劣等感の塊を克服する方法

劣等感の塊を克服する方法 前向きな人生にする方法
劣等感はどうにもならないものと考えている人もいらっしゃるかもしれませんが、実は、劣等感は仕組みや原因を理解することで上手に付き合っていくことができるのです。今回の記事では、劣等感を抱く自分に悩んでいる人に向けて、克服する方法をご紹介します。

劣等感は、他人と自分自身を比較してそれに対して自分が劣っていると感じてしまうことで持ってしまうもの。

どんどん蓄積していき、劣等感の塊となってしまうと、非常に息苦しい人生を過ごすことになります。

誰かと比べたり、自分を無理によく見せようとしてしまうと、かえって自分自身を追い詰めてしまうのです。

今回は劣等感の塊な人の性格や仕組み、原因を紹介し、劣等感を感じている自分自身を克服していく方法についてご紹介します。

劣等感の塊な人の特徴

①攻撃的になる

攻撃的になる

自分が傷つきたくないあまりに、他人に対して攻撃的になってしまうことがあります。

例えば、誰かが失敗したとき。

失敗を慰めたり解決法を一緒に探してあげるのではなく、失敗したことを責めてしまうのです。

また、ちょっとしたことを他人から注意されたときに、イラッとして言い返してしまう人も劣等感の塊な人の特徴です。

注意されることによって、自分の尊厳や威厳を傷つけられてしまったと思い込んで、強く返してしまいます。

注意した人は、相手の尊厳を傷つけるつもりがなく、ただ注意しただけというのがほとんどですが、言われた本人は自分が見下されていると勘違いしてしまうことも。

人に対して攻撃的な態度をとっていると、どんどん周りの人はその人を遠ざけてしまうでしょう。

②被害者意識が強い

被害者意識が強い

劣等感の塊の人は被害者意識が強く、「自分は悪くない、相手が悪い。」と考えてしまいます。

自分の反省点や欠点をみようとせず、相手のせいにして解決しようとします。

その理由は、自分の方に目を向けてしまうと劣等感を感じてしまうから。そして、自分で自分を責めてしまうのです。

また、劣等感の塊の人は相手より優位に立とうとする傾向があります。

相手より優位に立てば自分が悪いということはないと思い、相手のせいにして物事を解決していくケースもあるでしょう。

③断れない

断れない

自分に自信がないため、たとえ自分がやりたくないことであっても断れません。

もちろん、断ってはいけない場面もありますが、断っていい場面でも引き受けてしまい、後々後悔することが多いのです。

また、自分に向いていないことや苦手なことを頼まれたとき、なかなか断れないのも劣等感が強い人の特徴の1つ。

断ってしまうと嫌われてしまうのではないか、などという恐れもあり、そのような意識から自分には向いていないと知りながらも引き受けてしまうのです。

劣等感の仕組みと原因

①毎回他人と比較される

毎回他人と比較される

何かをやっている際に、「誰々はあんなにできるのに、どうしてお前はできないんだ。」と言われる環境で育つと、常に他人と比較して生きてしまいがちに。

その結果、人と比較して自分が優位に立たないと、自己肯定を高められなくなってしまうのです。

人を蹴落とすことばかり考えるようになり、他人から蹴落とされる不安から、自分の存在や価値を自分から否定してしまうことも。

仕事では、一緒に働く仲間の欠点や失敗を粗探しして、信頼を失ってしまうかもしれません。

②他人から嘲笑される

他人から嘲笑される

何かに挑戦していて失敗したときに、人に笑われてしまったことはありませんか?

そのようなことを経験すると、挑戦することを恐れてしまい、挑戦できなくなってしまうことも。

その結果、嘲笑されることを恐れてしまい、何事にも挑戦する意欲を失ってしまいます。

本当は、ただ見た光景がおかしかっただけで、挑戦している人の失敗を嘲笑っているのではないかもしれません。

しかし、劣等感を持っている人にとって、何かに挑戦したときに笑われるのはとても傷つくこと。

嘲笑されることで見下された、バカにされたと思い込んでしまうのです。

③努力する方向が間違っている

努力する方向が間違っている

「うさぎとかめ」という童話に登場する「かめ」が、まさに劣等感の塊の象徴。

というのは、かめは本来、陸には適さない動物であるにも関わらず、陸でうさぎとかけっこで勝負します。

結果はかめの勝利。しかし、本当の意味では、かめはうさぎに勝っていません。

かめは水中での生活に適した動物なので、水中でかけっこをすれば良いはずです。水中で勝負を仕掛ければ、うさぎはかめに勝負を仕掛けません。

このかめのように、自分の長所を認めない、受け入れないで努力している方は少なくありません。

自分の長所を受け入れて生きていけば、その長所を生かして活躍できます。

にもかかわらず、自分の長所を生かそうとしないのは、自分ができないことをやらなくてはならないという思い込みがあるから。

相手にできることで、自分にはできないことですと、そのことに対して劣等感を感じ、「どうにか自分もできるようにならなければ!」と思ってしまいますよね。

このように、劣等感が強い人は、自分のできることや得意なことを伸ばすのではなく、自分にできないことを人と比べて競ってしまう傾向があるのです。

劣等感を克服する方法

では、劣等感を克服するにはどうしたら良いのでしょうか。

ここからは、劣等感を克服する方法についてご紹介していきます。

①得意分野を持つ

得意分野を持つ

自分の得意分野を持つことで、劣等感の克服に繋がります。

得意分野を持つことによって、そこを伸ばして結果が出れば、どんどん自信がついてきますよね。

例えば、学校の科目で何か夢中になっている科目、または社会人の方であれば、資格や習い事などに、誰にも負けないくらい没頭して取り組むことも劣等感の克服に繋がります。

その際は、上手くいっているかどうかなど、人からの評価を気にせずに取り組むことが大切。

もし、夢中になっていることがなければ、できそうなこと、嫌いではないと思うことから取り組んでみましょう。

このように、自分の得意分野を持つことで、徐々に劣等感を克服できるようになりますよ!

②できたという実体験を多く持つ

できたという実体験を多く持つ

「できた」という実体験をすることで、自信へと繋がっていきます。

どんな小さな体験でも、積み重ねていけばやがて大きな自信へと変わっていくのです。

日常の些細なこと。例えば、

・いつもよりも少し早く起きた
・いつも外食だが、自分で料理してみた

などでもかまいません。

そのような些細なことを少しずつ経験していけば、「案外自分はできるのかもしれない」と思えるようになってきます。

小さな成功体験を積み重ねていくことで、困難にぶつかっても「自分はきっと大丈夫だ。何とかできる。」と考えられるようになるのです。

③ありのままの自分を受け入れる

ありのままの自分を受け入れる

ありのままの自分を受け入れるというのはなかなか難しく、最初は拒否してしまうこともあるかもしれません。

しかし、自分のダメな部分、失敗した部分を受け入れていかなくては、改善策は生まれず、また同じ失敗を繰り返してしまいます。

完璧な人などこの世にはいません。一見、完璧に見える人でも何かしらの短所を持っています。

自分の短所と向き合っていく努力を、見えないところで行っているのです。

そして、自分の短所ときちんと向き合える人は、努力したことを決して自慢しません。

自慢をする人は劣等感の塊であり、「尊敬されたい、褒めて欲しい」という願望が強いのです。

ありのままの自分を受け入れるには、結果ばかりに目を向けず、上手くいった部分にも目を向けることが大事。

上手くいった部分と上手くいかなかった部分に分けることで、どうしてそのような結果になってしまったのか、改善点はどこなのかが、だんだん分かってきますよ。

最後に

最後に

劣等感を持ってしまうと、幸せからますます遠ざかってしまいます。

劣等感のほとんどの原因は、幼少期に親や友人などから言われた言葉。これが自分を苦しめる原因となっていて、生きづらい人生を送る原因でもあるのです。

劣等感を克服するのは、なかなか難しいことかもしれません。はじめは、少しずつ自分の意思や感性を大事にしていきましょう。

自分の気持ちを大事にしていくことが、劣等感を克服することへと繋がっていくのです。

特に大切なことは、結果にとらわれすぎず、少しでもできた自分を褒めていくこと。

ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしていただいて、劣等感を克服し、生きやすい人生を歩んでいきましょう。