・やりたいことが見つからない。
・いつも失敗ばかりして前に進めない。
こんなとき、ふと「人生を変えたい!」と思いませんか?
しかし、いざ行動を起こしたいと思っても、つい同じ毎日に流されてしまったり、新しいことをする上で他人の目が気になってしまいますよね。
その結果、行動できずにそのままになってしまうと、心のどこかで「本当は人生なんて変わらない」と思うようになってしまいます。
勝手に変わるのではなく、自分で変えるしかない、自分の人生。
日頃の意識や習慣から少しずつ変化させていきましょう。
目次
人生を変えるための9つの行動
人生を変えるために、今日からすぐにはじめられる「9つの行動」をご紹介します。
①感謝することを忘れない
1つ目の行動は、1日のはじまりとおわりに感謝することです。
何気ない日常を思い出してみましょう。
友だちとショッピングに出かけたり、美味しいものを食べ歩いたりする。
これができるのは生きているからです。
あたりまえのこと過ぎてむずかしいのですが、生きていることに感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。
感謝の表現は人それぞれです。
たとえば、朝ごはんは「いただきます」をしっかり言い、夜寝る前にも、今日も1日過ごせた自分自身に「ありがとう」と思いながら眠りに落ちるでも構いません。
「ありがとう」であふれる日はきっと素敵な1日になり、他人にも伝わります。
小さなことでも感謝することを忘れないようにしてみましょう。
②好きなことを好きと言う
好きなことや好きなものを、好きだと言うことを忘れていませんか?
子どものころは好きなことがたくさんあったのに大人になると忘れてしまったり、周りの目を気にして言えなくなってしまう。
あなたは好きなことを、自信をもって好きと言えますか?もし言えていなければ、しっかり「好きだ」と主張するようにしてみましょう。
③新しいことにトライしてみる
人生を変えたいと思ったらいろんなことに挑戦してみましょう。
挑戦といっても、むずかしく考える必要はありません。
例えば、今まで着なかった色の洋服を着てみたり、食べたことなかったタイ料理をわざわざ食べに行ってみたり、小さなトライを日常の中に散りばめてみてください。
今まで出会ったことのない自分に出会い、経験が増えることが、新たな人脈を生んだり、やりたいことに出会えるきっかけとなります。
④自分の強みを知る
長所と強みの違いを知っていますか?
強み=あなた自身が思うよいところ
自分では気づいていないけれど、強みになっていることがきっとあるはずです。
自己分析をしてもよいし、友達に聴いたりして、自分の強みをしっかり強みとして知っておきましょう。
⑤コツコツ継続できる良い習慣を身につける
生活習慣を改善したり、知識が身につく良い習慣は、自分を内側から変化させてくれます。
例えば、毎日体重を測ってみましょう。
これにより、健康状態や体調がわかるようになります。
健康に少しでも気をつけるようになることで、だんだんと食への意識や睡眠時間を意識するようになるものです。
すると、生活習慣が改善しますよね。
また、読書の習慣だって、1日5ページと決めれば達成できますし、気づいたときには「読むこと」自体が習慣になり、大の読書家になっているかもしれません。
本当に読書が苦手な人であれば、「毎朝3行だけ読む!」というくらいハードルを下げることで、まずは続けることができます。
できるだけ1回に取り組むハードルを下げて、毎日コツコツと続けることは決して無駄ではありません。
⑥環境を変える
机周り、職場、周りの人間関係、住んでいる地域など、自分を取り囲む環境があなたをつくります。
環境という、外側からのアプローチは、人生を変えるのにとっても適しているのです。
物理的に不要なものを断捨離したり、コミュニティを見直したり、思い切って引っ越ししたり、環境を変える方法はさまざまですが、共通して意識したいことは、自分の直感に従うことです。
例えば、本当は「なんとなく居心地が悪いから離れたい」と感じているけど、「この人達と付き合っておいた方がいいから」という思い込みで、あるママ友グループから抜け出せないのであれば、自分の「なんとなく」を信じてそっと離れましょう。
生きやすい環境、集中しやすい環境、やる気がでる環境など、どれも自分で整えていくしかないのです。
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断捨離をすると人生をリセットできる理由
⑦あえて失敗しそうなことをしてみる
あえて失敗しそうなことをしてみましょう。
「いつも失敗ばかりの繰り返し」、「失敗したらどうしょう」と思っていませんか?
失敗したっていいんです!
挑戦して失敗するよりも、何も行動しないことの方が失敗です。
失敗とは成功の途中経過です。
失敗は止めたときに失敗になるし、成功するまで続ければ失敗も成功になります。
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【損失回避の法則】チャレンジできない人の心理は「損をしたくない」
⑧頑張らない日を作る
無理をするなと言われても大人なんだから我慢しないとなんて思ったことありませんか?
どんなに頑張ってもよい結果が出ないからついつい無理をしてしまう方も多いでしょう。
しかし、我慢することも頑張り過ぎもよくありません。
ときには、頑張らない日があってもいいんです。頑張らないと決めた日は、徹底的にだらだら過ごしてみましょう。
頑張らずに1日を過ごすと、頑張らなくていいのかなと不安や心配になりますが、そんなことは気にしてはいけません。
頑張らない日は、頑張ったら負けです。
【関連】
頑張らないことが大切な理由
⑨やりたいことや夢を探す
人生を変えたいと思うのならば夢を持ちましょう。
大きな夢じゃなくてもいい、小さな夢でもいいのです。
また、夢は見るものではなく叶えるものだと言います。夢を叶えていけば人生も変わっていきます。夢を持つことで未来に向かって行くことができるのです。
人生を変えるための9つの行動は以上になります。9つの行動は決してむずかしいことではありません。日々の暮らしの中で意識をしていなかったことや忘れかけていたことなどです。
続けることで忘れかけていたなにかに気づいたり、気づきが夢となり目標となります。
人生を変えたいと思ったら少しでもいいので意識してみませんか?
人生が少しずつ変わっていくのが感じられるはずです。
人生を変えた有名人
「人生を変えたい」と思っている方に参考にしていただきたい、歌手のセリーヌ・ディオンさんについてご紹介します。
セリーヌ・ディオンとは
みなさん、映画「タイタニック」はご存知ですよね。
1912年4月14日の深夜、北大西洋上で氷山に接触、沈没した豪華客船タイタニック号。1500余名の犠牲者を出した海難事故(史実)をベースに作られたラブストーリー。
映画の大ヒットによって主役を演じた俳優レオナルド・ディカプリオは一躍ハリウッドスターの仲間入りをしました。
また、主題歌「My Heart Will Go On」も世界的大ヒットしました。
この歌を歌ったのがセリーヌ・ディオンです。
セリーヌ・ディオンは自分自身の夢を叶えて人生を変えたひとりなのです。
夢は世界に通用する歌手になること
セリーヌ・ディオンは北米カナダ・ケベック州のフランス系カナダ人家系に生まれました。カナダ・ケベック州といえばメープルシロップと紅葉ですが、街を歩けばフランス語ばかり。
実はケベック州の公用語はフランス語です。セリーヌ・ディオンもフランス語で育ったひとりです。
フランス語圏で歌手として活躍していたセリーヌ・ディオンには夢がありました。夢は「世界に通用する歌手になること」。
夢を叶えるためには、英語が話せて英語の歌を歌えるようにならなければなりません。しかし、彼女はフランス語が話せても英語が話せなかったのです。
20歳のころにセリーヌは夢を叶えるために英会話スクールに通いはじめます。
夢を叶えるための努力
セリーヌは、英会話スクールに通いはじめて、英語の発音に苦労していました。
ケベックフランセーズ(カナダのフランス語)は私たちが知っているフランス語とは異なり発音に強いクセがあります。まずクセを矯正することからはじまります。そして英語を基礎から学び、習得しなければなりません。
しかし、それはかなり厳しい道のりです。彼女にとって英語は外国語です。
日本人が英語がむずかしいと感じる方が多いですが、フランス語圏の方が母国語以外のことばを話すことは想像以上にむずかしいことなのです。
それでも夢を叶えるため、英語の習得の厳しさに耐えられました。
タイタニックとの出会い
英会話スクールに通い英語を習得したセリーヌは歌の幅を広げていきました。
フランス語圏を中心に活躍していた彼女が世界進出のキッカケにとなったのが映画タイタニックの主題歌との出会いです。
英会話スクールに通ってから映画タイタニックと出会うまでに、「約8年」という年月が流れていました。
この出会いが彼女の人生を大きく変えていくことになりました。これも英語を話せなかったら出会っていなかったことです。
セリーヌは、夢は世界に通用する歌手になるという夢のために、英語を身につけて見事に夢を叶えて人生を変えました。
セリーヌ・ディオンは人生を変えたいのならば、夢を持つこと、そして夢を叶える努力をすることを歌を通して伝えているのです。
最後に
人生を変えたいと思ったら、それがあなたの人生を変えるタイミングです。
キラキラと輝く充実した人生を送るために、人生を変えるための9つの行動のうち1つでもいいので行動してみてください。
人生を変えるヒントとなるでしょう。