優柔不断を改善し、決断力をつける方法

優柔不断を改善し、決断力をつける方法 前向きな人生にする方法
何事においてもすぐに決められなかったり、人の意見に流されている優柔不断な自分をやめたいと考えている方に向けて、今回は優柔不断を改善し、決断力をつける方法についてご紹介します。

優柔不断とは、物事を決断する際にグズグズしてしまい、迷ってばかりいる状態のことを指します。

すぐに食べるものを決められず周りの人を待たせてしまったり、周りの意見に流されてしまいなかなか自分の意見を言うことができなかったり…

というような経験をしたことはありませんか?

優柔不断であることは、決して悪いことではありませんが、優柔不断を直すことで、今よりもさらに生きやすくなる可能性があるのです。

今回は、そんな優柔不断な人の特徴、優柔不断の改善法について紹介していきます。

優柔不断な人の特徴

①指示待ちタイプ

指示待ちタイプ

このタイプの人は、人からの指示がないと、なかなか自分から行動に移せない人です。

自分の考え方や行動に自信がないため、人からの指示を待ってしまいます。

誰かから指示があるまで行動に移すことができないので、仕事などで周りから遅れをとってしまう、というケースも少なくないでしょう。

②決断力が乏しいタイプ

決断力が乏しいタイプ

考えは思い浮かぶけれど、いざとなると決断力に欠ける方も優柔不断と言えます。

例えば、何か物事を決める際に、他人の意見やインターネットの情報に自分の感覚を左右されてしまい、いつまで経っても決断を下せないという経験はありませんか?

様々な方法で下調べをして情報を得ることや、他人の意見を得ることはとても大事なことですが、これらにとらわれすぎてしまい、自分の感覚がわからなくなってしまう。

その結果、結局何もできないまま終わってしまうのです。

③自己否定感が強いタイプ

自己否定感が強いタイプ

このタイプの人は、「自分は何をやってもどうせ駄目だ」と、物事を取り組む前に自分を否定し、グズグズしてしまいがち。

自分に自信がないため、何をするにも臆病になってしまいます。

また、自己否定感が強い人はあらゆる可能性を考えます。

可能性が高いものから低いものまで全てを考えてしまい、その対処法まで考えてしまうため、結局何もできずに終わってしまうのです。

優柔不断を改善すべき理由

①自分が成長していくチャンスを逃しやすい

①自分が成長していくチャンスを逃しやすい

自分からチャレンジしていかないと、成長、経験、自信を得ることはできません。

なぜなら、これらは優柔不断な状態では得ることができず、チャレンジすることで初めて自分のものになるから。

もし何もチャレンジしなかった場合、ますます臆病な性格になってしまいます。

新しいことにチャレンジすることはとても勇気のいることですが、「失敗して当たり前」というような心持ちで、様々なことに挑戦していきましょう。

②自己否定感が強くなり覇気がなくなる

②自己否定感が強くなり覇気がなくなる

自己否定感が強くなればなるほど、ますますチャレンジ精神がなくなってしまいます。

「どうせ自分には無理だ」と決めつけてしまう傾向があるため、仮に自分にチャンスが舞い込んできたとしても逃してしまいがち。

例えば、新しい仕事を任されたとき。

「私がやっても失敗するだけだから、他の人に頼んでください」などと断ってしまい、自分自身を成長させるチャンスをなくしてしまうのです。

自分の成長や経験値をあげるためにも、「自分にはこんなことできない」と決めつけるのではなく、「もしかしたら私にもできるかもしれない」と、考え方を変えてみましょう。

③常に他人を必要としてしまう

③常に他人を必要としてしまう

大事な場面や局面で判断を下す際に、いつも他人に聞いて実行する。これは、他人に依存している状態です。

自分の意見や考えに自信がない人、または芯がブレている人は、「自分は間違っている」と思い込んでいるため、なかなか自分から行動できません。

いざ、「自分で決めなさい」と言われたとき、日頃から人の意見に流されていたり、指示を待ち続けていると、自分で決めることができなくなってしまうのです。

優柔不断を改善する方法

これまで、優柔不断な人の特徴と改善すべき理由についてご紹介してきました。

では、優柔不断を改善するにはどうしたら良いのでしょうか。

①結果を気にせずとにかく行動する

結果を気にせずとにかく行動する

優柔不断を改善していく方法は、とにかく行動すること。

頭で解決策や方法が思い浮かんでいたとしても、実際に自分から行動しなければ、何も変わりません。

何も行動を起こさないことは、人生において非常にもったいない選択とも言えるでしょう。

大切なのは、結果に囚われずにどんどん行動すること。

結果は行動した証であり、今後の方向を決める重要な役割を担っているのです。

失敗するかどうか、人からどう思われるか、ということよりも、自分のためになる方を選び、どんどん行動に移していきましょう。

②悪かった部分だけでなく良い部分もみる

<h3>②悪かった部分だけでなく良い部分をみる

悪い結果であっても、良かった部分、できた部分などのプラス部分が必ずあるので、そこに目を向けてみましょう。

プラス部分に目を向けて、どうしたらプラスになった部分をより大きくできるのかを考えてみてください。

人は失敗してしまうと、つい悪い部分にばかり目を向けてしまいがちですが、必ず良い部分が少しでもあります。

そこから、どうして良かったのかを考え、上手くいった理由を見つけ出しましょう。

③自己肯定感を高める

自己肯定感を高める

皆さんは、普段自分を褒めることはありますか?

実は、自分を褒めてあげることは自己肯定感を高める効果があり、これが優柔不断を改善する1つの手段にもなるのです。

自己肯定感を高めるには、小さなこと、身近なことにチャレンジしたら自分を褒めてあげることが大切。

100%上手くできていなくても良いので、少しでも上手くできたら自分を褒めてあげましょう!

そうすれば、失敗したことに対する落ち込みも少なくなり、自分に自信が持てるようになってきますよ。

④直感力を養う

直感力を養う

自分の判断が正しいか正しくないかにとらわれず、自分の判断で行動してみましょう。

他人のアドバイスを聞くのは大事なことですが、最終的な決断をするのは自分自身。

その結果の内容の善し悪しにとらわれず、自分で下した決断を大切にしましょう。

人は、誰かのアドバイスや指示に従い失敗した場合、その人を責めてしまう傾向があります。

ですが、自分で物事を判断することでそのようなこともなくなりますし、何より、人のせいにしなくなることで自分自身の成長にも繋がります。

自分の考えに自信を持って、自ら判断できる人になっていきましょう。

最後に:「後悔しない選択の先に」

最後に

後悔しないために大切なのは、何事に対してもまずは挑戦すること。

もちろん、リスクを回避するための準備は必要ですが、準備に時間をかけすぎないことを心がけてください。

最終的な決断を下すのは自分自身です。そのためには色々苦しんだり、悩んだりすることもあります。

しかし、これらを避けるために他人に依存したり、周囲の評価を気にしすぎてしまうと、最終的には後悔してしまうのです。

もちろん、自分自身で下した決断であれば間違いないということではありませんが、この世の中には100%の正解はありません。

「正しい・正しくない」にとらわれることなくに、自分でどんどん挑戦し、決断を下していってください。

ぜひ、今すぐ優柔不断な自分から脱却し、後悔のない人生を送りましょう!