みなさんはどんなことに対して充実感を感じますか?
充実感を感じることは人それぞれで、学校生活、仕事、恋愛、趣味など多岐にわたります。
充実感とは、心が満たされている状態。
この、充実感こそが、人生の質を高め、幸福につながります。
充実感が得られない原因とは?
充実感を得られない原因として、「思考」と「行動」が関係しています。
何も考えずにぼーっとしたり、ぐうたら寝ているだけでは、充実感はなかなか得られないでしょう。
受け身の状態だから
受動的、つまり受け身の状態では充実感を得ることは難しいです。
待っていても、誰かが自分を楽しませてくれるわけでも、目標やミッションを与えてくれるわけではないからです。
しかし、逆に能動的な姿勢、自ら考え、行動することによって充実感を得ることができます。
自分で楽しみを見出したり、目標を見つけ出し、自分から行動した方が、心が満たされるのです。
興味があるものや熱中できるものがない
充実感は、目標や結果ではなく、プロセス(過程)によって多く感じるものだと言われています。
そして、充実感を得られない人は、興味があるものが少ない、熱中するものがないため、目標や結果に結びつくようなものに巡り合えていないこと傾向に。
やりたいことがなければ、そのプロセスを味わう機会も減ってしまいます。
例えば、あなたに気になっている人がいるとしましょう。
好きな人がいる→デートがしたい→①デートするためにはどうやって誘うか考える「思考」→②デートに誘う「行動」→デート開始
この①と②で人は充実感を感じます。
充実感を感じている人は、興味があるものを見つけて、思考と行動を繰り返し、そのプロセスを楽しんでいるのです。
充実感がもたらすメリット
充実感を日々感じていると様々なメリットがたくさんあります。
まず、気持ちがポジティブ思考になり、やる気に満ちあふれます。
毎日働いていると疲れたり、ストレスが溜まってしまいますよね。
特に興味があるものがなく、生活するためにただ働いているだけだと気持ちが沈んでいき、徐々にネガティブな思考になってしまいます。
ですが、充実感があるだけで、日々の辛い仕事に対してポジティブになり、やる気に満ち溢れ、仕事の質が向上します。
他にも、表情や雰囲気が変わり魅力的になり、新しいことにも果敢に挑戦するチャレンジ精神が身につくというメリットもあるのです。
充実感を得られる思考2選
充実感を得るためには、「思考」を変えることがとても重要です。
趣味も熱中するものも特になく、ただただ毎日の仕事をこなして休みの日は寝たり、テレビを観て過ごすような生活は、きっとそれも価値のあること。
しかし、それで充実感を得られないのであれば、考え方や心がけを変えていくことで、人生を変えることができます!
気づいたら、趣味でサッカーをしたり、バンド活動を始めたり、毎日が変わっているかもしれません。
充実感は面倒くさいことの延長線上にある
新しく何かを始めたいなと思うとき、新しいものに対して動き出すとき。
なかなか重い腰が上がらず、結局面倒になってしまい、諦めてしまう方は少なくないと思います。
筆者は、ある歌手のライブに初めて参加し、感激し、人前で歌ってみたいと思うようになりました。
いざ始めようとすると、「どうやってメンバーを集めればいいのだろうか、練習場所はどこにしたらいいのか…」と考えるだけで面倒でした。
しかし、絶対にバンドでライブしたいという思いからネットでメンバーを集め、練習場所も確保し、さらにはライブを行うことができました。
バンド活動をしているときの充実感はとても心地よかったです。
充実感は、めんどくさいことの延長線上にあるのです。
「めんどくさいな」と感じても、めんどくさいことを乗り越えた先に充実感があるということを忘れずに、物事に取り組んでいきましょう。
ポジティブシンキングを意識する
ポジティブシンキングは本当に大切なこと。
これがないと何も始まりませんし、日々の生活も楽しさがなくなり、充実感を失ってしまいます。
でも、意外とポジティブになることって難しいんですよね。
人は新しいことに対してネガティブになってしまうと、保守的になります。
「どうせうまくいかない」「やっても無駄だ」と思うようになり、自分の可能性を狭めてしまうのです。
世界で成功を治めている偉人に共通していること、それは「ポジティブ思考」です。
最初からポジティブになれと言われてもなかなか大変かもしれません。
まずは、ひとつ新しいことに挑戦し、成功体験を作ってください。
その成功体験を重ねていくことで、自然とポジティブな思考に切り替わっていきます。
【関連】
ポジティブ思考になるためのコツ
充実感を得られる行動2選
充実感を得るためには、行動を起こすことがとても重要。
「行動が大切」というけれど、一体どうやって行動したらいいのか迷いますよね。
また、行動を起こそうとできないのは、安定した今の生活にある程度は満足しているのかもしれません。
しかし、行動と言っても、大きな挑戦をするべきだという話ではないのです。
小さな小さな変化を起こしてみることで、充実感をグッと得られるようになるでしょう。
仲間を作り新しいフィールドへ
「何をしたらいいかわからない」状態であれば、いきなり自分一人で迷うのではなく、「仲間」や「友達」を作ってみましょう。
新しい仲間や友達が増えることで、得るものがたくさんあります。
出会い方は様々で、例えば、SNSでの交流、同じ趣味同士が集まるサークル、異業種交流会、街コン、バーなど、出会いたいと思い行動すればすぐに出会うことができます。
新しく出会った仲間や友達から得ることはとても多く、今まで知らなかったことを知ることができたり、新たなことに挑戦することができるなど、自分のフィールドを広げてくれます。
仲間や友達といるだけで得られる充実感もありますし、新たなことに挑戦する勇気が出て、その小さな一歩に充実感を得られるのです。
筆者は、初めて参加したカラオケサークルで、カラオケ仲間を作ることができました。
その仲間たちと企画して初めてライブをすることができ、人前で歌ったときの心地良さは充実感に溢れていました。
あまり深く考えすぎず、行動してみましょう。
きっとその先には魅力的なフィールドが広がっていますよ。
先入観を捨てて、すぐ行動してみる
人生において先入観は邪魔な存在。
自分のキャパシティを狭くしてしまいます。
確かに、新しいことだとなおさら警戒してしまいますよね。
しかし、それでは何も変化がなく、変わらない毎日では充実感は得られません。
では、どうすればいいのか。
それは、少しでも興味があるものがあれば挑戦してみる、行動してみる。
ただそれだけなのです。
例えば、株の知識なんて全くなかったとしても、始めたことで株にまつわる知識が増え、さらに法律も理解できるようになり、自分の知識の幅が広がるかもしれません。
今では、株式投資が趣味になっているなんてこともあるのです。
先入観は捨てて、ぜひ一度小さな一歩から変化を加えてみましょう。
最後に
充実感という言葉を忘れるぐらい、代わり映えしない生活をしていても、「このままでは駄目だ」と思いながらもなかなか行動に移せなくても、「思考」や「行動」を少しずつ変えていくことで、新しい仲間と出会い、新しいことに挑戦することで生活を変えていくことができます。
きっと、楽しいことも増えて、今よりも充実感を得ることができるでしょう。