女性が「結婚のせいで人生つまらない!」と感じる原因と対策

女性が「結婚のせいで人生つまらない!」と感じる原因と対策 前向きな人生にする方法
絶対に後悔しないよう、たくさん悩んだ末に「幸せな未来」を信じて決断したはずの「結婚」。しかし、気づけば「結婚のせいで私の人生はつまらない!」と嘆くようになってしまった自分がいる。一体なぜなのか?今回はその原因と、持つべき心構えをご紹介します。
「結婚生活がつまらない…」

あんなにしたかった結婚なのに、してみると実際は…というケースをよく聞きます。

結婚したい人からすると、「なんて贅沢な悩みなんだ!」と思われるかもしれません。

しかし実際に結婚してみると、「こんなはずじゃなかった…」といつも不満に思っていたり、離婚に繋がってしまう夫婦が多くいるのも事実です。

幸せそのものだったはずの2人がなぜ、「つまらない」という状況に陥ってしまうのでしょうか?

『結婚のせいで人生がつまらない』となってしまっている人の原因と対策についてご紹介していきます。

結婚後につまらないと感じる理由

どうして結婚がつまらないと感じるのでしょうか?

結婚生活がつまらないと、人生までつまらないと感じることも…

その原因は人それぞれですが、ここではよくある一般的なケースを考えてみます。

①刺激がない

刺激がない

結婚前に幸せいっぱいだった場合に陥るのが、「結婚してから刺激が全くない」ケースです。

この場合、「結婚」それ自体がゴールになっていた可能性が高いです。

付き合っている頃は、「結婚」というゴールがあったので、それに向かって日々が進展していくことが刺激になったかもしれません。

それに、結婚には「結婚式」や「新婚旅行」というビッグイベントが待っており、「一生に一度だ」と思うことからも、普段味わうことのない刺激があることでしょう。

結婚後をはっきりと想像できていなかった人にありがち…

例えば、結婚式や新婚旅行に向けて2人で力を合わせて頑張りますよね。

楽しみなことのために、また初めての経験がたくさんでワクワクしながら進めることでしょう。

しかし、式が終わるとそこで1つの目的が終わり、今までの日々とは違って、とても現実的な毎日に落ち着きます。

毎日が同じことの繰り返しで淡々と過ぎ、刺激があるわけではありません。

結婚生活は、二人で「日常」を作っていくことですが、それは毎日新しいことがあるのではないのです。

結婚前に、このことをはっきりと想像できていなかった人が、刺激のなさに、「結婚生活はつまらない」と感じてしまうようです。

②マンネリ化を感じる

マンネリ化を感じる

出会った頃は毎日でも顔を見ていたかったのに…

一緒に暮らす生活が始まると、どうしてもお互いの存在が当たり前になってきてしまいます。

毎日同じ相手と同じことの繰り返し。

だんだんとマンネリ化し、しだいに最初の気持ちを忘れてしまいます。

恋人同士でいるときのようなドキドキや刺激は結婚生活に求めてもずっとは難しいのです。

相手の大切さを忘れたり、コミュニケーションが雑になったり…

また、付き合っていた頃のように『会話が尽きない!』ということもなくなり、声をかけてもあまり会話が続かない、無言になってしまう…など、上手くコミュニケーションがとれないことは大きな不満になっていくでしょう。

会話があっても、お互いに当たり前の存在になってしまい、いつの間にか相手の存在の大切さを忘れてしまいます

それどころか、相手の欠点ばかりに目がいったり、否定的になってしまい、思いやりのない言葉を発してしまう…など悪循環に陥ってしまうケースもあります。

③お金の心配がある

お金の心配がある

付き合っている頃と違って、お財布も一緒になることで経済事情もより現実的になります。

また子どもができた場合は、出費も増え、毎月ギリギリの生活…というようなケースもつまらなさを感じる原因の1つ。

今まで自由に使っていたのに、結婚すると独身の頃のように自由でいられるわけではありません。

お金に関する不安や不満から言い争いが増えると、「独身の頃の方が良かった」などの感情が湧いてきてしまいます。

④生活のリズムがバラバラ

生活のリズムがバラバラ

夫か妻、どちらかの仕事が不規則であったり、休みが合わない場合もつまらないと感じやすいようです。

また、どちらかが人付き合いが多く、頻繁に家をあけるというケースも一方は不満が生まれやすいでしょう。

お互いに自分の生活がある夫婦でしたら、それでも上手くいくかもしれませんが、多くの場合、「こんなんだったら結婚している意味がない」「一緒に住んでる意味がない」などの不満が出てきます。

定期的に夫婦の時間を作るように努力するなどの対策が必要です。

「結婚の良いところ」を見直そう

もしかしたら、あなたは結婚したことの「デメリット」ばかりに気をとられているのかもしれません。

あまりにもデメリットが大きすぎる場合は考えものですが、少なからず「メリット」を感じて結婚を決めたはずです。

もう一度、「結婚の良いところ」を振り返ることで、当たり前になっていたことのありがたみを思い出す。

すると、結婚したことが、「人生をつまらない」と感じる原因ではないと思えるかもしれません。

①大好きな人と一緒にいられること

大好きな人と一緒にいられること
「大好きな人とずっと一緒にいたい」

結婚しようと思ったきっかけも、これが大きいのではないでしょうか?

付き合っているときは「毎日でも一緒にいたい!1分1秒でも長くいたい!」そういう気持ちがありますよね。

しかし、結婚生活が始まると相手の存在は当たり前になります。

当たり前になると、一緒にいられるありがたさを忘れてしまいそうになりますが、大好きな人と一緒にいられることはとても幸せなことですよね。

嫌なことも大変なこともありますが、そんなときこそ原点に戻って考えることも大切です。

②安心感を得られる

安心感を得られる
「帰ってくる人がいる。」
「家に帰っても待っていてくれる人がいる。」

パートナー、家族がいるということは、とても安心感を感じることです。

嬉しいことも悲しいことも共有できる相手、味方がいると、「1人じゃないんだ」という、精神的に安定した状態になります。

また、金銭面的な安心感もありますね。

例えば、どちらかが怪我や病気になり働けなくなったとしても、相談し支え合うことができます。

何かあったときに支えてくれる相手がいるということは、すごく幸せなことです。

③未来設計を共有できる

未来設計を共有できる

結婚する目的として子どもが欲しい、家族が欲しいという人も多いのではないでしょうか?

好きな人との子どもを一緒に育てられるということは素晴らしいことですし、親になるという体験ができることは、人生においても自分の成長においても大きなことです。

子育てを通して夫婦の仲も深まり一緒に成長することができるでしょう。

また、一緒に先の夢をもったり、老後の楽しみを共有できるという点も素晴らしいことですよね。

1人では叶えられない夢を共有したり、一緒に頑張ることができる相手がいることも結婚の良いところでしょう。

結婚生活においての大切な心構え

結婚生活における大切な心構え

「結婚してしまえば、努力なしで自然と上手くいく」と思うのは、大きな勘違いです。

「価値観が合わない」
「結婚したら、思っていた人と違った」

などは、よく聞くことですよね。

しかし、今まで全く違う環境で、全く違う経験をしてきた者同士です。

価値観が違うのは当たり前だということを受け入れる必要があります。

違う人間同士が同じ屋根の下で暮らすのです。

意見の食い違い、生活習慣の違いは必ずあります。

押しつけたり決めつけたりするのではなく、相手を理解しようとしたり歩み寄ったりすることは必ず必要です。

その都度、話し合って解決できる関係を作っていけたらいいですね。

①思いやりの気持ちを忘れない

思いやりの気持ちを忘れない

当たり前のことですが、身内になるほど忘れていたり実践できていなかったりします。

「ありがとう」「ごめんね」をきちんと伝えることが意外にできない夫婦が多いのです。

思っているだけでは伝わりません。
自分の想いは言葉で伝えましょう!

そして、常に相手の立場に立って考えることも大切です。

つい自分の気持ちを押しつけたり求めるばかりの姿勢になっていませんか?

どんなに馴れ合いになっても、人間関係の基本は思いやりです。

こちらから相手への配慮があれば、相手も自然と思いやりで返してくれるでしょう。

うまくいかないときこそ、1度立ち止まって自分自身を振り返ってみてください。

②夫婦それぞれが自立すること

夫婦それぞれが自立すること

結婚すると、相手に依存してしまう女性は意外に多いです。

金銭的面だけでなく、

・幸せにしてもらいたいと求めすぎる
・相手に楽しませてくれることを求める

と、受け身の状態になってはいませんか?

これでは、お互いしんどくなってしまいます。

結婚しても自立することはとても大切です。

頼ることと、依存することは違う

互いに自立することは、ドライな関係というわけではありません。

頼ることと依存は全く違います

【頼ること】
それぞれが自立した上で自分に足りないところを相手に支えてもらったり援助してもらう、補ってもらうこと。

【依存】
相手なしでは生きていけない状態のこと。

「自分で自分を幸せにすることができる」
「それぞれが自分で楽しみを見出すことができる」

そんな2人が一緒になるからこそ、上手くいきます。

当たり前のことのようですが、案外依存体質な人は多いのです。

自分の人生に「結婚している」ことは必要か?

これからの人生に結婚していることは必要か考える

女性も十分稼ぐことができるようになり、人生の選択肢が増え、結婚するのが当たり前の時代は終わろうとしています。

結婚しないという選択をする人も増えてきていますよね。

人の目がどうだとか、結婚していた方がメリットがあるという損得で考えた選択ではなく、『これからの自分の人生に結婚していることは必要かどうか』を1度考えてみましょう。

あなたはどんな人生を生きたいですか?
あなたの人生に本当に結婚は必要でしょうか?

これから結婚したいと考えている人は、この質問を自分と向き合って明確にすることで、結婚した後この問題で悩むことは少ないでしょう。

そして、今結婚していて、夫婦の関係を「結婚のせいでつまらない!」と感じているのであれば1、度自分と向き合ってみてください。

それは本当に結婚のせいでしょうか?自分自身の問題ではありませんか?

きちんと向き合った上で、自分の人生に結婚が必要ないと感じるのであれば、離婚という選択も1つの道です。

お互い我慢し続けて仮面夫婦でいるより、別の道を歩んでお互い幸せであるなら、良い選択となるでしょう。

最後に

最後に

結婚生活は、常に楽しくて幸せなものではありません。

2人の全く違う人間が一緒にいることになるのですから、大変なことは避けられません。

どんな人生を生きるかは自分次第です。

つまらないと感じる結婚を選択したのも、作ってしまったのも結局は誰でもない自分です。

「結婚をして幸せになりたい!」と選択するのであれば、2人の関係を1から作っていくものだと考える必要があるでしょう。

つまらない結婚にならない努力が必要です。

何が正しい結婚、夫婦関係というものはありません。自分たちで作り上げていく関係が正解なのです。

結婚してもしなくても、メリットだと感じる点、デメリットだと感じる点は必ずあります。

その上で周囲の目を気にするのではなく、自分の人生に必要な選択をしましょう。

もしくは原因を見つけ出し、改善する努力をしましょう。

人生は短いです。後悔しない生き方をしたいですね。