「やる気の出し方」は無い?やる気が出ない時におすすめの対処法

「やる気の出し方」は無い?やる気が出ない時におすすめの対処法 前向きな人生にする方法
実は、「やる気の出し方」自体は存在しません。なぜならやる気とは、まず行動することによってだんだん湧き出てくるものだからです。とはいえ、その「まず行動」に移せないから困ってしまうもの。今回は、やる気が出ない時の対処法をご紹介します。
「今日はなんだかやる気がでない…」
「やらなきゃと思うほど、なぜか取りかかれない」

誰しも、その日の体調や状況によって、やる気が出ないという日はあるものです。

こんな風に、やる気が出ない時、最も良い対処法は行動に移すこと。

そして、行動に移すためには、いかにモチベーションを上げられるかが重要になります。

「やる気の出し方」は無いのはなぜ?

やる気の出し方なんてない 理由

やる気は行動することで自然と出てくる

ついつい「やる気が出ないから行動できない」と思ってしまうものですが、本来は、行動を起こすからこそやる気が出てくるもの。

これがやる気の出し方自体は存在しないという理由です。

つまり、やる気スイッチを入れるためには、

・とりあえず5分でもよいので体を動かしてみる
・できること(簡単なこと)から取り組んでみる

という「まずは行動」の姿勢が大切になります。

例えば、頭では分かっているけれど、どうにもやる気が出なくて行動に移せない時を思い出してみてください。

あなたの頭の中は「やらなきゃ面倒なことになる」、「やらないと他人からの信用が下がる」といった、ネガティブな考えに頭が支配されます。

最終的には、実際に行動に移せない自分を責めることで自己嫌悪に陥り、モチベーションも下がる一方です。

体は動かしてないけど、頭の中だけでグルグルと考え、負のループにハマってしまいます。

反対に、仕事や学校に行く場合、決まった時間に起きて支度をし、いつも通り家を出ることができる人も多いのではないでしょうか。

「仕事が面倒」「学校に行きたくない」そう思っても、まずは行動に移しています。

その中で、やる気はないと感じていたけれど、出勤したら、登校したら、仕事や学業のやる気が出てきたという経験がある人も多いでしょう。

登校や出勤は行動というより習慣に近いものかもしれません。

習慣もまた、やる気スイッチを入れる有効な手段なのです。

行動を起こすためにモチベーションが必要

行動するためには、モチベーション(=動機付け)が必要になります。

あなたのモチベーションを上げて維持することができれば、継続的に行動でき、結果的にやる気もいつも出るでしょう。

継続的な行動とは、すなわち習慣です。

先ほど、出勤や登校は習慣になっているというお話をしました。

あなたの中で、決まった時間に起きて準備することは当たり前になっています。

そのように習慣化するためにも、日々行動を続けるためのモチベーションが必要となるのです。

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【モチベーションとやる気の違い】それぞれの上げ方も徹底解説!

やる気が出ない時の対処法【学生向け】

モチベーション 上げ方
やる気が出ない時の対処法は、行動するためのモチベーションを維持することです。

しかし、学生の場合は、自由に使える時間が多い反面、誘惑も多いため集中できず、モチベーションを維持するのも難しいですよね。

「今日はやる気が出ないから、明日から頑張ろう」とならないように、時間を無駄にしないモチベーション管理術を試してみましょう。

①時間を決める

時間管理
「今日は徹夜で勉強するぞ」と言っても、それでは長続きしにくいですよね。

勉強は毎日おこなってこそ身につくものです。勉強を習慣化するためにも、あなたにとって無理のない時間で毎日勉強するようにしましょう。

行動のハードルはできるだけ下げておくことが重要です。

まずは1時間、最初は15分でも構いません。

これぐらいの時間だったら毎日続けられそうだと思う範囲で十分です。

そして、1週間、毎日15分ずつ続けられたら、次の週は20分に増やしてみましょう。

できれば決まった時間に勉強すると、より習慣になりやすいです。

夕飯を食べて、夜の7時にはイスに座ってテキストを広げて30分集中。終われば、あとは自由に過ごす。

これぐらいであれば、やる気が出ないと感じていてもできそうだと思いませんか?

②ライバルをつくる

ライバル

相手にライバル宣言する必要はありませんが、自信がある分野にこそ、ライバルをつくることをお勧めします。

なぜなら、この人には負けたくないという気持ちが、自然とモチベーションを上げてくれるからです。

もしくは、ライバルでなくても目標とする人を見つけるのも良いでしょう。

目標にしている人に少しでも近づくために、自然と努力をし始め、気付けば肩を並べられるレベルにまで成長できることだってあります。

自分が決めた目標だけでは、モチベーションを維持するのはなかなか難しいです。

ときにはライバルを意識しながら、あなたの闘争心を活かしてモチベーションを上げてみてください。

③得意な分野から取り組む

今のあなたに得意な分野があるのなら、さらに得意な分野を伸ばす、もっと言えば極めるぐらいの気持ちで取り組んでみてください。

先生からは、点数が伸びない苦手な分野を勉強するように勧められる場合が多いでしょう。

しかし、これだけは誰にも負けないという得意なものが1つでもあれば、それは将来に繋がるあなただけの大きな武器になります。

勉強していて「もっと深く学んでみたい」という気持ちが少しでも芽生えたなら、その気持ちをどうか大事にして下さい。そして、得意な分野で結果を出すことでモチベーションを上げていきましょう。

やる気が出ない時の対処法【社会人向け】

頑張る気持ち 社会人
毎日遅くまで残業、達成できそうにない無理なノルマ、上司からの説教など、働いているとストレスとの戦いです。

あなたがどんなにモチベーションを高く持っていたとしても、残念ながら、そのモチベーションを下げられてしまう出来事が多いのが現状です。

だからこそ、どんな変化があったとしても自分を見失わず、いかにモチベーションを下げずに行動できるかがポイントになります。

①休める時に休む

休む
「周囲も頑張っているから、自分だけ休めない…」

本来であれば休暇は生きていく上で必要なものですが、休むこと自体に罪悪感を覚える人が多いです。

しかし、体にムチを打ったところで、モチベーションなどますます下がってしまいます。

最近ありえないミスが増えたなど、そのようなサインがあれば、一度しっかり休みましょう。

休むことも大切な仕事の1つです。

有休が取得できるなら、旅行してリフレッシュしたり、好きな趣味に没頭したり、おいしい料理をゆっくり食べることで、本来のあなたを取り戻す休みにしましょう。

休みをしっかりとることで、また明日から仕事頑張ろうとモチベーションも自然と上がってくるはずです。

②周りの人と話す

書類整理などの単純作業をしようとしても、なかなかモチベーションは上がりませんよね。

そんな時は、できるだけ周囲の人と話すようにしましょう。

・業務の内容を先輩に確認する。
・取引先と電話する。
・後輩に進捗を確認する。

仕事に関することをメンバーと話すことで、自然と仕事モードになります。

もしくは、尊敬している先輩と話して刺激をもらうのも良いでしょう。

モチベーションを上げたい時こそ、頑張っている人と触れ合うことで、その人の気分を分けてもらうのも有効です。

③小さな目標を立てる

仕事に慣れてくると、やりがいもなく、新たな刺激もないためモチベーションが下がってしまうことはありませんか?

そのような場合は、自分の中で小さな目標を立てることをお勧めします。

例えば、毎月行っているデータ入力を、今日は午前中で終わらすと心に決めたとしましょう。

あなたが入力をしている間に、電話対応があったり、上司に話し掛けられたりと邪魔が入ることもあるはずです。

それでも、自分で決めた目標に向かって、一生懸命頑張ります。

そして、決めた時間に作業を終えれば、目標を達成できたという充実感を得られます。

さらに、より仕事を早く終わらせるスキルも身に付くため一石二鳥です。

ここで、あまりにも大きな目標を立ててしまうと、達成できるまでに時間がかかってしまいます。

モチベーションが上がらない時こそ自分で小さな目標を立てて、普段の業務の中でもやりがいを見つけられるようにしましょう。

もちろん、達成できた時のご褒美も忘れずに。

やる気が出ない時の対処法【主婦(夫)向け】

主婦 モチベーション

いつも家族優先で、自分のことなど後回し。

さらに、家族から感謝の言葉はあっても、結果も残らなければ報酬もありません。

だからこそ、主婦(夫:以下主婦)はモチベーションを継続することが大変難しいです。

日常の中でモチベーションを上げるためには、気持ちの共有と適度な息抜きが重要になります。

①一人で抱え込まない

お金の問題や家族の健康など、家族を大切に思うからこそ将来が不安になりますよね。

そんな時、あなたは問題を1人で抱え込んでいいませんか?

家族の笑顔を守るために、あれもこれもしなきゃと考えていると、気付けばパンク寸前となって、自然とやる気も薄れていくものです。

何か不安や心配なことがあるなら、ぜひ家族にその気持ちを打ち明けてみてください。

家事が大変なら、家族に手伝ってもらっても良いですし、お金のことが心配なら、パートナーと真剣に話し合う機会をつくりましょう。

②理想のハードルを下げる

目標のハードルを下げる

ピカピカの部屋に、バランスのとれた食事、貯蓄も順調に増えている。それが理想の状態なのに、最近は無気力で、普段なら問題なく出来る家事すらする気にならない…

もしかしたら、それは、無理をしている証拠かもしれません。

毎日の家事に終わりはなく、家族が多ければ多いほどエンドレスに続きます。

それでも、掃除に料理、日頃のお金の管理まで完璧なのは素晴らしいことですが、あまりにも完璧を追い求めすぎると、途中で息切れしてしまいます。

モチベーションを維持するためにも、理想を高くしすぎず、適度に手抜きをすることも必要です。

疲れていたり、忙しかったりしたら、やらなきゃいけないこと1つでも出来たら良しとしましょう。

案外、あなたが手を抜いていることに家族は気付いていないかもしれませんよ。

③憧れを見つける

今はSNSなどを通じて、情報共有しやすい時代です。

家事がマンネリ化してモチベーションが上がらないようであれば、憧れを見つけて試すのも良い方法です。

あなたが理想とする生活、部屋、掃除方法など、あなたをワクワクさせるようなものに出会ったら実践して、普段の生活に取り入れてみましょう。

ちょっとした変化で何気ない家事が楽しくなり、モチベーションも維持しやすくなります。

最後に

モチベーションの上げ方 まとめ

あなたにとって良いモチベーションの上げ方は見つかりましたか?

やる気を出すと言うと大変なイメージがあるかもしれませんが、

「まず取りかかる」
「そのためにモチベーションを普段から保つ」

これを守ればやる気は後からついてきます。

そして、たまには自分を休ませて、頑張った自分にご褒美をあげてください。

適度に肩の力を抜きながら、あなたに合った方法でモチベーションを維持してくださいね!