

⑧出勤の用意は寝る前に、衣服選びも迷わないように

<h3>⑦目覚めてからの行動を決めておく</h3>
出勤時に持っていくものは寝る前に準備しておきましょう。

せっかく朝の時間をゆっくり過ごせても、出勤の用意を後回しにしていると、出勤前のぎりぎりになって慌てることになります。

そして慌てたまま準備をしていると必要なものをカバンに入れ忘れたりして、自宅を出たあとに「ああっ、あの書類を忘れた!」と慌ててまた自宅に戻ることになります。

それ以外でも、かけているメガネが仕事用ではなく自宅用のものだったり、冬ならマフラーの着用を忘れたりなど、慌てているとこういった忘れ物も出てきます。

その結果遅刻などをしてしまっては、朝のスタートも台無しになってしまいます。

また、仕事で着る服も前の日にある程度決めておくか、もしくは選ぶ選択肢を少なくして朝に迷うことのないようにするのがおすすめです。

オバマ前大統領がグレーもしくはブルーのスーツしか着用しないという話は有名ですが、これも朝の貴重な時間や考えるエネルギーを無駄に消費しないためのものです。

衣服で迷うのは休日のお出かけ前のお楽しみにして、出勤時の用意はできるだけ寝る前に、服選びも短時間でできるようにしておきましょう。

成功者の朝習慣の例

成功者 朝 習慣

朝の習慣が変わると、一日の過ごし方が変わり、人生が変わる

朝一番に何かしらの楽しみな物事があるという状況は、目覚めの良さの向上にも有用です。

目覚めが良い分、時間も有効に使えます。

成功する人は、朝の習慣を変えることで一日を効果的に使い、それを日々続けることで人生を成功に導いているのです!

ここから、著名な方々の話に聞いた、当人たちが行っている朝の習慣をいくつかご紹介します。

朝の入浴 【藤原基央(BUMP OF CHICKEN)】

入浴

広い層から多くの人気を誇るバンド「BUMP OF CHICKEN」のボーカル藤原基央氏。

音楽誌のインタビュー記事にて、ライブの日の朝に1~2時間の入浴をしていると話していました。

本人の意図とは異なるかもしれませんが、朝一番の入浴は血行を良くし、リラックスするという観点から非常に有用であるといえます。

さらに、好きな香りの入浴剤などを使ってみれば、気持ちの良い一日になること間違いなしです。

朝の散歩 【ベートーベン】

朝の散歩

クラシックと言えば、この人が真っ先に思い浮かぶという人は多いのではないでしょうか。

常人にはおおよそ不可能なほどに、数多くの名のある作品を多く残してきた彼ですが、朝の散歩をすることがインスピレーションを得るための秘訣だったそうです。

周りの風景を眺めることで感性を刺激し、同時に運動を行うことで身体のポテンシャルを最大限に発揮することができます。

また、新たな発想や閃きというものは、無心の中、突然降ってくることも珍しくありません。

心をリセットをしたいときには、散歩がピッタリでしょう。

午前4時に起床、夜9時に就寝 【村上春樹】

午前4時に起床、夜9時に就寝 【村上春樹】

日本を代表とする小説家である村上春樹氏ですが、「天才たちの日課」という書籍に掲載されたインタビューにて、執筆中は朝4時に起床し、それから5~6時間仕事をしたあと、普段の生活をして夜の9時には就寝するという風に語っていました。

同時に村上氏は、習慣づけることの重要性にも触れており、生活リズムをコントロールして意識をスイッチするという手法を習慣づけているそうです。

朝4時起床、夜9時就寝というのは難しいかもしれませんが、自分の設定した目標に沿うことで、行動に対する意識を促すことは十分に可能です。

最後に

最後に

今回ご紹介した朝の習慣は、あくまでも一例ですが、大事なのは、自分に合った過ごし方です。

朝の時間は一日の中で見れば短い時間ですが、長期的に見れば決して軽んじることのできない時間でもあります。

朝の過ごし方を改善すれば、時間を確保できる上に、ポテンシャルが向上してその日1日の作業の効率化も期待できます。

最初は起床するだけでも苦労するかもしれませんが、習慣になってしまえば必ず大きな力になります。

それを意識すれば、これからのスタートは今までと全く変わってくるでしょう。