部屋が綺麗な人は、なぜいつも部屋を綺麗にできるのでしょうか?
実は、部屋を綺麗にできる人は、共通の特徴を持っているのです。
さらに、その人の性格や精神的な要因も深く関わっています。
例えば、友達の家に遊びに行ったとき、部屋がいつも綺麗だと「この人は清潔でしっかりしている人なんだな」と、良い印象を持ちますよね。
逆に、いつも部屋が汚い人だと、「いい人だけど、部屋が汚いからだらしないのかな」などと、マイナスの印象を抱くことも。
当然、部屋が汚いから、この人はだらしないとか不清潔というのは、全員に当てはまることではありません。
しかし、世間一般的にはマイナスのイメージとして見られがちです。
今回は、部屋が清潔な人の特徴をいくつかご紹介し、さらに部屋を綺麗することが苦手な人のために、部屋を清潔にするための方法をご紹介します。
目次
いつも部屋が綺麗な人の特徴
部屋は綺麗にしたいけど、仕事で疲れて片づける気力がなかったり、なんだか部屋を掃除するのが面倒で重い腰が上がらないなど、部屋を綺麗にできない要因は様々。
たしかに、掃除が好きな人であれば苦労はしませんが、掃除が苦手な人にとっては少しストレスに感じてしまうでしょう。
ここでは、部屋を綺麗にできる人の特徴をご紹介します。
難しいものではなく、意識して実践し続けることで、自ずと自分の特徴に変化していくので、ぜひこれから紹介する特徴を真似てみてください。
①心に余裕がある
部屋を綺麗にできる人は、心に余裕があります。
部屋は心の調子によって、綺麗になったり、汚くなったりします。
例えば、仕事で上司から怒られてストレスがたまり、疲れて自宅に帰ってきたとき、すぐに「さあ、掃除しよう」とはきっとならないはず。
疲れていることでやる気も起きず、何もしたくなくなりますよね。できれば、ご飯食べて、ソファにでも座ってゆっくりしたいものです。
ですが、心に余裕がある人は少し思考が違ってきます。
部屋を綺麗にできる人は、疲れて帰ってきたときでも部屋を綺麗にするのです。
掃除をすることで、自分のストレスをリセットし、心をフラットな状態にします。嫌なストレスの力を、掃除をする力へと転換しているのです。
心をフラットにすることで、余裕が生まれるのです。
心に余裕がある人は、発想の転換が上手。
例えば、ストレスを感じたまま帰宅し、イライラしているときはお風呂を掃除し、その後ゆっくりお風呂に浸かるだけでだいぶ心が休まります。
ストレスなどの負の感情を、発想の転換でいかにプラスな方向に変えられるかが大切になるのです。
②生活習慣が整っている
自分の部屋は、生活の本拠点。
生活習慣が乱れてしまえば、部屋も徐々に荒れてしまいます。
部屋と生活習慣は、一心同体の関係なのです。
では、生活習慣が乱れないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、自分の中で一定のルーティンをつけることです。
例えば、仕事から帰ってきたら、リビングのソファに座らず、『先に洗濯・掃除をし、ご飯を作り、お風呂に入る、その後リビングでくつろぐ』などのように決めてしまいます。
あとは、このルーティンをひたすら継続させます。
行動は、継続することによって習慣化されます。
最初は、慣れるまで大変だと思いますが、意識して行動してみてください。
継続し続ければ、意識せず自然と行動できるようになります。
ここで注意してほしいのは、悪い習慣をつけてしまうと、悪いルーティンが自分の中に染みついてしまうということ。
仕事から帰ってきてすぐにソファでくつろいでしまい、何もせずダラダラ過ごしていたとします。
ダラダラ過ごすことが楽に感じてしまい、たった1日の行動でも、それがきっかけで習慣になってしまうことがありますので、注意が必要です。
③時間やお金の管理が上手
時間やお金の管理が上手な人は、部屋が綺麗な方が多いです。
時間にきっちりしていると、自分のスケジュールに合わせて行動することができます。
例えば、
このように時間をコントロールできることで、怠ける時間がなくなるため、部屋を汚しにくくなるのです。
また、お金の管理ができる人は、余計なモノを買いません。
例えば、雑貨屋に行ったとき、可愛い照明スタンドがあり、「部屋に合うかも」と思い買ってしまいがちですが、お金の管理ができる人は即決しません。
一度部屋に戻って、「本当に照明スタンドが必要なのか」と、冷静に考えることができます。
お金の管理ができる人は余計なモノを買わないので、部屋がモノで溢れることがないのです。
④人間関係がスッキリしている
部屋を綺麗にしている人は、人間関係がスッキリしている方が多いです。
好きな人は好き、嫌いな人は嫌いというように、はっきりと分かれており、曖昧な関係は好みません。
それは部屋でも同様で、使えるモノはとっておきいらないモノは捨てるので、部屋にモノが溢れることがないのです。
部屋が汚い人は、いらないモノでも捨てることができず、中途半端に残してしまいます。
人間関係がスッキリしている人には「決断力」があり、後に引きずることがありません。
さらに気持ちを切り替えることが上手なので、心も安定しており、常に部屋が綺麗に保たれているのです。
⑤やるべきことを後回しにしない
部屋が汚い人は、面倒なことを後回ししてしまう傾向があります。
例えば、食べたものを片づけずに「あとで洗えばいいや」と思い、食べた食器を放置してしまったり、脱いだ服をその場で脱ぎ捨ててしまう。
たしかに、疲れてるときなどは「面倒臭い」と思ってしまい、なかなか重い腰が上がりませんよね。
しかし、部屋が綺麗な人はやるべきことを後回しにしません。
やることを後回しにすればするほど、きつくなることを分かっているからです。
これは意識の問題で、やろうと思えば誰でもできること。
やるべきことを後回しにせず、先に終わらせる行動を習慣化してください。習慣化さえできれば、怖いものはありません。
部屋を綺麗にするための4つのポイント
「部屋を綺麗にしたいけれど、やっぱり苦手」という方に、部屋を綺麗にするための4つのポイントをご紹介します。
この4つのポイントを押さえておけば、汚い部屋とはおさらば。
ぜひ、今日から実践してみてください。
①こまめに掃除をする
このような経験はありませんか?
それを防ぐには、「こまめに掃除すること」が大切。
とても基本的なことですが、これができない人が意外と多いのです。
掃除が苦手な人でも、毎日少しずつでも掃除していけばそこまで負担にはならないですし、常に部屋を綺麗に保つことができます。
これを続けることで、徐々に体に染みついていき習慣となり、いつしか掃除上手になっていますよ。
今日から毎日少しずつ掃除を始めてみましょう!
②床にモノを置かない
一度床にモノを置いてしまうと、それに続くように次々とモノを置いてしまう癖がついてしまいます。
友達の家に遊びに行った際に、床にモノが置かれていたらあなたはどう思いますか?
せっかく部屋が綺麗なのに、床にモノが置いてあるだけで少し残念ですし、なんだかスタイリッシュではないですよね。
どうしても床にモノを置きたいのであれば、棚やラックなどを使って極力床にモノを置かないようにしましょう。
③余計なモノは買わない
部屋が汚くなってしまう原因の1つとして、モノが多すぎることが挙げられます。
モノが多いと、まず掃除するのが大変です。
モノを避けながら掃除するのは結構面倒ですし、掃除が行き届きにくくなりますよね。
なるべく余計なモノを減らして、いらないモノは捨てるか、またはメルカリなどのアプリを使ってモノを売るのもありでしょう。
モノが少ないだけで、部屋全体がまとまってる印象を受け、シンプルになり、掃除もぐんと楽になりますよ!
④出したらすぐに元の場所に戻す
子供の頃、親から「出したモノは、元の場所に戻しなさい!」と言われた方は多いのではないでしょうか?
不思議なことですが、子供のときにできたことが、なぜか大人になるとできないことがあります。
あいさつをする、悪いことをしたら謝る…出したモノを元の場所に戻すことも、その中の1つです。
大人になると、意識しないとできなくなってしまいます。
子供でもできることが、大人ができてないと恥ずかしいですよね。
なので、出したモノはすぐに元の場所に戻すように意識しましょう。
最後に
いかがでしたか?
部屋が汚いと自分のモチベーションが下がってしまいますし、気分が上がらなくなり、やる気もどんどん薄れてしまいます。
部屋は自分の心と一心同体。
部屋が汚いと自分に悪影響を与えてしまうのです。
部屋を綺麗にする上で大事なことは、「気持ち」と「行動」です。
部屋を綺麗にしようという気持ちがあって、すぐに行動すれば、いつだって部屋を綺麗にすることができます。
今回ご紹介しました「部屋を綺麗にするためのポイント」は、どれもすぐに始められるものばかりなので、ぜひ今日から試してみてください。
部屋をいつも綺麗に保ち、心もスッキリさせて過ごしていきましょう!