憧れの大学生になり、「これから楽しいキャンパスライフが始まる!」とわくわくしていたのに、つまらない毎日を送っている…。
キラキラの大学生活に希望を持って入学したのに、なぜ実際はイメージと違った。
こんな風に感じているのであれば、
・参加しているコミュニティがつまらない
・やりたいことがないので毎日あっという間に過ぎていってしまう
・気の合う人がいない/出会いがない
などといった原因がありますよね。
しかし、大学生活は自分次第で自由に変えることができます。
今の状況にこだわりすぎず、気長に少しずつ変化させていきましょう。
大学生活がつまらない5つの原因
つまらないと感じるのは、「やりたいことをやれていない」状態からくるもの。
どのような事が原因で「理想と違う」と思ってしまうのでしょうか。
①授業がつまらない
興味のない授業ほど、やる気のでないものはないですよね。
内容そのものなのか、教授なのか、それとも受講している人なのか…
色々あると思いますが、なぜつまらないと感じてしまっているのかを自分なりに考えてみることはとても大事なことです。
②参加しているサークルが退屈
自分の興味のあるサークルに入ったものの、期待通りではないことは多いです。
テニスが好きでテニスサークルに入ったら、テニスよりも飲み会の方が多くて衝撃…なんてこともあるでしょう。
年齢や体質的にお酒が飲めないと、飲み会の誘いに断るのも疲れてしまいます。
また、メンバーの雰囲気が自分と合わなければ、どんなに興味のある活動でも、その場に居づらいですよね。
興味があって入ってサークルも、自分の思っているものと全然違うと充実感は得られず、そのショックは大きいものです。
③特にやりたいことがない
「大学でこれをやりたい」と目的意識を持って入学するのが本来あるべき姿かもしれませんが、なかなかそこまで描ききれていない人も多いのが現実。
「名が通っているし将来就活に活用できそう」
など、なんとなく受験して大学に入っていると、いざ入学したときに特にやりたいことがなく、つまらないと感じてしまうかもしれません。
それくらい大学とは、入ったら無条件に楽しいことが待っている場所ではないのです。
④気の合う友人がいない/出会いがない
大学は1人でいることを自ら選択することもできます。
高校生の時とは違い、講義もランチも自分のタイミングで取ることができるからです。
当然、意図せずとも1人で過ごす時間は増えるはずです。
しかし、だからこそ自分から話しかけたり、出会いのある環境に飛び込んでみないと友達ができにくいのも事実。
そういったことが苦手である人にとって、自ら出会いを見つけに行かなくてはならない環境は、大学生活の挫折ポイントになってしまいます。
また、たくさんの人の中から自分と気が合う友人を探し出そうとすれば、途方がなく、うんざりしてしまう人もいるでしょう。
⑤何をやっても意味がないと思い込んでいる
入学当初はやる気があったけれど、周りに流されたり、比較したりする中で、「自分はこれ以上頑張って努力しても意味がないからやらない」と諦めてしまってはいませんか?
例えば、自分より頭が良い人が多く、勉強する気がなくなってしまったり、体育会に入ってプロ入りを目指そうとしたが、周りのレベルが高くて挫折してしまったり、遊んでばっかりの友人に流されて努力する意味を見出せなくなったり…。
人は良くも悪くも周りにたくさん影響されるものです。
気づいたらこんなはずじゃなかった、という状態でも、誰かがなんとかしれくれるわけではないのが大学生活。
だからといって投げやりになれば、とてもつまらない毎日になってしまいます。
大学生活が楽しくなる習慣
原因がわかったら、次は「どうなりたいか」を考えましょう。
その上で、大学生活を楽しむために身に付けたい習慣をご紹介します。
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①理想の状態を考える癖をつける
どう変わりたいかがわかっていないと、変わるための行動の方法がわからなくなってしまいます。
面白い人生、大学生活とは、どのようなことをイメージしますか?
毎日活気があってやる気に満ち溢れる日々、仲間と一緒に何かを創り上げて達成感に満ち溢れている、恋人とデートして幸せな気持ちに包まれているなど、人によってそれぞれだと思います。
ここでは具体例を2つ挙げています。
自分のやりたいことができている
目標を達成させるために、自分で考えて行動し、どんどん前に突き進んでいるのであれば毎日とても面白いですし、充実した生活を送ることができます。
なりたい自分や、叶えたい夢があれば、将来に対する希望が持てて、人生を豊かにしていくことができるようになるでしょう。
大切な仲間や恋人が周りにいる
一緒にいて楽しかったり楽だったりする人が周りにいるとそれだけでとても面白い生活を送ることができますよね。
1人でいるよりも気の合う仲間と一緒に過ごす日々は、笑いの絶えない日々になるはずです。
気の合う仲間や恋人と一緒に居続けることが理想であれば、どのような状況になっていれば、ずっと一緒にいることができるかを少しずつ具体化していきましょう。
②現状を知る
まず大切なのは、現状を知ることです。
なぜつまらないのかを、細かく書き出してみましょう。
例えば、授業がつまらないのは根本的になぜなのか、所属しているサークルの何が嫌でつまらない気持ちが湧き上がってくるのか、どうして気の合う仲間、友人、恋人と巡り合う事が難しいのか…
まずは自分の現状を把握するためにノートに書きだすことをおすすめします。
考えていることを書きだすことで、視覚化された情報を客観視できます。
そうすると自分の大学生活がつまらない原因が明確に浮き彫りにされるので、次の行動に移しやすくなります。現状を知ることで、自分を理解することはとても大切なことです。
③消極的から積極的にマインドを変える
大学は、高校と違って自分から積極的に前に出て行動することで、道を切り拓いていく部分が強いです。
例えば、高校の時は、時間割が決まっていて、その通りに行動することが多いですが、大学からは自分で考えて選択していくので、カリキュラムやゼミのスケジュールを自分で作っていかなければいけないからです。
すべての選択を自分自身で行っていかなければならない環境を悲観的に捉えるのではなく、うまく利用しましょう。
受け身ではなく、「どんどん積極的に行動していくぞ!」と自分のマインドを変えるだけで、「あれもできる、これもできる」と思ったよりも気持ち次第で何でもできることに気づきます。
今までと見える世界が変わり、新たな可能性を見つけられるはずです。
④トライ&エラーを繰り返す
多くの人が自分の可能性に蓋をして、人生を諦めてしまっているように思います。
自分の現状を把握したら、本当は自分が何がしたいのか、どんな人生を送っていきたいのか、自分の可能性を信じて書き出してみましょう。
自由に、やりたいこと、かなえたいことを書きだしたらあとはその通りにやってみるだけです。
失敗しても大丈夫。トライ&エラーを繰り返す習慣を身につけておけば、社会人になって必ず役に立ちますよ。
そして、自分は何でもできると自分を信じる力を身につけることは、失敗しても落ち込まず、トライ&エラーを繰り返す力になります。
とりあえず新しい行動を始めたい人におすすめ!学生時代にやるべきこと4選
大学の4年間は長いようであっという間に過ぎていきます。
そして、自分の好きなことを見つけることができるのが大学生の時です。
積極的にとにかく自由にやってみたいことをやってみると、気づいたら周りにいる人もどんどん増えて、知識も膨らんでいきます。
自分でバイトして貯めたお金で海外に行って、自分の一生かけてやっていきたいと思えることに出会うことだってあります。
どんどん色々な経験をして、さまざまな価値観に触れる中で、自分の本当に好きなことを見つけてください。
①興味のある授業に片っ端から参加する
具体的にやりたいことが絞れていない場合、効果的なのが、『興味のある分野の授業を片っ端から調べて履修する』です。
楽に取れる単位だけで満足せずに、自分でこれは興味あるなと思うもの、旅行であれば観光学、地域文化研究学など関連ありそうなものを調べていって、1度授業に参加してみるといいです。
興味があると思って、(すでに学費は払っているので)無料でちょこっと参加できる機会は、卒業してしまったら二度とないとありません。
最初はとても緊張しますが、大学生活をもっと楽しく充実させてみせる!と思い、積極的に足を踏み入れことを意識したら、関連して全ての行動が変わります。
行動が変わると、今まで受け身でいた自分よりも積極的な自分の方が好きで毎日がどんどん楽しくなることも。
②参加しているコミュニティを変える
思い切って今いるコミュニティから抜け出し、環境を変えてみましょう。
そこにいる理由がもし、なんとなく付き合いがあるからといったものであれば、一度まっさらな気持ちになって、新しい場所で再スタートすることをおすすめします。
自分に本当にあっている場所はどこなのか何個か掛け持ちをして探すことも手です。
ここは雰囲気が好きじゃないなや全然楽しくない!と心が赴くまま自由に色々体験した結果、素敵な居場所を見つけることができるでしょう。
自分の直感に従って大丈夫です。
自分の心に正直になって見つけたコミュニティというのは、卒業後も大切にしたいと思えるものです。
③アルバイト/インターンをする
アルバイトやインターンを経験することで得られるものは、お金だけではありません。
そこで出会う人たちから学べることは多くあります。
良いことも悪いことも起こる中で、様々な自分の課題に直面しても解決する力が磨かれます。
他者と話すことが緊張するタイプでも、例えば飲食店でアルバイトをしてみると、その中で礼儀やマナー、POなど多くのことを学び、それらを実践する機会を得られます。
最初はたくさん怒られても、失敗して褒められて、「自分もやればできるんだ!」と成功体験を積むことだってできます。
注意点としては、「時間を売るだけのアルバイトをしない」ことです。
やる気のないメンバーや、学びの少ない環境では、モチベーションを保つのはかなり難しいですし、多くの場合は時間を売っているだけになってしまいます。
④海外に行く
日本から出たことがなければ、大学生のうちにぜひ海外に行くことをおすすめします。
これは、外国語を得意になるためだけではありません。
例えば、アジアやヨーロッパをバックパッカーしてみれば、日本とこんなに違うのかと衝撃を受けたり、自分の中の常識が変わるでしょう。
危ないから行かない方がいいとシャットダウンしてしまうのは簡単ですが、そこの国で生活している人たちを現地で感じる機会というのは、社会人になったら少なくなってしまうのも事実。
強くたくましく生きている人たちの素晴らしい文化、その国の言語に触れることで、自分の将来、生き方にも影響を与えるかもしれません。
海外を知ることで、日本のことを理解する機会にもなりますし、世界の歴史を肌で感じる機会は、海外に飛び出してみないとなかなかないでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか。パッとしない大学生活を変えることが出来そうですか?
大学を卒業して社会人をしていると、大学生活で培ったことは無駄ではなかったなと思う場面に出くわすことがあります。
バイトで学んだコミュニケーション能力だったり、海外で体感した自分の枠を超えた価値観だったり、多くのスキルを得ることが出来たのだなと、当時の自分を振り返って、よくやったと褒めてあげたいです。
時間は目に見えないですが、何よりも大切にしなければならないものです。ぜひ、無駄にせず有意義な大学生活を送ってくださいね。