自分を見つめ直すときに読んでほしい本7選

リスト紹介
自分を見つめ直したいときに、有用なのが読書です。今回は、自分の生き方を振り返るにあたって、おすすめの小説や自己啓発本など幅広いジャンルから,7つに絞ってご紹介します。

読書は「人生の疑似体験」です。

自己啓発、物語、エッセイ、ジャンルを問わず、そこから教訓や気づきを得ることは、自分の人生では得られることのないはずだった経験を得ることに等しいのです。

ふと立ち止まり、自分の歩んできた人生を振り返ったとき、この擬似的な経験があるかないかで、自分の人生が持つ意味は大きく変わってきます。

本から生き方を参考にする際の注意点

ご紹介する前に、本から何かを得ようとする際に、気をつけていただきたいことをお伝えします。

「こんな本を読んでも意味がない」と決めつけない

「こんな本を読んでも意味がない」と決めつけない

よく「漫画は文学に劣る書物だ」と論じる方がいます。

たしかに、文学性という面では、感情の動きや微妙なニュアンスを文字だけで表現する文学の方が優れていることも多いでしょう。

しかし、それは漫画が「絵で伝える」という武器を持っているがゆえです。

この2つを比べることは、絵画と料理のどちらが優れているか決めるようなものでしょう。

本が持つ意味は、本の優劣で決まるのではなく、読んだその人が自発的に決めるのです。

身も蓋もない言い方になってしまいますが、「人それぞれ」なのです。

人と人とに相性があるように、人と本の間にも相性があります。

本を手に取る前から「この本から得られるものはない」と決めつけてしまうのは、もったいないことです。

一度手に取ったら全て読む必要があるわけではありませんが、自分にとって意味があるかどうかは、少し目を通してみてからでも遅くはありません

本に書いてあることを否定せず客観的に受け入れる

本に書いてあることを否定せず客観的に受け入れる

読んだ本に、自分にとって都合の悪いことが書いてあっても、それを否定せずに客観的に受け入れるようにしましょう。

例えば、熱血スポーツ少年が主人公の物語だと、斜に構えた不真面目な生徒は、ストーリーにおける「問題点」として扱われることがあります。

逆に、よく本を読んでいる物静かな少女が主人公の物語では、明るいクラスの中心人物が、主人公にとって障害のように描かれる場合もあります。

もし物語の中で、自分に身に覚えのあることが反面教師のように描かれていたとしても、そこに反感を持ってはいけません。

あくまで、客観的事実として一旦飲み込みましょう。

本で描かれる善悪や常識も、極端に言えば偏見の1つです。

しかし、それを偏見と論じて意に介さないこともまた偏見なのです。

自分と違う価値観を垣間見れることも、本を読む上で得られるメリットの1つです。

それは自分の生き方を見直す上で大きな力となります。

①人生の視野を広げてくれる~『不思議な羅針盤(梨木香歩)』~

大人気作品「西の森の魔女が死んだ」の作者による、秀逸なエッセイ。

自分の視野を広く持つことで、人生が豊かになることを教えてくれます。

郷愁感と独特な空気に溢れた文章で読者の心を掴んで離さない著者が、普段どんな風に日常の景色を見ているのかが描かれます。

まるで物語の一部のような描写に、著者の非凡さが感じられます。
著者の日常は、筆者のような一般人にとって非日常のようです。

しかし、この作品を読み終えて自分の周りを見渡したとき、読者は気づくでしょう。

その非日常は、私たちの周りにもありふれているのです。

著者と私たちとで、見ているモノは同じはずなのに、どうしてこんなにも違った世界が見えるのか。

それは一重に、観察しているか否かの違いです。

普段なら気にとめないような些細な出来事を、著者は1つずつ観察し、思いを巡らせます。

結果、そこから多くの物語がうまれ、日常が非日常へと変貌しているのです。

ありふれた日常で何を思い、何を感じるのか。
いつもより少し視野を拡げるだけで、人生が豊かになっていきます。

それを教えてくれる1冊です。

不思議な羅針盤

②人生において大事なものを教えてくれる~『レ・ミゼラブル(V.ユゴー)』~

レ・ミゼラブル(一)(新潮文庫)
新潮社 (2016-04-29)
売り上げランキング: 118,945

現代に至るまで数多くの舞台や映像化がされてきた、フランスを代表する名作です。

日本では「あゝ無情」のタイトルで流行しました。

知らず知らずの内に、私たちが「貧しい人々」になってしまってはいないか。

そう問いかけられる作品です。

少年時代にパンを盗んだ罪で投獄された主人公「ジャン・バルジャン」が、数々の苦難を経て、正義とは何なのかを問い続けるヒューマンドラマです。

ジャン・バルジャンは、刑期を終えた後も犯罪者の烙印を押されたまま貧しい生活を余儀なくされます。

明日は我が身の生活を送る中、飢えに耐えられず教会に盗みに入った彼は、1人の神父と出会います。

神父は全てを知った上でジャン・バルジャンを許しました。

その広い心に心を打たれたジャン・バルジャンは、人のために生きることを決意し、犯罪者の身分を隠して立派に市長を務めることになります。

しかし、そんな人生にもやがて影が落ち──

レ・ミゼラブルとは、日本語で「貧しい人々」という意味を指します。

貧困に苦しみ、悪事に手を染める人々が蔓延する中、自分はどれだけ正しく生きることができるのか。

ジャン・バルジャンの葛藤や苦悩は、現代に生きる私たちにも丸々当てはまります。

何をするにもお金が必要な社会、利益ばかりを求める人々、そんな中でどれだけ他人を思いやれるのか。

理想論と断じることは簡単ですが、理想のない生き方にどれだけの価値があるのでしょうか。

レ・ミゼラブル

③自分の「軸」について考えたいあなたへ『WHYから始めよ!』 (サイモン・シネック)

この本は優れた組織のリーダー、「インスパイア型リーダー」になるための方法について書かれた本です。

しかし、今回は

「自分の軸って何なのだろう?」
「なぜ自分はこの仕事(あるいは趣味など)をしているのだろう」

という自分自身への問いかけに対する答えにつながる本として紹介します。

ゴールデンサークル

ではまず、インスパイア型リーダーとはどのようなリーダーなのでしょうか。

そのカギになるのが、「ゴールデンサークル」です。

これは「WHY」の円を中心に、その外周に「HOW」、さらにその外周に「WHAT」という円がある、3層構造の円で示されたものです。

「WHY」とは「自分が今していることの理由(why)」で、企業であれば理念や大義がこれにあたります。

「HOW」は「自分がしていることの方法(how)」で、組織や組織内の個人が持つ方法・手法のことです。

そして「WHAT」は「自分がしていること(what)」で、組織が扱っている製品やサービス、組織内の個人の職務のことです。

優れたリーダーはこのWHY、すなわち理念や大義をを明確に掲げ、組織のみんなを巻き込み鼓舞してWHYを実現するためのHOW(方法)を生み出し、そのHOWを用いて素晴らしいWHAT(商品やサービス)をつくり出すことができるのです。

このゆるぎない理念・大義のもと、組織のみんなを鼓舞して感動させることができるのが、インスパイア型リーダーなのです。インスパイア型のリーダーは、ゴールデンサークルの最も中心であるWHYを起点に、そこからHOW、そしてWHATの順に考え、行動をしています。

この本ではアップルやスターバックス、サウスウエスト航空といった組織を例に、どのような理念を掲げ、それをもとに社員を鼓舞し、理念を実現させるための方法を生み出し、商品やサービスとしてこの社会に提供しているかという一連の流れを説明しています。

自分自身の中にもインスパイア型リーダーを

このように組織のリーダーを目指したい人、リーダーのあり方について考えたい人に向けて実例も交えてわかりやすく説明がされているのですが、これは組織だけではなく自分という個人にも適用できることです。

すなわち、自分の中に自分を鼓舞して動かすためのリーダーをつくるということです。

そしてそのためには自分の「軸」、会社や組織でいうところの理念というものが必要になります。

自分の中にゆるぎない軸があれば、それが自分自身を鼓舞し、実現のための方法を習得して、その方法をもって仕事や趣味の場で業績や作品として生み出すという結果に導けます。

ですので、自分の軸を持つことの大切さや、軸を持つことでどういったすばらしい結果に導かれるかということの参考として、この本をおすすめします。

④「意志力」を上げたいあなたへ『スタンフォードの自分を変える教室』(ケリー・マクゴニガル)

「自分は意志が弱いなぁ」と感じることが多い人や、したいことを実行に移せなかったり後回しにしてしまう人、逆にしてはいけないとわかっているのについついしてしまう人におすすめの一冊です。

といっても、ただやみくもに「意志を強く持とう!」と気合や根性にまかせてなんとかしようというものではなく、脳の仕組みや医学・心理学などの最新の研究データにもとづく内容となっているのが特長です。

まず最初の章で自分にプラスになることを実行するための「やる力」、自分にマイナスになる習慣や行動を「やらない力」、そして、自分が本当に望んでいることを忘れず、必要なときに思い出して「やる力」や「やらない力」の後押しをする「望む力」を定義しています。

そして、それらの力を用いて目標を達成する「意志力」を磨き上げることが「自分を変える」ことにつながるとしています。

その意志力を磨き上げるための方法を、脳の仕組みや心理学、人間の本能といった科学的な見解を織り交ぜて、具体的なエクササイズとして実践できるものとして各章で紹介しています。

また、現代ならではの問題として、

・メールがいつ来るか気になって何度もスマホを見てしまう
・「SNSに投稿したものへの反応に一喜一憂してしまう
・ゲームをやりはじめたらやめられなくてつい夜遅くまでやってしまう

なども取り上げています。

これらについても脳の仕組みや人間の本能によって起きると詳しく解説されており、その仕組みをあらかじめ知っておけば客観的に自分の行動・思考パターンに気付くことができ、「(悪い習慣を)やらない力」につなげることができます。

エクササイズをひとつひとつ実践しながら各章を読み進めるもよし、ひととおり最後まで読んでから「これはやってみたい!」と思ったエクササイズを実践してみるもよし、自分のやりやすい方法で意志力を上げていきましょう。

⑤イライラや無駄な思考を減らしたいあなたへ『考えない練習』(小池龍之介)

「イライラしやすい自分をなんとかしたい」
「ついあれこれと考えすぎてしまう」
「SNSの世界で疲れを感じている」

そんな人たちにおすすめの、思考や雑念に支配されない自分になるための練習方法が書かれた一冊です。

無駄な思考や雑念は五感に集中することでなくなっていく

第1章では思考や雑念に支配されない方法として、「五感を研ぎ澄ます練習」を紹介しています。

ふだん何気なく扱っている身の回りのものごと(見る、聞く、食べるなど)に注意を向けることで、これまで取るに足らないと思っていたことにも価値を見出せるようになり、今の生活がより充実したものに感じるようになるというものです。

「見えている(なんとなく目に入っている)」を「見る(意識して見る)」に、「聞こえている(なんとなく耳に入っている)」を「聞く(意識して聞く)」に変えることで五感が研ぎ澄まされていきます。

たとえば雨の日。雨音がただ耳に入っている状況なら「今日は雨で嫌な気分だなぁ」と一日中沈んだ気分やそこから生まれるネガティブな思考に支配されるおそれがあります。

しかしこの雨音に意識して耳を傾けると、それが趣のある音だと気づき、こういうのもいいなと感じるかもしれません。このように、身の回りのちょっとしたことからも充実感が得られるようになります。

普段から必要以上に脳内で「考える」ことにエネルギーや時間を消費して、五感で感じられるすばらしい世界に気付かずにスルーしているならとても損なことです。

そして、その「考える」の内容が「欲」「怒り」「迷い」といったものによるものならば、イライラにもつながります。

五感のセンサーを磨き、五感に集中することで、イライラや雑念もしだいに減っていきます。

第2章では具体的な練習・方法が、日ごろの動作(話す、聞く、見るなど)別に書かれていますので、そのうちのいくつかを紹介します。

「話す」

自分のことを話したい、聞いてほしいときについつい早口や大声になることはありませんでしょうか?

これは相手に認めてほしいという「欲」からきていますが、残念ながらこれではむしろ相手には伝わらず、ただ早口でうるさくて何を言っているのか分からないという「怒り」が相手の中に生まれます。

こうなってくると、話し手は「なんで聞いてくれないの」とイライラしますし、聞き手は「うるさいなぁ」とイライラします。

このような思考がお互いに脳内を支配してしまっては、情報を与えることも受け取ることもできません。

1文字でも多く伝えたい、聞いてほしいという気持ちはあると思いますが、そういうときこそ、自分の話している声に意識を向けてみましょう。

そうすれば「あれっ、ちょっと早口すぎたかな」「声が大きすぎかも」と違和感を感じ、自分の話し方や声を客観視でき、修正ができます。

そうすることにより話し方がだんだんと穏やかなになり、お互いに違和感なく話し、聞くことができるようになります。

このほかにも、「口答え・言いわけ」「悪口」「嘘」を言ってしまう場合の対処法や、「ありがとう」という言葉の落とし穴についても触れています。

これらを知って実践していくと、会話のコミュニケーションが話し手・聞き手の両方にとってより良いものになっていき、そこに「イライラ」の思考のノイズはなくなります。

「聞く」

「友人の愚痴を聞いていると同じ内容ばかりでイライラする」
「あの上司はいつも小言ばかり。あの人の話は聞きたくない」
「自分の仕事について注意されるとつい大声で反論してしまう」

など、「聞く」ことを通じてイライラしてしまう人へのトレーニング方法も紹介されています。

その一つとして、「刺激の強い音を避け、自分自身もそういう音を発しないようにする」というものがあります。

怒鳴り声や激しい音ばかりを普段から耳にしていると、そのような音が知らず知らずのうちに自分の中に蓄積され、自分の思考の中にも影響を及ぼし、自分自身からもそのような声や音を発するようになります。

自分自身から発せられる声や音に注意を向けてみて、「つい自分も大声で反論してしまう」とか、「扉を閉める音や動作の音が大きい」などの刺激の強い音を発しているのであれば、自分自身の周りがそのような刺激の強い音であふれていることが多いです。

そしてまた、自分自身も大きな音を立てることで周りの人を大きな音を立てるように導いています。

可能であればそのような音とは極力距離を置き、また自分自身の発する音も不必要に大きいのであれば小さくするよう心がけましょう。

これにより、身近な音から生じるイライラが減っていきますし、自分自身もイライラの発生源にならないようになります。

また、相手の愚痴や批判を聞くのが苦痛でイライラするときは、相手の話す声のトーンや口調、その奥にある相手の感情や思い(「私のことをわかってほしい」「私は今苦しいんです」)に注意・観察をして聞いてみると、聞く価値もないと感じていた話にも興味を持ってしっかりと聞けるようになれますし、イライラや雑念もなくなります。

この章ではほかにも、「見る」「書く」「食べる」などの行動の中で生じるイライラや余計な思考の原因と、それらに支配されないための練習方法について一つひとつ説明が書かれています。

これらの練習法のすべてを実践するのは難しいかもしれませんが、ふだんの生活や行動、会話などの中で少しでも意識して取り入れられると自分や周囲のイライラが減っていき、穏やかな日々になっていきます。

毎日の生活の中でイライラを感じたり、余計な思考に悩まされている人におすすめの一冊です。

⑥身近な人の大切さを教えてくれる ~『光のお父さん(マイディ)』~

ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
マイディー
講談社
売り上げランキング: 82,473

現在でも高い人気を誇るオンラインゲーム「ファイナルファンタジー14(以下FF14)」を舞台に繰り広げられる、ノンフィクションハートフルストーリーです。

元々プレイヤーの著者が連載していたブログ記事を書籍化した本作。ドラマ化もされて多くの注目を集めていました。

家族や友達といった、当たり前になってしまいがちなものの大切さを、改めて考えさせてくれるような作品です。

幼少期から国民的RPG、ファイナルファンタジーシリーズを愛してやまなかった著者マイディが、疎遠になった父へ親孝行をするために、とある計画を立案します。

それは、「仕事を辞めた父への退職祝いとしてPS4とFF14をプレゼントし、正体を隠したままゲーム内で父に接触。そして当時最大の難易度を誇っていたダンジョンを共にクリアしたとき、自分が息子であることを明かす」という壮大な計画です。

普通のゲームとオンラインゲームとの一番の違いは、周りにいるキャラクターも生身の人間が操っている点にあります。

つまり、ゲームの中とは言えど、そこで交わされる言葉や繋がりは、実際に人と人とで作り上げていくものなのです。

著者の「マイディ」という名前は、著者がFF14の中で使ってるキャラクターネームです。

この作品の中でも、著者はマイディとしてゲームの中の友人と協力しながら父をサポートしていきます。

その姿が微笑ましく、つい応援してしまいます。

「家族、友達、努力、勝利」ありきたりですが、忘れてしまいがちな大切なことを思い出させてくれる素敵な1作です。

光のお父さん

⑦愛のある人生にしたいあなたへ ~『ある愛の詩(新堂冬樹)』~

ある愛の詩 (角川文庫)
ある愛の詩 (角川文庫)

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新堂 冬樹
角川書店
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純粋なハートフル小説と、陰謀渦巻くサスペンス小説。

両極端な物語を自在に操る著者による、恋愛小説の傑作です。

恋愛モノの中でも、当作は自己犠牲の精神が極めて色濃く描かれています。

全ての願望を投げ打ってでも尽くしたい誰かがいるのか、そもそも全てを投げ打てるのか。

「人とはこうあるべきだ」という理想の形が描かれています。

小笠原の地で、俗世を知らないままイルカのテティスと共に生きてきた拓海と、歌手を志す大学生の流歌が出会います。

互いに惹かれ合う二人でしたが…

ここまで聞くとステレオタイプな恋愛ドラマに見えます。

しかし、ここから進んでいく物語はあまりに切なく、あまりに哀しいものです。

主人公の拓海は、生まれ持つ穏やかな性格と大切なものを見抜く明によって、ただひたすら流歌の幸せだけを願って行動します。

時には、自ら身を引く決断すらいといません。

それはただひたすらに、「彼女の笑顔が見たいから」。

普段恋愛小説を読まない方でも、イルカの表紙に惹かれて購入してみると、涙なしに読むことはできないでしょう。

最後に

最後に

今回ご紹介した本は、ジャンルも世代も様々です。

冒頭で述べた通り、それぞれの本で合う人と合わない人がいることがあります。

つまり裏を返せば、どんな本からも何かを得ることは可能であるということです。

繰り返しになりますが、生き方を見つめ直すためには、自分の人生を客観的に見ることが必要です。

それは言わば、物語の主人公を見る読者の視点です。

その視点は、これからの未来をより良いものにしていく上で、非常に大きな力になります。

自己啓発とは、本来他者から与えられるものではなく、自分から得ようとするものです。

英語では「serendipity」とも言いますが、一見関係のない多くの物事に、人生のヒントは隠されているのです。

もしご紹介した本の中に、気になるものがあったならばぜひ手に取ってみてください。

そこで見つけた何かしらが、あなたにとっての力になるはずです。