年初めに意気込んだものの、いまいち目標管理ができない…なんてことは、よくあること。
しかし手帳に目標を書き、上手に活用できると、目標管理がとっても簡単になるのです。
今や、手帳は人生の目標を立てるのに役立ったり、夢を叶える効果が期待される万能ツール。
今回は、手帳を活用した人生の目標の立て方から、目標管理方法まで、詳しくご紹介します。
目次
人生の目標の立て方
「人生の目標を立てましょう!」と急に言われても、
そもそも目標を立てることが難しい・・
と困ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
本当にそうでしょうか?
目標や夢という言い方をすると悩んでしまうかもしれませんが、実は、日常生活の中で「こうなったらいいな」と思う場面はたくさんあるのです。
それを思い返してみて下さい。
大切なことは、「自分を縛ることは何もないんだ!」という考え方を持つことです。
やりたいことや叶えたい夢があっても、「私にはできない・・・」「お金がないから」「時間がないから」といったネガティブな感情を持ったままだと前に進みにくくなってしまいます。
その気持ちには一旦鍵を掛けて、心の奥底に閉まってしまいましょう!
ポジティブな気持ちで、自分は正直に何がしたいのか、何を成し遂げたいのかを考えてみてください。
【なぜ】の部分を問いかけつつ、自分の心にいっぱい聞いてみましょう。
自分のためでも、他人のためでも、小さなことでも、大きくて達成できるかなと思うことであっても、それが原動力になって行動に繋がるような目標を立てることを意識しましょう。
やりたいことや夢を見つける方法については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
自分の夢や本当にやりたいことの見つけ方
手帳に目標を書く手順
手帳への目標を書くときのポイントはたった1つ。
自分の人生の目標をいつまでに叶えるか、具体的に設定すること。
そして、明確に目標実現への道を切り開いてくれるのが、手帳です。
夢や目標は、期限が明確にあることで叶えやすくなります。
なぜなら、人は期限がないといつまでに何をしていいかわからず、目先のことに注力して先延ばしにしてしまうことがよくあるからです。
手順①
まず、何をいつまでに達成したいのかを書くことから始めましょう。
例えば、「NYのブルックリンで美味しい朝食をたべたい!」という夢があったとします。
さあ、いつ行きますか?誰といきますか?旅費は?・・・やることがどんどん出てきますね!
まずは、「いつ行くのか」が大切ですね。
日程が決まったら手帳にメモしましょう。
手順②
そこからは逆算思考です。
未来から考えて、「現在の自分が何をすべきなのか」を明確にできるのが手帳の良さです。
もう一つ例を挙げれば、「英語が話せるようになりたい」という夢があったとしましょう。
いつまでにどれくらい話せるようになるのが目標なのか、期限を決めたら手帳に書きましょう。
次はそこからの逆算です。
そのために何をしていくべきなのかを細かく出して、明確にしましょう。
そして視覚化され自分の中に落とし込まれます。
笑顔でポジティブな気持ちで取り組むと、とても楽しいですよ!
気持ちがのらないときには、「本当にそれがしたいのか」を問いかけてみることも大切。
少しでもモヤモヤすることは、小さいうちに潰してしまいましょう。
手帳タイプごとの目標管理術
手帳は多種多様な種類があるので、自分が使いやすいものを選びましょう。
まず「何を大切にしたいか」を考えてみると、選びやすくなります。
筆者は、とにかくシンプルなもの、そしてメモがたくさん取れる手帳を使っています。
色や形は好みがあると思いますので、見た目のおすすめではなく、それぞれの特徴をお伝えしていきます。
どの手帳も、使い方次第で、輝く未来に導いてくれるはずです。
マンスリータイプ
見開きで1ヶ月の自分のスケジュールがパッとわかるタイプなので、全体を把握して流れを掴みたい人におすすめ。
月単位で目標管理ができるので、1ヶ月の初めと終わりにスケジューリングタイムを作るのがポイントです。
その月にやりたいことを明確にする
・月の終わり
やりたいことを達成できたかどうかの確認をする
日々の書くスペースが少ないかもしれませんが、その日やることを明確にフォーカスできる優れものです。
そして、目標に対して逆算して、いつ何をするのかをスケジューリングすると、あとはその通りに行動するだけなので、とても楽に目標達成ができるのではないでしょうか。
ウィークリータイプ
1週間という区切りがいい単位でスケジュールを管理したい人におすすめなのがウィークリータイプの手帳です。
1週間の細かい予定を立てて、週単位でメモと一緒に管理できます。
毎週自分の立てた目標を検証、改善しながら前に進んでいきましょう。
横にメモや文字だけでなく図や絵も書けるのがとても良い点なので、思ったこと、閃いたことがあったら、その場ですぐにメモをとって残しておくのもいいですね!
ディリータイプ
毎日目標をこなして、一歩一歩着実に前に進みたい人におすすめです。
時間管理を細かくして目標管理したい人には優れもの。
その日どんなスケジュールで動いていくのかを明確にすることで日々の達成感に繋げられ、モチベーションを維持しやすくなります。
それに加え、毎日目標を思い出し自分の中に落とし込みやすいのが、デイリータイプの特徴。
また、内容によって色分けすることで、何に自分の時間を使っているのかが分かりやすくなるので、時間管理と時間の使い方の分析にもおすすめです。
それによって、空白の時間も一目瞭然!
時間を有効活用しやすくなります。
おすすめの手帳の使い方
楽しい予定をいっぱい入れることで、ポジティブな気持ちになります。
それが視覚的に一目で分かるのが手帳の素晴らしいところ。
もっと楽しく、効率よく手帳を使いたいと思いませんか?
筆者おすすめの手帳の使い方を、少しだけご紹介したいと思います。
①夢を書く
常に持ち歩く手帳に夢を書くことで、いつでも開いて自分に落とし込めます。
潜在意識に刷り込まれていくので、自ら夢に向かって進んでいくことができるのです。
文字だけでなく、絵や写真を入れて視覚的に刺激すると、さらにテンションが上がりますよ!
②ポジティブな言葉でいっぱいにする
人生楽しいことばかりでなく、やりたくないことも手帳に書かなくてはいけないことがあり、それから逃げるのは難しいかもしれません。
ただ、それをネガティブに捉えるのでなく、ポジティブに捉えることが大切。
例えば、嫌いな人との外回りがあったとしましょう。
そのままスケジュールに書くのではなく、
など、視覚的に自分が元気になる言葉をチョイスしましょう。
また、嫌なことは付箋に書いて、終わったら剥がして捨ててしまうのもおすすめです。
きっとすっきりしますよ!
③ご褒美DAYを入れる
毎日楽しくてもう仕方ない!という方でしたら、もしかしたらこの日は必要ないかもしれません。
ご褒美があると、モチベーションの維持やそこまでまず頑張ろう!と自分の気持ちを高めてくれるはず。
どんなことでもいいので、そんな日を作ってみるのはいかがでしょうか?
大好きな人と会ってもいいですし、美味しい物を思う存分食べるのもいいかもれませんね。
最後に
今回は3つのタイプの手帳についてご紹介しました。
今は、デジタル化されているので、スケジュールはスマホで管理しているから手帳は持ち歩かない、という方もいらっしゃると思います。
しかし、手帳には、紙に書くことで文字で視覚化されるので、自分自身に落とし込むことができるという利点があります。
落とし込むことで、潜在意識に刷り込まれるので、常にアンテナが立たせて情報をキャッチするという習慣にも繋がるのです。
すると、自分の求めることでいっぱいになり、さらに行動する気持ちが湧いてくるという好循環になります。
どの手帳もメリット、デメリットはあり、使い方も人それぞれ。
一番忘れて欲しくないことは、なぜ目標を立てたのか、なぜその夢を叶えたいのか、ということ。
大切な夢も追われるようになってしまうと、辛くなってしまうこと事もあるかもしれません。
だからこそ、【なぜ】の部分を常に明確にして、それを意識して行動することで、人生をさらにハッピーにしていきましょう。
やりたいことや、夢が見つからない方へ~筆者からのメッセージ~
筆者も一時期モヤモヤした日々を過ごしたことがあります。
毎日何がしたいのか分からず、その日その日を淡々と過ごしていました。
家と会社の往復をして、自分が選択している環境にも関わらず、文句を言ってばかり。
ただ、その状況を変えたのは、自分自身です。
「このままでいいのかな」と漠然に思って不安に感じる日々を打開したのは、とても小さな一歩でした。
少しの好奇心で踏み出した道が、自分のネガティブな考え方や何も変化のない生活を変えてくれるきっかけになったのです。
ちょっとしたことでも興味があることは行動して体験してみることをおすすめします!
それがちょっと違くて「あれっ?」と思ったとしても、笑って次の行動に移せば何も問題ありません。
行動して五感で感じたことは、心に強い印象を残します。
一歩踏み出したことで、「できた!」という成功体験を積むことが何より大切。
自信がつくことで、内からエネルギーが出て、発する言葉も外見も変わっていきます。
自分に正直に。
一度きりの人生を思いっきり楽しく充実させましょう!