よく耳にする言葉だと思います。
しかし、やり方がわからない人や、効果を体感できていない人は多いのではないでしょうか?
また、間違った方法でセルフイメージを変えようとすれば、逆に「自分はダメだ」と言う思い込みが強くなる可能性もあるのです。
目次
セルフイメージが高い人と低い人の特徴
セルフイメージは過去の自分の経験でつくられているものです。
つまり、今までの経験から、自分のことをどう捉えるようになったかで、セルフイメージの高い低いが決まります。
セルフイメージが高い人と低い人、どちらが良い、悪いはありませんが、仕事、人間関係、恋愛…どのような場合であっても成功しやすいのは、セルフイメージが高い人でしょう。
両者の特徴の違いを見ていきましょう。
【関連】
セルフイメージの意味とは?うまくいく人に共通する潜在意識
セルフイメージが高い人の特徴
自信がある
セルフイメージが高い人は自分に自信があります。
「これにふさわしい人間だ」
とポジティブな自分のイメージを持っています。
本当の意味での自信ですね。
自分の軸がしっかりあるのでぶれることが少ないでしょう。
重要なのは、自分を必要以上に過信しているわけではなく、自分の嫌な部分、できないことも自分で認めている点です。
例えば、何か失敗した時も、その時は落ち込んだとしてもそれを今後の学びに変えて次に活かそうとしたり次は絶対できる!と考えます。
失敗を恐れずチャレンジする
また常にチャレンジ精神があるので失敗を恐れることなく新しいことにどんどんチャレンジしていきます。
また、セルフイメージが高い人の発する言葉は基本的にポジティブです。
言霊というように、言葉の力は大きいです。
いつも出来ないかも…と常に口に出す人と、出来る!と口に出す人とでは、結果が全然変わってくるのです。
セルフイメージが低い人の特徴
自信がない
逆にセルフイメージが低い人は自分に自信がありません。
自信がないにもかかわらず、その自信のなさを隠すために威張って見せたり物知り顔でいることも多々あります。
威圧的な態度をとって、一見自信があるかのように見せて実は自信がないのです。
素直に人の意見を聞くことが苦手
また、人の意見を素直に聞き入れることが苦手です。
褒められても、「どうせ嘘だ」と悲観的に捉えたり、善意でアドバイスをもらっても、「否定された」と感じ、必要以上に落ち込むこともあるでしょう。
反対にセルフイメージが高い人は、人に何を言われても自分に自信があり、「そういう意見もあるんだ」と素直に聞くことができるものです。
他人の評価が気になる
自分軸があまりなく、常に他人軸で動いている人が多いので、他人からの目や評価ばかりが気になります。
周りからの目線をとても気にしやすいので、実はセルフイメージが低い人の方が、プライドが高いことも。
【関連】
人の目を気にしない方法4つ!もっと楽に生きやすくなろう
セルフイメージを高める5つの方法
セルフイメージを高める方法については色々ありますが、今回は「今すぐできる」セルフイメージを高める具体的な方法についてご紹介していきます。
①過去の成功体験を書き出してみる
セルフイメージは過去の自分の経験でつくられているものだと言いました。
その中でも特にインパクトがあったものでつくられます。
例えば、小さい頃たまたまうまく書けた絵が絵画コンテストで表彰された!という経験があった場合、セルフイメージは自分は絵が上手い!才能がある!となるでしょう。
しかし、逆に上手に書けていたとしても誰にも評価されなかった…という体験をすれば、自分は絵が下手だ、才能がない…という風に自分で決めてしまいます。
このようにセルフイメージとは自分の勝手なイメージなのです。
過去の自分を振り返って、達成したこと、乗り越えたこと、嬉しかったこと、感謝することを沢山書き出してみましょう!
誰かと比べる必要はなく、自分の人生で自分が認めてあげたいことを些細なことでいいので書いてみてください。
忘れてしまっていたかもしれませんが、実は沢山のことを乗り越えて生きてきたはずですし、自分がどれだけ恵まれているのかに気づいたりもするでしょう。
何もできないダメな自分から、色々なことを達成してきた自分、恵まれている幸せな自分にセルフイメージを変えていけます。
セルフイメージを高めるには、小さなことにも感謝することと、どんな自分も認めてあげることがとても大切です。
②自分の中の常識を疑う
人は誰しも自分の中で勝手に決めたルールがあり、その中で生きています。
自分にとっての当たり前は誰かにとってはそうではないかもしれません。
その当たり前を疑ってみましょう!
当たり前を疑うことで、例えば、「自分は仕事ができない」というのは、思い込みだったと気づくかもしれません。
セルフイメージは他者によって決められるものではありませんので、自分の中の当たり前が良い方向に変われば、セルフイメージも良い方向に変化するでしょう。
③セルフイメージの高い人と付き合う
付き合う人の影響はとても大きいです。
人はどうしてもネガティブな思考には引きづられやすいものです。
ポジティブでセルフイメージが高い人たちと付き合うようになれば、自分も自然とその人たちと同じような考え方をするようになるでしょう。
変なプライドは捨てて、良いなと思うところを素直に取り入れてみましょう。
誰と付き合うか、多くの時間を共にするかでセルフイメージは大きく変わります。
④成功している人の習慣を取り入れる
まずは自分がどうなりたいか、どう在りたいかを決めてそれを体現している理想の人を決めましょう。
そしてその人はどんな行動をしているのか、どんな発言をしているのか、どんな価値観でいるのかを分析してみましょう!
今の自分とは大きな差があるはずです。
その中から自分が取り入れられることから取り入れてみましょう。
セルフイメージが高い人がどんな考えでいるのか真似してみることで、自分のセルフイメージもグッと高まります。
理想の人をモデリングすることはなりたい自分になる有効な方法の1つです。
⑤考えるより先に行動する
先ほどご紹介した、モデルとなる誰かの習慣を取り入れることは最初はとても違和感のあることです。
人の習慣を真似するのは、人の思考の仕方や意思決定を真似することに他なりません。
なので、今まで自分が選択してこなかったことばかりを選択することになります。
そんな時はまず「考えるより先に行動することが大切です。
どういうことかと言うと、多くの人は何かをする際、まず思考から入りますよね。
こうしよう!と決めて考えてから行動をします。
その順序を変え、まずはあれこれ考えずに行動するようにしましょう。
例えば、何か新しいことにチャレンジしたいと思っても、セルフイメージの低い人はまず先の不安を考えたりできない言い訳を考えてしまうでしょう。
しかし、考える前にまず行動!と、不安になるのをやめて行動してしまえば、あとは次の行動をどうするべきか考えるのみ。
不安なことは、やってしまえば大した不安ではなかった、なんてことも多いです。
まずはやらない言い訳を考えず、成功している人の習慣をとにかく真似して行動していきましょう!
【関連】
【損失回避の法則】チャレンジできない人の心理は「損をしたくない」
セルフイメージを高めるときの注意点
セルフイメージを高める際の注意点は次の3つです。
②自分の理想の状態をイメージする
③変えるのは時間がかかるので焦らない
まず、自信過剰になってしまわないことです。
自信過剰な人になってしまうと、ただの傲慢な人になってしまいます。
そして、自分がどうなりたいかをきちんとわかっている必要があります。
自分としっかり向き合って、理想やゴールは決めておきましょう。
その上で今の自分と照らし合わせて自分に何が足りないのかを理解していくことです。
また、セルフイメージとは、何十年も積み重ねて出来上がったものです。
完全に変えていくことは簡単なことではないので焦らずじっくり取り組むことが大切です。
無理に高めようとすると、ダイエットと同じでリバウンドしてしまいます。
また、あまりに無理をしすぎると継続していくことも苦しくなりますよね。
セルフイメージが高まることで、生きやすくなる!人生をもっと楽しめる!自分をもっと好きになれる!そんな変化を楽しみながら少しずつ変化させていきましょう!
最後に
セルフイメージとは、表面的な行動や言動ではありません。
心の底で自分が感じていることです。
言葉では、自分はできる!セルフイメージが高い!と思っていても、心の底からそれを信じ切っていなければ高まったとは言えません。
しかし、日々の小さな意識の積み重ねで、きちんと向き合えば、誰でもセルフイメージを高めることは可能です!
あなたが自分に対して、心から良いイメージを持てることを祈っています。