何をやってもうまくいかないときは、客観的に自分を見てみよう

何をやってもうまくいかないときは、自分を客観的に見てみよう 前向きな人生にする方法
何をやってもうまくいかないときってありますよね。そんなときは「自分って本当にダメだなぁ」とか「いつになったらこの状態から抜け出せるんだろう…」と、自分や未来に対して悲観的になりがち。しかし、本当にあなたはダメな人で、うまくいかないことはこの先も続くのでしょうか?今回は「何をやってもうまくいかないとき」の正体や原因を解説し、その状態から抜け出す方法を紹介します。
「最近何をやってもうまくいかなくて…自分ってダメなヤツだなぁ」
「SNSで活躍してるあの人はいつも成功しているし、何が違うんだろう?」

仕事や生活の中で「何をやってもうまくいかないとき」は、誰しもありますよね。

他の人が成功しているのを見ると、「自分はなんでダメなんだろう」と劣等感を持ってしまいがちです。

でも、「何をやってもうまくいかないとき」とは、そもそもどういうときなのでしょうか。

そして、そのようなときはどうすればいいのでしょうか。

今回は「何をやってもうまくいかないとき」の正体や原因について解説し、その状況やそこにいる自分をを客観的に見ることによって、今後の人生にプラスになるような方法を紹介します。

何をやってもうまくいかないのは自分だけ?

何をやってもうまくいかないのは自分だけ?

仕事や生活をしていて「なんだかうまくいかないなぁ」と感じるとき、周りの人は逆に「うまくいっている」ように見えて、「あれ?自分だけうまくいってないの?」と不安になったり、そんな自分を低く見てしまったりすることがありますよね。

では、本当にうまくいっていないのは「自分だけ」なのでしょうか?

何をやってもうまくいかないときは誰にでもある

何をやってもうまくいかないときは誰にでもある

うまくいっていないのは、あなただけではありません。

周りの人も同じようにうまくいかないと感じ、そういう時期を過ごしています。

毎日同じ場所で同じことをして、周囲の環境も変わらない状況で過ごしているなら、「うまくいかない」という事態に遭遇せずに済むでしょう。

しかし、暮らしや仕事の中で変化や新しい出来事、想定外のハプニングに出会うことは誰にでもあり、その内容によって「うまくいかない」と感じることは誰にでもあります。

その「うまくいかない」ことが何度か続くと、「あれっ?自分って何をやってもうまくいかないのでは?」と感じてしまいがち。

それは、いい記憶よりも悪い記憶・ネガティブな記憶のほうが残りやすく頭から離れにくいという脳の仕組みがあるからです。

その状態で、偶然、また次の「うまくいかない」出来事に出会ってしまうと、さらにネガティブな記憶や印象が加算されてしまいます。

忘れにくい悪い記憶やネガティブな記憶が積み重なったとき、「何をやってもうまくいかない」と感じるのです。

このように「何をやってもうまくいかないとき」は、うまくいかなかったことが偶然重なったことによることと、脳の仕組みによってもたらされるものなので、誰にでも起こるものなのです。

決してあなただけに起こることではありません。

SNSで、いつも「うまくいっている」と感じさせる内容を発信している人も、「うまくいっていない」経験を同じようにしています。

ただ、それを外に向けて発信していないだけなのです。

ネガティブな話題は発信したくないと決めている人なら、なおさらそうでしょう。

うまくいかないときは一生続くわけではない

うまくいかないときは一生続くわけではない

このように偶然の重なりと脳の仕組みで起きる「うまくいかないとき」は、いつまでも続くものなのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

うまくいかなかったことがあれば、私たちは自然に今後同じことがないよう、なんらかの対策をします。

なので同じことが起きる確率は減ります。

また、うまくいかなかった要因(身の回りの環境や人との付き合い)も永久に続くわけではありません。

ですので、たとえ、今何をやってもうまくいかない状況にあるとしても、それは一生続くわけではありませんし、自分の人生全体を悲観的に捉える必要もありません。
 

今は一旦立ち止まり、現状を正しく認識・分析するとき

今は一旦立ち止まり、現状を正しく認識・分析するとき

うまくいかないことが続いているときは、あまり動きすぎずに一旦立ち止まり、現状から一歩離れて、その1つ1つを客観的に見ていけば解決の糸口が見つかります。

それは、知らないうちに「うまくいかない」方向に導いている思考のクセや行動パターンの改善の機会でもあります。

また、「今こそ、悪い思考の癖を変える時期だ」と捉え、「この状況でどう考え行動するかがポイントだな」と楽しむくらいに思えれば、この「うまくいかないとき」が今後の人生のための強い味方になります。

止まない雨はありません。雨の日だからこそできることを考えたり、今後の晴れの日のための準備をする期間と捉えるのもいいでしょう。

何をやってもうまくいかない原因

うまくいかないこと・うまくいかない自分をイメージしすぎて、その通りになってしまう

うまくいかないこと、うまくいかない自分を想像しすぎて、その通りになってしまう

うまくいかなかったり、失敗したり、そのような結果にならないに越したことはありません。

特に、うまくいかないことが続いているときは、その状況から抜け出したい・回避したいという思いが強くなります。

しかし「失敗しないようにしなければ」というように、うまくいかなかったり失敗することを避けようと意識しすぎるとかえって本当にその通りに失敗してしまいます。

これは、人間の脳が否定形の言葉を理解できないという性質を持っているからです。

例えば、「ピンク色のネコを想像しないでください」と言われると、「想像しない」ということを行うためにピンク色のネコを想像してしまいます。

同じように「失敗しないようにしなければ」と考えれば考えるほど、その度に「失敗する」イメージを同じように思い浮かべることになり、無意識のうちに心に失敗しているイメージがどんどん焼きつけられてしまいます。

そして「失敗しないようにしなければ」と考えすぎた結果、それと同時に「自分は失敗するんだ」と自己暗示をかけていることになり、それが実際の行動として「失敗」という結果を生み出してしまうのです。

これは「自分は何をやってもうまくいかない」というセルフイメージを持っている人も同じです。

その思い込みが「自分は何をやってもうまくいかない」という自己暗示としてかけられ、実際の行動でも「うまくいかない」結果につながってしまいます。

「うまくいっている」の基準が高すぎる

「うまくいっている」の基準が高すぎる

「うまくいっている」と実感するライン・基準は人によって様々。

そして、このラインが高い位置にある人は、人生の中で「うまくいっている」と実感できる機会が少なく、逆に「うまくいっていない」と感じる時間が長くなります。

理想が高い人や完璧主義の人に、このような傾向が見られます。

自分自身により高い結果を求めるのは悪いことではありませんが、完璧を求めるあまり70点という決して悪くない点数でも100点ではないという理由で「ダメ」という評価をしてしまい、ほとんどのことは「ダメ」という評価になります。

結果として「うまくいっていない」と感じることが多くなり、その積み重ねの結果「何をやってもうまくいかない自分」というセルフイメージにつながることになります。

何をやってもうまくいかない時の対処法

では、このように何をやってもうまくいかないときはどのようにすればよいでしょうか。

うまくいかない負のループから抜け出す方法を紹介します。

本当に「いつまでも」そうなのか?と問いかけてみる

本当に「いつまでも」そうなのか?と問いかけてみる

何をやってもうまくいっていないときは、気分や思考もネガティブな方向に向かっていますので、この先もそのような状態が続くのではと考えてしまいがちです。

しかし、過去に「何をやってもうまくいかなかったとき」があったとき、それは「いつまでも」続いたでしょうか。

少し立ち止まって、今までの「何をやってもうまくいかなかったとき」を思い出してみると、その状態はいつまでも続かなかったということが分かります。

美味しいものを食べたり、寝て起きたらがらりと状況が変わったということもあったでしょう。

ですので、何をやってもうまくいかないときがあっても、いつかはその状況に終わりがくるということを忘れないでおきましょう。

「今はそういうときなんだ」と受け入れる

今はそういうときなんだ」と受け入れる

何をやってもうまくいかない今の状況に抗わず、「受け入れる」という姿勢でやり過ごす方法もあります。

長い人生、「うまくいっている」ときもあれば、それと相対的に見て「うまくいっていない」ときもあって当然なのです。

そして、誰にでもそのようなときはあります。

無理にその状況に反抗するくらいなら、「今はうまくいかないことを消化しているときなんだ」と大きく構えてみましょう。

うまくいかないことが続いて起きても、「今日はそういう日だから」「今はそういう期間だから」と、今の状況を広く客観的に見ながらやり過ごしていくと、必要以上に自分を「ダメな人」と思ったりすることもなくなります。

もし、それでも「うまくいかないなぁ…」とつい思ってしまうクセがある場合は、その語尾に「それは今だけ!」をつけてみると、うまくいかない状況や気持ちに引きずられずに、次に向けて切り替えやすくなります。

「また失敗しちゃった…それは今だけ!」

こんな風に考えてみましょう!

良い方向への変化のチャンスととらえる

良い方向への変化のチャンスと捉える

もし同じような内容の「うまくいかない」ことが何度も起きているなら、そこに導かれる思考のクセや行動パターンが潜んでいるかもしれません。

だとすれば、今こそ、その思考のクセや行動パターンを改善する機会があるかもしれません。

うまくいかない状況から一歩離れ、その状況になった経緯をたどってみて、気になる思考や行動があったなら、次からはその部分を他の思考や行動に置き換えてみましょう。

「失敗しないようにしよう」を「成功しよう」に変える

「失敗しないようにしよう」を「成功しよう」に変える

先ほど、「脳は否定形の言葉を理解できない」と説明しました。

うまくできないときに、「失敗しないようにしよう」と考えると、余計に「失敗する」ことがイメージされて、それが現実のものとなってしまいます。

なので、うまくいかないときこそ「成功しよう」と考えるようにしましょう。

そうすれば、「成功している自分」「うまくいっている自分」をイメージするようになるので、それが実際の行動も成功へと導きます。

小さな成功でもOKとする

小さな成功でもokとする

「うまくいっている」と感じる基準が高いところにあり、なかなかそこに手が届かず「何をやってもうまくいかない」と日頃から感じている人は、その基準を少し下げて、「うまくいく」と感じられる回数を増やしてみましょう。

大成功だけを「うまくいっている」の基準にするだけではなく、

・「普通の成功」
・「小さな成功」
・「なんとかして成功」

といったものも「うまくいっている」に含めば、それだけ人生の中でもうまくいっている時間が増えますよね。

誰かに頼ってみる

何をやってもうまくいかないときは人に頼ってみるのも良いでしょう。

他の人の視点から、うまくいくようになるためのヒントが得られるかもしれません。

普段、人に頼ることがない、もしくは人に頼るのが苦手な人にとっては、特に有効な方法です。

最後に

最後に

どんな人でも、「何をやってもうまくいかないとき」はあります。

そしてうまくいかないモードに入ると、イライラしたり自分を低く見てしまったりしまいがちで、それがまた次のうまくいかない結果を招いてしまいます。

しかし、ふと立ち止まってそんな状況や自分を客観的に見てみると、うまくいかないモードから抜け出すための方法はたくさんありますし、自分自身が成長するためのチャンスもそこに隠されています。

ですので、何をやってもうまくいかないときになっても、自分を低く見たり悲観的になったりせずに、冷静に現状を分析し、今できることを1つ1つ行いながら、また新しい「うまくいっている自分」を手に入れましょう!