努力を継続する方法とおすすめアプリ3選

努力を継続する方法とおすすめアプリ3選 やりたいことの叶え方
努力する方法とは、精神論で片付くものではありません。大切なのは、努力を「継続」する、つまり習慣化できる仕組みづくりをすることです。今回は、「努力したいけどできない」「努力の才能がない」そんな風に悩んでいる人に向け、努力が続かない原因や努力をする方法、おすすめのアプリまで、ご紹介します!

「努力したいのに、できないからしたくない…」

努力はそんな風に、気持ちが矛盾してしまうやっかいもの。

人によっては、「努力できない自分」に落胆し、自己否定するようになったり、「努力できる人と自分は違うんだ」と開き直ってしまうこともあります。

しかし、本来努力とは、誰にだったできる可能性があるものです。

ひょっとしたら、努力ができないのは、『努力する方法』を知らないだけなのかもしれません。

今回は、努力が続かない原因と、努力を継続する方法、おすすめアプリを紹介します。

ぜひ、自分に合った方法を見つけてくださいね!

努力を継続できない理由

努力を継続する方法とおすすめアプリ3選

努力の継続に失敗するケースは、努力の対象が人それぞれ違うなかでも、いくつかの共通点が存在します。

①目的に向かっていると感じられない

目的に向かっていると感じられない
成績を伸ばしたい。
上手くなりたい。

など、努力しようとする動機はさまざまだと思います。

目指すべき方向は明確なのに、継続ができない。
これは多くの人が陥りやすい状況です。

目的地と目標地点について考えてみてください。

目的地とは「最終的にたどり着く場所」、対して目標地点とは「目的地に至るまでのチェックポイント」にあたります。

長い行程を目的地に向かって進むとき、要所要所で細かく設定した目標地点がないと、段々進む足は遅くなり、最終的に頓挫してしまうこともあります。

これがいわゆる、「ダレる」という状況です。

「自分が今どこまで進んだのかわからない」「あとどれだけ進めばいいのかわからない」といった状況は、目的地までの行程を進む上での天敵とすら言えるでしょう。

努力にも同じことが言えます。

目標のない努力とは、コンパスを片手に砂漠を進むのに等しいことです。

②成果が実感できない

努力を継続する方法とおすすめアプリ3選

「努力が報われていない」と思ってしまうと、努力の継続は非常に難しくなってしまいます。

少なくともモチベーションの低下は避けられません。

この状態では、「なぜ自分は努力をしているのだろう」と、根本的な部分に疑問を持ってしまいます。

最終的には「努力は無駄だ」という結論に至ってしまう可能性すらあるでしょう。

成果を実感できない理由としては

①目指すべきところしか見ていない
②周りから努力を認めてもらえない

などが挙げられます。

①目指すべきところしか見ていない

1つ目の「目指すべきところしか見ていない」は、前述した努力の目標設定と共通した話になります。

1〜10の行程があったとして、努力により10を目指すとします。

その際、10の一点だけを凝視して努力をしていると、通り過ぎた1〜9の行程を見落として、自分の成長の過程を認識することができなくなります。

行程の数が大きくなればなるほど、自分の進んできた過程が小さなものに思えてしまうので、なおさら努力の成果は感じられないでしょう。

②周りから努力を認めてもらえない

2つ目の「周りから努力を認めてもらえない」について。
こちらは自分の努力を他者に認めてもらえないという状況です。

努力の継続しやすさは、周りの環境にも左右されることがあります。

自発的に環境を変えることができれば改善の余地がありますが、人間関係などが原因となる場合はこれが非常に困難になります。

「誰かに認めてもらえる」といった、自分の承認欲求を満たせる環境は、努力を継続するモチベーションを維持するために非常に有用です。

しかし、誰からも褒めてもらえないという状況は、成果の実感を感じることができなくなると同時に、モチベーションの低下へと繋がります。

いずれにしても言えることは、努力をしてきた成果が実感できないことは、継続することの難しさと密接にかかわっているということです。

③時間を確保できない

時間を確保できない

自主的に何かを練習するときや、実生活上で工夫に取り組むときなどに陥りやすいパターンです。

やるべきことはわかっているのに、他に何かを優先してしまったり、時間を確保できなかったりして、少しずつフェードアウトしてしまうような状況。

「三日坊主」の原因の1つです。

努力をすることに責任が伴わない場合に顕著にみられる失敗です。

典型的な例として、「明日やろう」と先延ばしにしてしまい、結局長く手をつけないまま忘れてしまう、ということがあります。

「明日やろうは馬鹿野郎」なんて言葉でよく揶揄される事例ですが、実際これは非常に陥りやすい失敗です。

現実的な問題として、スケジュール上で何かを先送りにしなければならない場合、案件の重要度や緊急性を考慮して優先順位の低いものから先送りすると思います。

今回は自分の努力する対象を先送りにした場合で考えてみましょう。

「目下努力をするために割く時間がない。だから明日時間を見つけてやろう」

では、次の日もあてる時間がなかった場合は…?

その循環がはじまってしまうと、努力を習慣として根づかせることは困難になります。

問題なのは、この状況に陥った場合「本人は努力を継続している気になってしまう」ことです。

最近たまたま時間が見つからなかった、という自分への言い訳が可能になることが理由です。

「最近時間がなくて〜、、、」と語る人が、後日再起することは稀なケースといえます。

努力を継続する方法

努力を継続する方法とおすすめアプリ3選

人が意図して成長しようとする上で、多少なりとも努力を継続することは必要不可欠です。

しかし、分かっていたとしても、それを継続していくのは非常に難しいですよね。

せっかく「やりたいこと」や「目標」ができても、そのための努力が続かずに諦めてしまうことも少なくないはず。

つまり、『継続する力』というのは、目標を達成する上で、とても大切なのです。

ぜひ、努力をする方法として、『継続する力』すなわち『習慣化する力』を養っていきましょう。

①目的を設定する

「継続は力なり」という言葉があります。

言葉通り、継続することで人は成長し、様々なことを成し遂げられます。

しかし、すでに「やりたいこと」や「叶えたい夢」があって、そのための努力を継続するなら、それはとても大きな力に変わりますが、「努力を継続すること」を目的にしてしまったら、あまり意味がないのです。

続けることを目的にすれば、モチベーションが保てないのも無理がありません。

そこで、努力を継続するための目的を設定することが、重要です。

「目的を設定すること」の重要性は、『「継続は力なり」の本当の意味と継続させるための2つの方法』でも詳しく紹介しています。

②細かい目標を設定する

細かい目標を設定する

行う努力に明確な目的があるにしろないにしろ、辿る過程の中で細かく目標地点を設けることで、努力の継続は格段にやりやすくなります。

おすすめは、『SMARTの法則』を使った目標設定です。

例えば、趣味で楽器をしていて、弾きたい曲があった場合。

いつまでに
どこの章節まで
どんな練習量で

弾けるようになるのか、目標を細かく設定します。

初めて楽器に触れるならば、まずは弾き方からレッスンを受けて勉強し、自主練習をするといったフローができるかもしれません。

このように、フローチャート化した目標地点に向けて努力を行い、1つ1つ消化しながら最終ゴールの「弾きたい曲を演奏する」に向けて継続するようにします。

今の自分から近い地点を目標とすることで、小さな達成感を重ねていける点も継続できる要因になります。

③日記をつける

努力を継続する方法とおすすめアプリ3選

日記という形で、努力の記録をつけていくのは、継続するのに大いに役立ちます。

業務や練習などの作業を振り返ってみて、よかった点や反省点を書きだしてください。

自分の行動を整理し文字に起こすことで、その日の努力を客観的に見ることができます。

日記をつけることの最大のメリットは、後から見直せる点です。

現在に至るまでの自分の成長を確認することで、努力の成果をより明確に実感することができるのです。

また、記録をとることによって

・脳が疲れづらくなる
・時間を有効活用できる

など、習慣化するのにたくさんのメリットがあります。

継続するために記録が重要な理由やメリットについては、『習慣化に記録が大切な理由』で詳しくご紹介しています。

「これまでどう努力したか、これからどう努力していくべきか」これらを確認するためにも日記や記録をつけていくのは非常にオススメです。

④ウィルパワー(意志力)を温存する

ウィルパワーとは、「何かを決定するときに使う力」のことです。

例えば

・今日の献立
・今日の服装

など、どんな些細なことでも意思決定を伴うものに使われる脳のエネルギーのことです。

このウィルパワーの消費を抑え、温存できると、集中力が上がります。

目標のために継続したい努力に、集中することができるのです。

詳しくは『習慣を身につけるために必要なウィルパワー(意志力)の正体と使い方』でご紹介しています。

⑤事前にスケジュールを立てておく

事前にスケジュールを立てておく

「空いた時間にやる」というスタンスは、時間に余裕がある場合では特に問題はありません。

しかし、タイトなスケジュールの中で空いた時間を見つけることは誰にだって難しいものです。

なので、ここは一旦無理を通してでも時間を取ることを前提に一日のスケジュールを組んでみましょう。

「空いた時間にやろう」という意識だと、アイドルタイムやちょっとした隙間の時間に目がいかないことが多くなってしまいます。

しかし、「今からはコレに使う時間だ」と認識を新たにすることで、重い腰を上げるなんてことが減っていきます。

例えば、

「何曜日の何時からは絶対に時間を空ける」

といった習慣を最初に決めておきましょう。

また、『習慣を身につけるのに必要な期間』だけ、スケジュールを立てるのもいいでしょう。

その間に自分の体に染みつけば、その後はわざわざスケジュールを立てなくても無意識に取り組めるようになりますよ。

努力の継続をサポートしてくれるアプリ

努力を継続する方法とおすすめアプリ3選

努力を継続する具体的な方法がわかったところで、ここからはそれに便利ないくつかのスマホアプリをご紹介します。

基本無料のものをピックアップしてみたので、ぜひ一度使ってみてください。

①記録するためのアプリ

日々の練習や業務の記録をアプリを使って細かく記録しましょう。

記録の内容をカテゴリ別に分ける機能があったり、カレンダーとしての機能も使えたりするので、前項の「目標を設定する」「日記をつける」「スケジュールを管理する」の3つを上手くサポートしてくれます。

必要ストレージも軽量なものが多いので、気軽にインストールできることも魅力です。

Athlete Stories

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練習ノート

練習ノート ~自己啓発の管理・メモにも~

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②アラームアプリ

単純なアラームだけなら携帯に最初から入っている機能で十分だと思われるかもしれません。

しかし、アラームアプリには、他にも便利な機能が数多く搭載されています。

例えば、アラームを定期的に鳴らすことができるもの。

毎日出勤するために、決まった時刻を起床するとすれば、毎週何曜日の何時にアラームを鳴らすのか、自分が便利なようにカスタマイズすることができます。

この機能を使って、自分が定期的に何かしらの行動を起こす際に、事前にアラームを設定しておくことで努力を習慣化させることができるのです。

他にも、アラームを解除するためにパズルや計算を解かないといけないように設定したり、スヌーズをできるようにしたり、一口にアラームアプリと言ってもバリエーションは豊富にあります。

おこしてME ( アラーム ) – Alarmy

おこしてME ( アラーム ) - Alarmy

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③Time Tree

これはスケジュール帳のアプリです。

普通のスケジュール帳と何が違うかと言えば、他の誰かと自分のスケジュールを共有することができる点です。

これを努力の継続にどう活用するかというと、同じ努力をしている人とスケジュールを共有し、自分のおこなったことの報告や反省を報告し合います。

こうしてお互いの課題や成果を認識し合うことで、リアルタイムにアドバイスを受けることができるのです。

自分の努力の度合いが誰かの目に写るのはいい意味で緊張感をうみますし、自分と違う努力や成果を見ることで、違う視点を得ることもできます。

同じことに向けて一緒に頑張っている人や、コーチングしてくれている人が周りにいるならば、ぜひとも活用してみてください。

TimeTree [タイムツリー]

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最後に

努力を継続する方法とおすすめアプリ3選

いかがだったでしょうか。

ここまで色々な工夫をあげたことからわかる通り、努力するためにも努力が必要です。

それは本当に大変なことで、筆者自身も日々色々な面で苦労している事柄でもあります。

報われない日々が続けば嫌になってしまうこともあるでしょうし、心が折れそうになることもあるでしょう。

しかし、そこで努力することを放棄してしまっては、それまでの努力は本当に報われないまま終わってしまいます。

幸いなことに、今の時代は自分なりの工夫を凝らすことが容易になってきました。

今回紹介させていただいた3つのアプリも、現在筆者自身が愛用しているアプリです。

元来こつこつと努力することが苦手だった筆者も、身近なデバイスを利用して自分なりの努力を継続する術を模索することができました。

ここであげたもの以外にも、皆さんがそれぞれの目的と合致した用途のあるアプリは数多く存在するでしょう。

故に努力を継続するための方法も様々です。

今回の記事でそのきっかけを掴めたなら、そこからさらに発展させてより自分に合った努力の方法を見つけることも可能です。

これからはじめていく努力が、皆さんにとって実りのあるものとなってくれれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。