あなたは今、やりたいことがありますか?
何かに対して情熱を注ぎ、自分のやりたいことをやっている人はなんだか輝いて見えますよね。
周りの人はやりたいことを見つけているのに、なぜ自分はやりたいことがないのか…。
というよりも、
「何かに熱中したいけど、何をしたらいいの?」
と悩んでしまいます。
ここでは、何がしたいのかわからない人の特徴や心理などの原因を追求し、「好きなこと」「ワクワクすること」を自分で見つけられる方法を紹介していきます。
何がしたいかわからない人の特徴・心理

何がしたいかわからない人は、精神的な要因が関係しています。
精神的に不安を感じてしまうと考えてすぎてしまい、自分が本当にやりたいことを見つけられなくなってしまい、迷走してしまうのです。
ここでは、何がしたいかわからない人の特徴や心理を具体的に紹介します。
正解を探しやすい

「好きなこと」「ワクワクすること」は、人それぞれ。
スポーツすることが好きだったり、ゲームをすることが好きだったり、または旅行に行くことが好きなど多種多様です。
なので、「好きなこと」「ワクワクすること」には当然、正解はありません。
何がしたいかわからない人は、皆がやっていることが正解だと感じてしまいます。
例えば、周囲の人たちが楽しそうにゲームに熱中している光景を見たとき、憧れを感じてしまい、「やりたいことはこれだ」と錯覚してしまいます。
正解を求めすぎるあまり、自分のやりたいことを見失ってしまうのです。
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今いる環境に違和感を感じる

自分が今、身を置いている環境に違和感を感じることで、何がしたいかわからなくなってしまうことがあります。
何をしたいかわからない人は、今自分がいる環境に満足しておらず、何か行動を起こしたいと考えています。
しかし、行動したいけれど、「自分には無理だ」「やってみたいことはあるけど、怖い」などと、自分に対してブレーキをかけてしまうのです。
これをメンタルブロックと言います。
何事もそうですが、行動しないと何も始まりません。
やってみたいことはあるものの、メンタルブロックしていることが原因で行動できず、結果として今いる環境に対して違和感を感じてしまうのです。
なんとなく将来が不安だったり焦りを感じる

現在の状況に対して、将来が心配だったり不安な気持ちがあると、このままではダメだと思うようになります。
そこで、何かをして現状を変えたいという心理状態になり、行動を起こそうとします。
これは、自分を守るためのいわば防衛意識です。
将来の不安や焦りをなくすために、周りの人がやっていることに対してすぐに影響されてしまいます。
ですが、自分が積極的に求めていたことではないので、長続きしません。
そして、新たに試しては諦めて、また新しいことを試しては諦めてを繰り返しているうちに、だんだんと自分の中で何をしたいのかわからなくなってしまうのです。
最終的に、自分が好きなことやワクワクすることとはかけ離れてしまい、方向性を見失ってしまいます。
何がしたいかわからないときにやるべきこと
何がしたいかわからない人に向けて、自分の「好きなこと」「ワクワクすること」に気づく方法をこちらで紹介していきます。
すぐに実践できる方法なので、何がしたいかわからない人はぜひ試してみてください。
ノートに好きなことやワクワクすることをひたすら書いてみる

何がしたいか悩んでいると徐々に頭が凝り固まってしまい、いいアイデアは思い浮かびません。
ですので、一度自分の頭をフラットにすることが必要です。
そして自分を客観的に見るために、文字を書いて情報を整理しましょう。
用意するものは、1枚の紙とペンだけ。
まずは、何でもいいので自分の好きなことをひたすら書いてみてください。
書き終えた後、その中で今やってみたいことに対して優先順位をつけてみると、自分の「好きなこと」「ワクワクすること」を発見することができます。
発見できたら、「好きなこと」「ワクワクすること」を達成するために、何をどうしたらいいのかを考えます。
そうすると、自ずとやりたいことがはっきりと見えてきます。
例えば、『歌うことが好き』と書いた場合、歌うためには
・バンドを組んでボーカルとして歌う
などがありますよね。
歌うことに軸を置いて、歌うにはどうすればいいのか考えたとき、次々とアイデアが浮かんできます。
紙に書いて情報を整理し、自分を客観視することが重要なのです。
積極的に挑戦してみる

こちらは、根性論かもしれませんが、積極的に動いてみるということも大切です。
色々体験しているうちに、自分の「好きなこと」「ワクワクすること」に気づけることがあります。
何がしたいかわからない人は、色々なことを頭で考えすぎてしまい、行動に移さず終わってしまうのです。
これだけでは、自分が本当にやりたいことが見つかりません。
ですので、頭で考えたもの(インプット)を外に向けて発信する(アウトプット)ことが必要です。
経験したことが万が一合わなかったとしても、決して無駄ではありません。
経験したことがヒントになったり、自分にはやっぱり合わなかったなと認識することができます。
「明日命が終わるなら何がしたいか」を考えてみる

何がしたいかわからなくなったときは、「自分の命が明日終わるなら何がしたいか」と考えてみてください。
例えば、
・一日好きなゲームをやり続けたい
・ラーメンをお腹いっぱい食べたい
など、色々あります。
自分の命が明日で終わるとなれば、やりたいことを必死で考えますよね。
考えたときに、思い浮かんだことをすぐにメモしましょう。
なぜなら、時間が経つと思い浮かんだことを忘れてしまい、また何がしたいかわからなくなってしまうからです。
思い浮かんだことは本心でやりたいことで、興味があるということ。
そのヒントを元にもう一度、自分は何がしたいのか考えてみてください。
死ぬまでにやりたいこと100リストを作る

「好きなこと」「ワクワクすること」を発見することができる方法があります。
それは、死ぬまでにやりたいこと100リストを作ることです。
これは、バケットリストとも呼ばれるものです。
その名の通り、自分が死ぬまでにやりたいことを100個書くことです。
「ただ、好きなこと、やりたいこと100個書けばいいんでしょ」と、思う方もいらっしゃるかと思います。
実は、意外と100個書くことは難しいのです。
最初は、楽しく書き進められるのですが、50個を過ぎたあたりからなかなか出でこなくなります。
リストの作り方は簡単です。
1~2枚紙を用意し、1から100の順に死ぬまでにやりたいことを書いていくだけです。
具体例:
2.社長になる
3.収入を増やす
4.友達を増やす
5.バンドでライブをする
6.高級外車を購入する
7.社会人サッカーをする
8.好きなアーティストに会う
9.英語をペラペラ話せるようになる
10.イタリアのカプリ島の青の洞窟を見る
このように、自分の欲求のままに、書き続けてみてください。
出来上がった100リストを読み返すと、自分のやりたいことが客観的に見ることができ、やりたいことのヒントになります。
ぜひ、この方法試してみてください。
好きとワクワクに向かって進む人の実例

好きなこと、ワクワクすることなど人生を楽しむために参考にしていただきたい方がいます。
その方は、所ジョージさんです。
人生を最大限に謳歌し、自由な生き方に憧れますよね。
所さんの生き方は大変参考になります。
所さんのすごいところは、興味があることには何でも挑戦し、自分に合わなければ諦めて、好きなことだけを追い求めること。
所さんは、60歳を過ぎていますが、好奇心は衰えておらず、好きなことをyoutubeで投稿し、撮影から編集まで全てを行っています。
他にも、ギターを使って歌を歌ったり、バイクでツーリングしたり、庭で農業をしたりと自分のやりたいことをとことん突き詰めているんです。
こんな生活ができたら楽しいですよね。
ここで、いくつか人生を楽しむための所さんの名言を紹介します。
所さんの名言は、楽しんで生きるためのヒントになります。
・「嫌なことも、めげることも、つまらないことも、それをイベントにしてしまえば、自分で面白がって楽しむことができる。」
・「俺のやってることなんて、失敗と言えば全部失敗だし、成功って言ったら全部成功だもん。自分が成功と思えば、全部成功だよね。」
名言からわかるように、所さんはとてもポジティブ思考を持っている方です。
そして、悪い先入観を持たず、「とりあえずはやってみよう。だめだったらしょうがないよね。」と、気持ちの切り替えがとても上手と言えます。
所さんの生き方は、誰もが憧れるものですよね。
最後に

いかがでしたでしょうか。
何がしたいかわからないと、ついつい深く考えて悩んでしまい、本当に好きなことややりたいことが見つかりにくくなってしまいます。
そんなときは、一度冷静になり、今回ご紹介した「好きなこと」「ワクワクすること」に気づける方法を試してみてください。
好きなことやワクワクすることを見つけることに対してついつい必死になってしまうこともあると思います。
見つけることが目標になってしまい、いざ始めてみると長続きしなかったり、合わなかったりすることがあります。
大切なのは、「好きなこと」「ワクワクすること」を見つける作業を楽しむことです。
好きなこと、ワクワクすることを見つけて楽しみ、充実した人生を送りましょう。