「やりたいことの見つけ方」といえば、「まずは行動すること」が答えです。
しかし、せっかくやりたいことを探そうと思い立ったのに「どこから手をつけていいか」「何をしたらいいのか」がわからなかったら、やる気もなくなってしまいますよね。
そんなあなたに今回は、「やりたいこと」を見つけるためにするべきたった3つの行動をご紹介します。
「行動するには勇気がいる」とためらっているあなたでも、自然に行動できる簡単な方法です。気軽にトライしてみましょう!
目次
やりたいことを見つけるためには行動するしかない
「やりたいことを見つけるためには、まずは行動!行動しなければ始まらない!」
そんなことわかっていても、すぐにできたら苦労はないですよね。
行動するときに、躊躇したり、迷ってしまいますよね。それはなぜだと思いますか?
行動できない理由は、経験や知識がないからです。
何もわからないことに飛び込むのは勇気がいりますし、初めてのことだと何をしていいか、何から始めたらいいかわかりません。わからないと不安が大きくなり、行動に移せないというのが多いです。
不安を解消するために、新しいことを始める前には準備が必要です。
例えば、人間や動物は産まれてすぐに歩いたり走ったりせず、周りを見て学んだ後、始めの一歩から慎重に歩き出します。心の中で「歩きたい!」と思っていても、頭の中では「準備ができてから」とわかっているのです。
しっかりと準備をしてから行動するというのは理にかなっていますし、前もって知っておくと自信もついて上手くいきます。
やりたいことを見つけるためには「行動し続けるしかない」ということを忘れないようにしてください。行動し続けることを忘れてしまうと最初の段階で満足してしまい、その先に行くのが億劫になってしまうからです。
「やりたいことを見つけるには、行動するしかない!」と紙に書いて見えやすいところに貼るのもいいでしょう。
あなたが「今やりたいことを探しているんだ」と常に意識して行動することはとても大事なことなのです。
そして、気がついているでしょうか?
やりたいことを見つけたいと思って調べ始めたあなたは、もう行動し始めているのです。
もうすでに、やりたいことを見つけるための始めの一歩を踏み出せましたね。
やりたいことを見つけるための準備=リサーチをする
・大きめのメモ用紙
・ペン
・スマホかパソコン
まずは肩の力を抜いてネットリサーチから始めましょう。
気になっているアクティビティや習い事があったら、そのサイトや動画をとことん見て、どんなものか、どんなことをするのかリサーチします。
まだ気になることが特にないようなら、習い事や趣味のサイトを検索して、なんとなくいいと思ったものを選んでリサーチします。
リサーチするときは、だいたいの流れや内容を把握して、自分も同じことをしているイメージを思い浮かべながら、動画や体験談などを見ます。一つのことに絞らず、思いついたことや気になるものをとにかく見まくりましょう。
落ち着いた状態で、ゆっくり時間をかけることで、ポジティブ思考になりやすくなり、調査しているものを素直に受け入れやすくなります。
次のことを意識してみてください。
・部屋着で飲み物やスナックなどを横において、楽しみながらリサーチする。
ポイントとしてリサーチごとに自分ができそうなことや、やってみたいと思ったことをメモ用紙に書いておきましょう。後でその中から厳選するので、いくつあっても構いません。今はとりあえずメモに残しておきます。
もしも、自分ができそうなものが一つも見つからなかったり、数が少ないようだったら、もう一度同じようにしてリサーチしてみましょう。行き詰まったら、すぐにリサーチを中止して、また次の機会に同じ時間を作り同じようにリサーチしていきます。
何度も繰り返すことによって頭の中で自分がそのことをしているイメージがはっきりしてくるので、数回ほど続けたらメモ用紙のリストは自然に埋まっていきます。この作業が終わるころには、リラックスしていた気持ちが高揚感に変わってきます。
たくさんの経験や知らなかった新しい発見があるとワクワクしてきて、自分にもできそうだと思えてくるからです。
整理=イメージしながらリストアップする
心の準備体操が終わったところで、次はメモ用紙をよく見ます。自分がそのことをしているのをイメージしながら、やってみたいと感じる順に番号をつけていきましょう。
そこで重要なのは、作ったメモ用紙だけと見つめ合うことです。PCもスマホも、もちろんテレビも雑誌も、すべて自分から離して、メモ用紙だけと向き合ってください。
そうすることによって、あなたが頼れるのはあなたの想像力だけになりますので、イメージが湧きやすくなります。
自分がやりたいことと、イメージはいつも一緒についてきます。イメージが自分にピッタリと合っていたら、その時は本当にやりたいことかわからなくても、あなたの心の奥では、やりたいことになっているのです。
もちろんこの作業も充分時間を取って自分のペースで進めましょう。
番号をつけたら最初の2つだけをリストアップして、他のことは補欠として取っておきます。
補欠があると「最初の2つが自分に合わなかったら他もある」と安心できるので、自分の気持ちに余裕が持てます。
活動=試しにやってみる
リストアップしたアクティビティはどんなことですか?
新しいことを始めることに、ワクワクしてきていませんか?
この段階にくると、今まで「何から始めればいいんだろう」と躊躇していた自分は消えていて、不思議と行動する威力が湧いているでしょう。
あなたは歩く準備を完了して立ち上がったのです。歩きだすのはもう楽勝です。
それでは、さっそくトライアルをしに行きましょう。
2つリストアップしてあるので、1つだけではなく両方のトライアルに挑戦してください。なぜなら選択肢があると比べることができるからです。物事が一つだけだと、良いのか悪いのかトライアルという短い時間だけでは判断しづらいので、両方試してみたら、どちらが自分にしっくりとくるか判断しやすくなります。
両方続けたいと思うなら、そのまま続行するのもいいでしょう。
続けていくことによって、のめり込むかそうならないかがはっきりしてくるからです。
もしも両方とも合わないようなら、また行動2に戻り、気になる順に番号をつけたメモ用紙の補欠の3番と4番のトライアルを試しましょう。
自分のイメージと感覚を頼りに探し出したことなのでトライアルまで漕ぎ着けたら、もう大丈夫です。
自分がやりたいと思うことは、楽しいと思える何かです。なので、トライアルで楽しいと思えたことは、あなたの心の中で「こんなことがしたかった!」と思っていたことなのです。
これさえわかったら、後は楽しむだけですね。
あなたのやりたいことはきっと見つかる!
やりたいことが見つからなくてヤキモキしている自分は、まだ世界を知らない子供のようなものです。
世界を知らない子供は無垢で大人が導いてあげなと迷子になってしまいます。でも、あなたには導いてくれる大人はもう側にいません。自分で自分を導いていくしかないのです。そのためには、飛び込んだことがない世界に飛び込まなければいけません。
世の中にはたくさんやることがあり、あなたが好きになれるものは山ほどあります。そしてその世界は広くて、たくさんの楽しみで溢れているのです。
今のあなたは迷子になっているだけなのです。少しでも前に歩き出したら、あなたがやりたいと心から思えることに必ず出会えます。
子供の頃を思い出してみてください。一人でできなかったことがたくさんあったはずです。でも今は、自分で自分のことができるようになっています。
人間には自然に自分で自分を導く力が備わっていますので、安心してゆっくりと少しずつでいいので、始めの一歩を踏み出してみてください。
あなたがやりたいと思えることは、実はあなたの心のどこかに隠れているだけなのです。それを自分の力で導いて、いつかあなたがやりたいと思えることに出会えることを心から祈っています。